かっぴーのレビュー一覧

  • 左ききのエレン 17

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    たまにいる努力の基準がとんでる連中。
    確かにいるなと思う。
    だからできてない、であって
    だから私は天才、という発想になる人は少ないと思うが。

    あかりが完璧になりたいから女優をやろうと思った
    という理由はちょっと意外に思った。
    付き合っていた時に、光一が
    「おばあちゃんになったあかりを見たい」
    と言ったことがあったのか。
    あやのが前言っていたが、これもそういうところ、だろう。
    そんなことを言われたら、それはエレンに
    なにか変わったと言われるほど変わるのも分かる。

    アラタは幼少期からぶっとんでいたが、
    あかりをおとせ、と光一に迫ってくるとは思わなかった。

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    2025年04月13日
  • 左ききのエレン 16

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    エレンが記者会見に臨む。
    描く事は言葉であり、みんなに見せる為ではなく
    誰か1人のために書いた手紙で
    返事をただ待っている という言葉が素敵だ。

    ペンを落とした振りで机の下でスニーカーを
    さゆりが渡して履き替えさせているのも良いし、
    会見の最後に自分の名前の意味を訊かれて
    「アイラブアート」と答えるところが良い。
    名前を呪いだと言っていたエレンが。

    その会見を見ていたエレンも良い顔をしている。

    ルーシーがMoMAでのことが
    トラウマになっているのが辛い。
    さゆりが気づかなかったし、エレンは気づいても
    言わずそのまま続けようとする三人のシーンが切ない。
    この映画はエレンが主人公だけど
    ぼく

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    2025年04月13日
  • 左ききのエレン 15

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    組織は上にいかないと変えられない。
    冬月は有能では無いが恩があるという流川のエピソードもしんみりする。
    結局あれからコピーライターは諦めてしまったのは少し寂しいが
    悩んだ末光一を思い出して「プランCだ」という背中が頼もしい。

    広告代理店で働いている光一にとって、確かに今のあかりは天敵でしかない。
    あやのは友達だから、と言うセリフ、本当に「そういうところ」だ。

    エレンが「チャンスは水をかけてくる」というのは
    さゆりのことを言っているのだろうと思うと、
    あの出会いをエレンがチャンスだったと捉えているのは
    なんだか嬉しくなる。
    自分の偽物を騙っている人間なのに
    庇ってあげるエレンが優しいなと思う

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    2025年04月13日
  • 左ききのエレン 13

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    神谷さんがどんな思いで、1巻冒頭のコンペに挑んでいたか。
    会議室で即興で5分プレゼンできる度胸も知識も
    やはり並ではない。

    八谷さんがロマンチストであり、だからこそ皆が
    ついてくるというのもなるほどと思った。
    メンバーが「勝たせたい」と泣きながら言えるようなチームに
    情熱が無いわけがない。

    本当に光一にはガッツがある。
    それは才能と言っても良いのではないかという程の。
    ふたりでやっと案を出せた後、
    みっちゃんがひとり誰もいないところで
    小さくガッツポーズをしているのが良かった。

    孤独だと言われて「孤独の何が悪い」と返せる
    神谷はすごいな。
    親父にキレていいのも許してやれるのもオレ達だけ。

    0
    2025年04月13日
  • 左ききのエレン 11

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    海堂さんにちゃんと手土産を持って挨拶に行っている辺り
    さすがさゆりだなと思う。

    エレンのバイト先の店長は、描いてもらった絵を大事に飾ってくれているのか。
    問題児だったろうエレンを雇ってくれていた人だし
    優しい人なのだろう。

    バンドのMVを撮って、請求もしていないのに

    さゆりはこの辺りは貫禄が出てきた印象。
    弁護士に誘わせてデートをしながら
    自然な会話に紛れ込ませてエレンたちに返事をする。
    普通できることではない。

    美術館で誰もアートを見ていない。
    自分としては否定したいところだが、きつい指摘。

    ルーシーにきちんと代金を支払ってくれる仲間って良いな。
    きっと仲間たちはルーシーのことをち

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    2025年04月13日
  • 左ききのエレン 10

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    これで本当にOKなのか判断基準もわからないまま
    判断を迫られる光一の状況には同情する。
    過去のカタログを参考にしようと思いつけたのは偉いし
    現場の人たちも新人であることは分かっているのだから
    わからないことは教えを乞うて理解できてから判断するのは正しい。
    できなかった、という自覚も大切だ。

    久米田さんの態度がちょっと不思議だったが契約社員とはなるほど。
    どれだけ仕事ができても定額使いたい放題で正社員にしてもらえることは
    大抵ないだろう。
    新人がやる仕事は誰かが築き上げた大事な仕事を分けてもらうしかない。
    それに気がついてから大事なスニーカーを履き始めるのが好きだ。

    初登場時からなんとなく好

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    2025年04月13日
  • 左ききのエレン 9

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    あえて自分を格下に見せて勝負に誘い話を聞かせる戦略は、
    よほど自分に自信がなければできないだろう。
    アンナの出す案もさすがだとは思ったが、
    まず顔を出しての謝罪会見はさすがに”ダサい”。

    話を聞いてさえもらえれば本当に良いプレゼンならアンナも認める。
    左ききには良い右腕がいた。良いフレーズだなと思う。
    ここで学生時代のアテナと呼ばれていた話を出して、ニケの名前を持ってくるところも心憎い。

    あかりに比べたらあやのはよっぽど常識人だ。
    さゆりに気遣いができるようになったエレンの成長が面白い。
    嫌われる覚悟で論破しようとするさゆりと仲間にしようとするルーシー。
    彼女を見習おうと思うさゆりも成長し

    0
    2025年04月13日
  • 左ききのエレン 8

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    エレンが成功しても失敗しても自分の手柄ではなくエレンのせい。
    そういうところがはっきりしているのがさゆりらしい。
    冷たいというより人の手柄を横取りしないのはフェアだと思うし、
    ビジネスと言いつつ人生そのものなのだ。
    立ち止まりそうになった時にエレンに発破をかけるのは光一なのだな。
    別々の道に進んでも二度と会うことがなくても私は最後まで一緒にいてやる
    時間も場所も領域も超えて何かに人生を捧げた人間たちは繋がっている
    天才たちならではの会話だ。
    あかりがあの一瞬で『普通』になってしまったのが、
    一緒にいてくれる人に初めて出会えたと思ったのに裏切られた気がしたのだろう。
    あかりからしたらそんなつもり

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    2025年04月12日
  • 左ききのエレン 7

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    ネタバレ

    他人をコントロールしようとしていたのは
    良いこととは言えないとも思うが
    浮気をされて振られるなんてさゆりが気の毒だ。
    あかりはあかりでエレンに振られてどっちも修羅場。
    ただそこから、才能が埋もれないよう
    横柄な天才より謙虚な凡才の救済の為雑誌を作る
    という行動に出るところが優秀。
    しかし会いたくなった、ではなくちゃんと
    初手から取材だと言ってあげて欲しかった。

    自分につく嘘は呪いになる。
    空気を読み過ぎて空気になった。
    水をぶっかけ合った2人が手を組むことになるとは。
    ワクワクする展開。
    お互い言いたいことを言うようになってからの2人は
    見ていて気持ちが良い。
    タクシーに向かってそれぞれが利

    0
    2025年04月12日
  • 左ききのエレン 2

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    ネタバレ

    仕事をしていると自分の時間なんてない。
    営業だと尚更だろうし、自分のやりたいことが
    別にある人にとっては本当に辛いと思う。
    とてもよく分かる。

    デザイナーと営業の対立は、あるあるだなと思う。
    デザイナーだからって自由な時間に
    自由な服装で出勤して勤務中も音楽を流して
    インスピレーションの為と言って出かけて
    終日帰ってこなくても許されるのが自分も疑問だった。

    逆にデザイナーから見て、営業が客の顔色しか見ず
    作品のことを見ていないことも腹が立つだろうし
    どっちの気持ちも分かる。

    神谷さんはチームだと思ってくれていたのに、
    合コンの様子を同僚に話した人間が悪い訳で、
    つまりクリエイティブではな

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    2025年04月12日
  • 左ききのエレン 3

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    ネタバレ

    真相は分からないが、大人たちが無責任に
    子供に聞こえる場所で噂していた自殺という理由より
    朝日を見たくて思わず飛び出したという方が
    余程父親らしいし、救われる部分があると思う。
    何よりエレンがそうだったのでは、と思えるのが
    彼女の時間が動き出すきっかけができてほっとする。

    光一とエレンがライバル関係になるまでの流れが熱い。

    自分の人生がはじまる瞬間。
    はじまったら、はじまった時わかる。
    名言だなぁ。

    代理店の男は無い、が共感過ぎて笑ってしまう。
    尊敬する人をただ尊敬するのと、負けたくないと思うのは違う。
    光一に足りないのはそこなのだろうな。
    この人みたいになりたいという思いは
    純粋過ぎる

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    2025年04月12日
  • 左ききのエレン 4

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    ネタバレ

    しちとはちで聞き間違いということなのだろうが
    ななと言うべきだったし、こんな大事なことだし
    電話をもらった後メールでも確認しておくべきだっただろうが
    忙しい分そんな余裕がなくなるのも分かる。

    印刷会社に恩を返すつもりで仕事をふったり
    やり直しをさせる訳にはいかないと考えたり
    流川の仕事のやり方は人情的だ。
    冬月部長は言ってないことを言ったと言ったり
    兎に角謝罪のスタンスだったり、
    よくいる最悪まではいかないクソ上司でリアル。
    沢村さんは恰好良いな。
    普段サボっていても、
    「おっさんつーもんはさ…若者がドタバタしてる時のためにヒマしてんのよ」
    と電話一本で解決してくれるのが頼りになる。
    そうい

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    2025年04月12日
  • 原作版 左ききのエレン(36) :ファイブ・ポインツの決闘

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    わからない

    この世界線でのあやのと光一の和解と、
    久々にエレンを見られたのは良かった。
    しかし金持ちやら何やら、何が見せたいのかはよくわからない。

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    2025年03月24日
  • 左ききのエレン 1

    匿名

    最初は絵が好みじゃないと思ったのですが、読んでみると面白いので気にならなくなりました。いろいろと社会人は大変なんですよね、ほんと。諦めない光一の姿に心が揺さぶられました。

    #感動する

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    2025年02月27日
  • アイとアイザワ(2)

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    設定がおもしろい!

    中々ないファンタジーでしたが、AIとアイ、おもしろかったです。
    この内容が2巻で終わるとは…すごいけどもったいない!
    もっと読みたかったので、4巻ぐらいまで話があってもよかったなと思いました。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年02月04日
  • 原作版 左ききのエレン(35) :天才の穴

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    才を見る

    才能って方向にしたのね。確かに謎のダイブ能力で押し切られるよりはいいかも。
    そして暗に示されてはいたけど柳がどうしたのかが台詞で示される。なぜ、が
    語られるだろうか。

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    2024年12月26日
  • 原作版 左ききのエレン(28):災厄の日・後

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    反社

    と評されても仕方のない連中の血も涙もない支配に堕ちるか?
    せめて発言権のある子会社になるのか?
    といったって本質は変わらないだろうしなぁ。
    緊迫のヒキ。

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    2024年06月08日
  • 原作版 左ききのエレン(27):災厄の日・前

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    いやはや

    読者を休ませる間もなく今度は災厄とな。
    悪夢かと思っていたのに悪夢ってのはこうだ、とでも
    言いたいのか。どうする光一!共闘!?

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    2024年06月07日
  • 原作版 左ききのエレン(25):最期の戰い・後

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    光一vs

    これまで何人か実在のクリエイターが登場したけど、
    このサニートライの社長は本当にこういうヒトなのか?
    このプレゼンをこういう表現にしたのはなかなかの
    賭だったのでは?

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    2024年06月07日
  • 原作版 左ききのエレン(24):最期の戰い・中

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    土壇場

    アイザワ頑張った!これは駄目だったんか?よくわからない。
    いかにも漫画みたいな奇跡はここでは起こらなかったということでいいのか?
    意外や意外というところでトラブルが加わるとは。緊迫のヒキ。

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    2024年06月07日