冨田和成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
似たような本をちまたでよく見る様になったが、内容はおおむね自己啓発的な内容で、どれも似たり寄ったりである。本書も前半は大富豪の考え方、金の使い方などを書いており、他書との差は取り立てて感じない。
本書の特徴は後半にいくにつれ、徐々に実際の資産の考え方や、方法論の紹介がなされている。金の増やし方、守り方では、実践的な内容も書かれている。もちろん内容はほんのさわりでしかないため、本当に手を出そうと思えば自分で調べればよい。
最後の相続対策は、本書を読むような人たちにどれほどかかわる内容かは不明である。しかし、相続税と節税対策なんて、複雑でわかりにくいイメージしかない物を、簡潔に筋道立て -
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ネタバレ一年の計は元旦にあり、と申します。私もこれまで、正月休みを利用して、今年はこれをやるぞ、あれをやりたいなどと散々決意を固めたりしてきました。
だけれども、残念ながら、そうした目標が大概うまくいかず、時に忘れ、時に三日坊主程度、良くて数カ月しか続かないことは皆さまも経験があるかと思います。
そうしたときに、社会人ならPDCAというフレームワークを思い浮かべると思います。
私も仕事でもプライベートでも、見様見真似でPDCAを回してきましたが、どうもC(Check)がうまくできません。
目標を設定して計画はするものの、計画倒れ、一部分を実行したっきり、予定はしたけど遅延に遅延が重なり結局やり -
Posted by ブクログ
やりたい事をやればいいのに一歩踏み出せない、何も始められない。
その原因はたいていお金。
やりたい事をやってお金がなくなり生活ができなくなったら…とお金がいつ無くなるかわからない不安を抱えている。
やりたい事を実現できる人生にするため、自分株式会社のCFO(最高財務責任者)として、P/LとB/Sの概念を理解し、個人に当てはめて考えることが重要。
またそのためにはどれくらいお金が必要なのか計算し目標を立て、そこに向かってPDCAサイクルを回していく必要がある。
そのPDCAでよく躓くポイントや、達成するために意識すべきポイントが詰まった一冊。
時間とお金のトレードオフを意識し、自分という -
Posted by ブクログ
資本を国家ではなく個人が持っていいシステム、資本主義。
資本とは、価値を拡張する仕組みで、事業資本、固定資本、人的資本がある。
資本を増やすことで1人ではできないことも達成できる自由な世界。
資本を増やす=成長。成長しているものには高い評価がつく世の中なので(企業価値などのこと)成長が前提になっている。
私は、仕事もプライベートもその時々の「好き」という感覚にしたがって選択してきたけど、本当に好きなことを実現するために、全て資本としてどれだけレバレッジが高いかを選択基準にすると少し見える世界が変わるかも?(本当に好きなこととか、達成したいことが特にないのだけど。笑)
筆者が一番レバレッジの高