冨田和成のレビュー一覧
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1.富裕層はお金についてどのように考えているのか
プライベートバンクってそもそもどんな仕事をしているのか
2.1億円を超えるかどうかで富裕層かどうかが決まる。彼らは何故資産を増やすことができるのか。なぜそれを継続し続けられるのかということが書かれています。
また、著者が経営しているプライベートバンクは、日本では馴染みがなく、実際には資産運用をしているということしか知らない人が多いです。そのため、プライベートバンクの仕事内容についても書かれています。
3.富裕層にも種類があり、成り上がり型、相続型、地主などに分類されます。それぞれで悩みが違うので、資産運用の仕方も異なり、悩みも異なるということです。
このような中、プライベートバンクとして、まず基本となるバランスシートを活用することで課題発見をしていくことから始めます。特に重要なのは「聞く」「理解する」に徹することです。これはどのビジネスでも同じなのであまり驚きませんでした。改めて重要だなと思ったくらいてました。 -
Posted by ブクログ
中身は、元野村証券の富裕層営業で現在はFINTECHベンチャーであるZUU社長の著者の勧める投資スタンス。ハーバード大学が分散型ポートフォリオ(株・債権・オルタナティブ)で過去20年に平均10.4%の利回りというのが知らなかった投資方法のため、★4つ。16年の同大学の投資内容をみると、オルタナティブに6割近く投資している。オルタナティブとは金融資産での投資(プライベートの貸出、ヘッジファンド)と実物資産(不動産・原油・金・穀物・天然資源)。今の時代は、株債権以外の商品にも投資しないと安定運用は望めない。素人がオルタナティブに投資する方法もETFや投資信託の充実で可能になってきている。例えば・・・・という富裕層ではない人にも役に立つ内容。
覚書
・SMA(Separately Managed Account)が真のラップ口座
・COCO債(contingent Convertible Bonds)金融機関の転換社債?
日興のグローバルCOCO債ファンド、グローバルハイブリッドプレミア、SBIのピム子世界金融ハイブリッド証券戦略ファンド 等
・ロング・ショート戦略(半分値上がりしそうなもの買い、半分値下がりしそうなものを空売り) 投資信託 スパークス日本株ロングショートプラス、日興上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ポラリティ(βヘッジ)
・マネージドフューチャーズ戦略:順張りの先物取引
・未公開株(PE)に連動:EFF iシェアーズ上場プライベートエクイティUCI, 投資信託 日興グローイングベンチャーファンド -
Posted by ブクログ
元証券マンで金融ベンチャーの経営者である著者が大富豪がもつお金にまつわる哲学をテーマに基づいて書いた一冊。
著者が専門とする金融に関する知識はもちろんのこと考えやお金の使い方など様々なことを一般の人や小金持ちとされる人との対比でより直感的にサクッと読むことができると感じました。
タクシーを使っての時間を有効に活用することやヘルシーな和食のお店を積極的に使うことなど普段の自分の生活からは想像できない世界の方たちの考えについて知ることが出来、非常に勉強になりました。
大富豪は先を見ることとそのための行動にはお金を惜しまないという姿勢を持っていることが本書から理解することが出来ました。
それだけでなく、著者が専門とする相場との向き合い方や投資信託や保険といった金融についてのことや税金や不動産などについても知識をつけることが出来ました。
本書に書かれている大富豪の哲学を意識することによって自分が更にランクアップすることができるのではないかと感じた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
業績低迷や目標未達に悩む主人公が、鬼のようなスピードと精度でPDCAサイクルを回す「鬼速PDCA」のフレームワークを学び、圧倒的な成果を上げる姿を描いた実践的ビジネスコミック。著者は、多くの人がPDCAを回せない真因は「計画が抽象的で、検証の仕組みがないこと」にあると喝破する。目標を徹底的に因数分解してボトルネックを突き止める「P(計画)」、課題を1日単位の具体的なToDoにまで落とし込む「D(実行)」、毎日・毎週の振り返りで要因を特定する「C(検証)」、次のサイクルへ即座に反映させる「A(調整)」という一連の型を提示。感情やモチベーションに依存せず、目標達成のスピードを極限まで加速させるための再現性の高い手法を明快に体系化している。
所感・深掘り
「PDCAとは単なる反省のルーティンではなく、脳のメモリを浪費させる『次に何をすべきか』という迷いを先回りして消し去る構造化の設計である」という本質を突きつけられ、日頃の目標管理と行動設計のあり方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「『頑張って成果を出そう』という抽象的な目標設定こそが、脳に莫大な認知的負荷を強いている」という構造の罠だ。数字や行動に落とし込まれていない曖昧な計画を抱えていると、脳は「本当にこれで合っているのか」という不安にメモリを奪われ、肝心の初動が重くなってしまう。目標を因数分解し、「今日この瞬間に行う具体的なアクション」へと客観的な事実として整えること。選択の迷いを物理的に削ぎ落とし、目の前のToDoに没頭できる一本の型を敷くことこそが、精神的な消耗を防ぎ抜く極めて合理的なセルフマネジメントなのだと痛感した。
また、課題の因数分解と検証の仕組みを整え、現場に分かりやすい地図として手渡す姿勢は、組織を率いる指導者やリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダーが抽象的な精神論や気合いばかりを要求すれば、現場には推測と手戻りが蔓延し、メンバーは疲弊して主体的な自走は望めない。指導者自らが私心を捨て、誰もが迷いなく動ける定量的な指標と振り返りの型を先回りして差し出すこと。リーダーがブレない安心感と検証の土台となり続けるからこそ、現場の仲間は恐れを捨てて自発的に改善を重ね、組織全体が淀みなく最高速で自走するのだと確信させられた。
抽象的な精神論や場当たり的な努力を捨て、鬼速PDCAの型で行動の迷いを削ぎ落とし、高速回転の仕組みを現場の自立へと還元し抜くこと。
目標達成に行き詰まりを感じている人はもちろん、組織マネジメントとタスク設計の解像度を極限まで研ぎ澄まし、関わるすべての人を迷いなく確かな成果と自立へと導く不動の軸を確立したいすべてのリーダーにとって、常に手元に置いて立ち返るべき実行力強化の教科書だ。