あらすじ
PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(調整)の4ステップからなるPDCAサイクルは、ビジネスパーソンであれば誰もが知る古典的なフレームワークだ。
しかし、PDCAほどわかっているつもりでわかっていない、そして基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワークも珍しい。
PDCAを極め、「鬼速」で回せるようになると、仕事に一切の迷いや不安がなくなる。そして、常にモチベーションを保ったまま、天井知らずに成果をあげられるのだ。
★「鬼速PDCA」とは?
「鬼速PDCA」とは、PDCAを、高速を超える「鬼速(おにそく)」で回すことを指す。
このPDCAモデルは我流ではあるが、10年以上の実践を通して磨かれてきたものだ。
野村證券時代に支店での営業やプライベートバンカーとして数々の最年少記録を残せたのも、
独立後わずか2年で月間1000万PVを超えるWebサービスを作れたのも、すべて鬼速PDCAを実践してきたおかげである。★「鬼速PDCA」のしくみ
- 目標へのロードマップの全貌をロジカルに導く「因数分解」
- キャパオーバーを防ぐ「工数棚卸しシート」
- 仕事の先送りがなくなる「半週ミーティング」
- 仕事のモレ・ムダがなくなる「鬼速進捗管理シート」
- 日々の気づきを行動に変える「なるほどシート」
- 自分を成長させる習慣を定着させる「ルーチンチェックシート」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
鬼速PDCAざっくり
→詳しくは書籍を参考にする
①GOALを定量化する(KGIの設定)
┗・期日を決める
┗・定量化する
┗・GOALを適度に具体的なものにする
②現状とギャップを洗い出す
③ギャップを埋める課題を考える
④課題を優先度づけして3つに絞る
┗・インパクト、時間、気軽さ
⑤各課題をKPI化する
⑥解決策を考える
⑦解決策を優先度づけ
因数分解をしていくイメージ
速さと深さ
ポイント1
抽象度を上げてから分解する
ポイント2
5段回目まで深掘りする
ポイント3
1段目はMECEを意識する
ポイント4
切り方に悩んだらプロセスで切る
ポイント5
簡単な課題は「質×量」で切る
ポイント6
マインドマップで鍛える
解決策
DO→課題解決のための方向性
TO DO→スケジュール化されたもの
①解決策をDOに変換する
②DOに優先順位をつけ、やることを絞る
③DOを定量化する
④DOを「TO DO」に落とし込む
Posted by ブクログ
PDCAは形式ではなく「思考と行動の筋トレ」。
計画し、実行し、検証し、調整することを高速で繰り返すことで、個人も組織も鬼のようなスピードで成長できる。
行動量を増やすことよりも、“正しい方向にすばやく修正する力”こそ成果を生む。
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メンバーが迷って立ち止まる時間をなくす仕組みをつくることが重要。
迷いが長引くとチーム全体の成長スピードが落ちるだけでなく、本人にとっても苦しい時間になる。
課題を口に出すことは恥ずかしいことではなく、むしろ賞賛されるべき行為である。
課題がない組織など存在しない。
PDCAはスキルを伸ばすための基盤であり、成長し続けるプロセスそのもの。
最短距離でゴールに到達するためのエンジンでもある。
計画段階で緻密に数値化し、目標を立てれば後の実行は格段にスムーズになる。
著者自身も社会人になってから毎日PDCAを回し続けてきたという。
続けることでPDCA力にレバレッジがかかり、学習・仕事・私生活のすべてでスピードと自信が増す。
人が歩みを止める理由は3つに絞られる。
①ゴールが見えない(自分がどこへ向かうのか不明)
②道が見えない(努力の意味が分からない)
③手段が見えない(このやり方で良いのか不安)
これらを可視化していくことが、行動のエネルギーとなる。
障害にぶつかるのは前進している証拠。
課題を避けるよりも、課題にぶつかり、乗り越える経験を積むことで成長は加速する。
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PDCA各フェーズの本質
Plan(計画)
・明確なゴールを設定し、到達点から逆算する。
・ゴールと現状のギャップを見える化する。
・「やらないこと」を決め、優先順位をつける。
・KGI(最終ゴール)→KPI(中間指標)→KDI(行動指標)の構造で整理。
Do(実行)
・明確な基準がないと人は“楽”な選択をする。
・タスクを細分化し、担当者を決めてその場で動く。
・行動を「Do」と「ToDo」に分けて、未着手を防ぐ。
Check(検証)
・「もっと効率的な方法はないか」と疑う姿勢が大切。
・検証を怠ると、ムダな実行を繰り返す。
・失敗要因だけでなく、成功要因も分析する。
Adjust(調整)
・「改善」よりも「調整」の方が実態に近い。
・ゴールや計画のレベルを適宜見直し、柔軟に調整する。
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ゴール設定と行動の見える化
・ゴールは1〜3ヶ月単位で設定するとモチベーションが保ちやすい。
・数値化し、期日を決めることで危機感が生まれる。
・KPIは“結果の目標”、KDIは“行動の目標”。
・結果はコントロールできないが、行動はできる。
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思考と分析の深掘り
・「なぜ」「どうやって」を5段階で掘ると課題が具体化する。
・最上位テーマの因数分解はMECEを意識。
・思考を止めないために必ず「書く」。
・マインドマップは思考の整理、メモ書きは脱ループのため。
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チーム運営と習慣化
・半週ミーティング(週2回×30分)で進捗を倍速化。
・進捗管理シートでKPI・KDIの動きを可視化。
・「なるほどシート」で日々の学びや気づきを共有。
・ルーチンチェックシートで習慣化を促す。
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PDCAコーチングの要点
・「何が課題?」「どこに引っかかっている?」など質問型で導く。
・沈黙を恐れず、答えは本人に考えさせる。
・自分で気づくことでモチベーションが上がる。
・質問の目的は“要因分析”“具体化”“行動喚起”の3つ。
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Posted by ブクログ
ビジネスパーソンなら誰でも聞いたことあるPDCA。でも、ちゃんと理解して学んだ方は少ないはず。私も言葉は知っていたけど、理解はできていなかった。著者の冨田さんが実践で作り上げて、ビジネススキルを余すことなく書かれています。間違いなくPDCAは全ビジネスパーソンに必須のスキル。この本は是非、手元に置いて何度も読み返して欲しい。
Posted by ブクログ
2025/04/16
p.102
私のなかで、鬼速のPDCAとは、運転で例えれば「だろう運転」に近い。
「安全運転」がゴールの現実の運転ではNGだが、「最速運転」がゴールのPDCAでは、高い仮設制度で大きな事故を避けながら、アクセルベタ踏みで「だろう運転」をしたほうが当然早く着く。
首都高で自分がこれをやったら、即死するか、延々と無限ループすることになりそうだなぁ。
Posted by ブクログ
・目標達成のために何が必要かを因数分解
・要因が明らかになるまで「なぜ」を繰り返す
・仮説を思い込みにしない
・上手くいかなかったときだけじゃなくて、上手くいったときも「なぜ」上手くいったのかを考える
・努力していることがちゃんと意味のあることなのか
・どこでつまづいていて、どう改善すれば目標が達成できるのか分析する
・大きなPDCAひとつを力ずくで回すより、小PDCAを並行して回した方が結果は早く出る
・人から言われたことより、自分で気づいたこのや決めたことのほうが圧倒的にモチベーションが高くなる
Posted by ブクログ
一年の計は元旦にあり、と申します。私もこれまで、正月休みを利用して、今年はこれをやるぞ、あれをやりたいなどと散々決意を固めたりしてきました。
だけれども、残念ながら、そうした目標が大概うまくいかず、時に忘れ、時に三日坊主程度、良くて数カ月しか続かないことは皆さまも経験があるかと思います。
そうしたときに、社会人ならPDCAというフレームワークを思い浮かべると思います。
私も仕事でもプライベートでも、見様見真似でPDCAを回してきましたが、どうもC(Check)がうまくできません。
目標を設定して計画はするものの、計画倒れ、一部分を実行したっきり、予定はしたけど遅延に遅延が重なり結局やりたいこともやれず…こういうことはある意味「日常」であります。
ということで年始年末に新年の目標を考えつつ手に取ったのが本作であります。
・・・
私はPDCAのCのやり方をもっと学びたいと思ったのですが、初めの数章で私の思い込みは打ち砕かれました。
筆者曰く、殆どのPDCA不全症候群はPの不足であると述べます。
そこで、むむっとなります。いや俺、結構しっかり計画立てているんだけどなあ、と。でも読み進めるとよくわかります。
・・・
言うならば、本作はむしろロジカルシンキングの本、と換言することもできると思います。
一つの目標や課題に対して、なぜそれが問題なの?どうやれば解決できる?WhyやHowを繰り返し、目標・課題の要因の樹形図を作るというものです。
こうした樹形図ができれば、あとは個々のノードにぶら下がっているアイテムが、筆者が言うKPI・KGI・KDIなど、タスク管理の単位となります。
ここまで片付けば、あとは週次なり月次なりでアイテムに対する進捗が簡単に管理できる、ということになります。その振り返りでは何でうまくいかない、どのようにアプローチしたらうまくいく、ひょっとして本当は必要ないか、などと問うことも含まれます。
良く分からないサマリで申し訳ないのですが、詳細は是非本作をお読みください。
・・・
再びリキャップすると、本作の要旨は、PDCAのPの部分をロジカルシンキングでブレークダウンする、と。個人的な感覚ではこの段階で60%程度PDCAの出来不出来が決まる気がします。Dは文字通り。そしてCとAは再び自己省察が必要です。ただしPがある程度できていればCはそこまで重くない気もします。
・・・
ただ当たり前ですが、本作はPDCAを回しつつ読む、PDCAがうまく回らないときに再度筆者の考えに立ち戻る、という使い方をしないと役には立たないと思います。また自分で手を動かして紙に書きだす、図式化を試みるなど、とにかく自分でやってみないと内容が理解できないと思います。
その点ではより壁に多くぶつかって苦労し考えてきた方こそ、再読回数が少なくて済むのではないでしょうか。私は・・・あと3、4回は再読が必要かも笑
・・・
ということで、PDCAマニアによるPDCA本、でありました。
なかなか為になりました。私はこの本を読んでいる最中に本年の目標を立ててみました。この本に従い、目標を遂行してみようと思います。そして一年後、ひょっとしたら私はすごい人になっている?かもしれません。知らんけど笑
私のような人生の夕暮れのおっさんにも相当参考になりましたが、それ以外にも、決めた目標がうまく達成できない人、どうしてもやり遂げたいことがある方、自分のPDCAがなんかうまくいかない方、そうした方にはかなり参考になる本かと思います。
Posted by ブクログ
書かれていたことは非常にベーシック。
だがとても大切なことが書かれている。
仕事は終わりがない、
だからこそ、止めないことが大切だし、
やりながら失敗しながら軌道修正をすればよい。
何もやらずにただだ悩み続けること、
止めることは避けなければいけない。
Posted by ブクログ
PDCAの基礎を学べる、かつ、読みやすい一冊だと思う。
社会人がわかっているようでわかっていない、PDCAの真髄を書いてくれている本です。具体的なシートのところまで共有してくれているのはありがたい一方、そこまであると逆に思考が進まないのでは?とも思ってしまうかな。
Posted by ブクログ
PDCAを舐めてたと気づかされた一冊です。
自分がやってたPDCAは浅かったなと反省。
正しくプランを立て、具体的数値に落とし込んだ行動目標を実行し、日々振り返りをして、軌道修正をする。
本書ではAをActionではなく、Adjustmentとしているところが特徴的で、その意味がよくわかります。
早速明日から使っていきたいメソッドの詰まった本でした。
Posted by ブクログ
PDCAをここまで細かく、かつ論理的に組み立てを意識して解説した本はない。
相当意識の高い人に向けられた本になる。
しかしながら、意識が高くない人が読んだとしてもとっつきやすい点もある。
かなり勘違いされがちなシンプルな構造ではなく、より次に行動を促すための本になる。
Posted by ブクログ
PDCAを回せとは入社時の研修に始まり何度も言われてきたが、実際に回し続けられている人は周りにほとんどいないと思う。
本書では著者が独自に深化させた具体的なPDCAの進め方について知ることができる。どんな教科書でもやりきれば力はつくが、ほとんどの人はやりきれない。著者の考えに感銘をつけたので、一つずつ実践していく。
テーマを決めたら細かく因数分解する。
ゴールを定量化する
PDCAは計画が5割
Posted by ブクログ
あぁ、聞きなれない横文字と数学への苦手意識で、中身が入らないところがあります。
読み終わった。もっと基本的なものから読みたいと思った。OODAも学ぶよう言われたので、OODAもみてみよう。
Posted by ブクログ
実行フェーズでの保留が一番の無駄。
そうでしょうね。
配偶者のご機嫌取り、が非重要・緊急領域の第三事象に入れられてて、軽くイラッとしてしまいました。
本筋とは何ら関係ない箇所ですけどね。
複数の子供を育てている過程で、まとまった振り返りの時間なんぞ確保出来るわけもなく、生き延びるのに必死だった10年超。
ご家族にもご自身同様、振り返る時間を確保して差し上げていたのかしらぁ?なんて意地悪な事を考えちゃったりして。
幸い、子供も大きくなりました。
遅咲きの新人ですが、書き出す、分解するなど始めてみましょうか。
実行フェーズでの保留が一番の無駄だそうですし。
Posted by ブクログ
自分自身がやってきた方法を言語化している。
誰かに自分のやり方を教えるときに使える要素になるが言語化•形式化しているためやりすぎ感は否めない。ただ、自分自身の弱いところを注意事項として記載があるのでたまに読み直すといいかも。
Posted by ブクログ
鬼速PDCAはサイクルをとにかく繰り返すように検証と調整を頻繁に行うことに重点を置いている。
素早く行うというよりも最低限の時間と努力に抑えるために現状把握やKPIやKGIなどの中間目標を明確にさせることが大切である。
定期的な検証と調整により最短距離でゴールに近づける。PDCAというと"改善"がイメージされるが、実際は上手くいった場合に検証することは再現性をあげるために必要である。
今まで計画を立てる時に目標=行動になっていた。課題とそれに伴う行動は分ける。解決案とDOは違う。一つ一つのプロセスを分けて考えるのが自分には出来てないと感じた。
Posted by ブクログ
⚫︎ゴールは適度に具体的なものを
⚫︎課題はインパクト、時間、気軽さで選ぶ
⚫︎計画時に因数分解で課題をじっくり出す
⚫︎Doを直ぐ手がつけられるレベルのTO DOまでおとす
⚫︎できた要因分析を!→再現
Posted by ブクログ
※以前に読んだ本の登録
ざっくりメモ
人は何かを達成したいと思ったら次に取るべき行動を考える。人によっては精度が粗いまま行動をするが、そのフィードバックを次の行動に反映させたらPDCAになる。
問題解決の時だけではなく、うまくいっている時も常にPDCAを意識、素早く回すことを意識して行動することが大事。何も考えずに行動するのではなく、PDCAの各項目を常に考えて整理する習慣にしたいと思った。
Posted by ブクログ
PDCAとよく言われるけど、その原点となる本。
「暗闇の砂漠で、ほかの人は見えない中で探りながらオアシスを探すが、PDCAを使えればはっきりと見えた状態でオアシスに向かっていける。」みたいなのが印象的
Posted by ブクログ
褒め言葉ですが、この著者は変態的だと思います。さすがにここまで徹底してPDCAを回し続ける事は出来ないなと途中で距離を置いてしまった。
ただPDCAを設計する、運用するプロセスはとても合理的で参考になった。
Posted by ブクログ
PDCAの確認用。
目標を定量化したゴールをKGIとして、KPIと同様に定量化するのは確かに、と思った。
富裕層相手(会社の受付突破して役職者と商談)営業での実用・効果は理解できた。
数字の成果が直接評価に反映するベンチャー時代を思い出した。
また営業をやる時には参考にしたい。
Posted by ブクログ
P20
PDCAが「前進を続けるためのフレームワーク」である限り、それを、高速を超える「鬼速」で回し続けることで、会社、部署、そして個人が圧倒的なスピードで成果を出し続けることができる。さらに、前進していることを実感することで自信が湧き、モチベーションにドライブがかかり、さらにPDCAが速く回る。
P34
立ち止まる、迷うといった感覚が長期に続くことはチーム全体の成長スピードを落とすだけでなく、メンバーにとっても辛く苦しいことである
P35
鬼速で前進を続けている限り、新たな課題が次々とやってくる。とくに私たちはフィンテックのベンチャー企業であり、先人が達したことがない未知の分野でチャレンジをしている。
P38
課題がないのは行動をしていない証拠」
P41
自分の行動を週に1回でも振り返る習慣がある人は現時点でかなりの成果を出しているはずである。それくらい振り返りの習慣を持つ人は
P388
のPDCAを回し続けるのは簡単ではない。自分の意志が弱いならルール化も必要だろ
P390
「改善・伸長」と「継続的な改善・伸長」は別物であることを留意すべきで
P421
最初に掲げた大PDCAのゴールがいかに壮大であっても、それらを小さなPDCAに分解できる。これらを回すことで、加速度的に目標に近づくことが
P446
思考が止まりそうなときは、「なぜ」か「どうやって」を自分に問えばいい
P464
そのときにすぐに上を向いて、歩みを続ける原動力になるのが
P465
人が不安や疑問を感じ、歩みを止めてしまう原因は3つしかない。 ・「自分はどこへ向かおうとしているのか?」(ゴールが見えない) ・「果たしていまの努力は意味があるのだろうか?」(道が見えない) ・「この方法のまま続けていていいのだろうか?」(手段が見え
P469
こうしたことが曖昧なままではモチベーションが上がるわけがない。ましてやその状態で大きな障害に出くわしたとき、それを乗り越えるだけのパワーは湧いてはこ
P477
そして、何回か障害を乗り越える経験をすれば、そのうち課題にぶつかることが楽しくなって
P481
むしろ障害物に遭遇したら前に進んでいることを確認できたと素直に喜べば
P502
PDCAを回すと自信が湧き、自信が湧くからPDCAを続けられるので
メモ好きだから出来て自信がつくのか、出来たから自信ついて好きになるのかの違い
P543
計画フェーズでは、まず最終的に到達したい山頂を決める。これをしないと何も始まらない。そしてそのゴールはできるだけ具体的である
P551
ゴールが遠すぎると「課題」が見えづらいこともある。そのときは明らかに課題だとわかっていることはさっさと着手し、わからないことについては仮説を立て、動きながら計画精度を上げていくことで
メモ行動しない言い訳として計画が出来ていないってなってることあるなーー
P564
このときのポイントはアクションからタスクへの具体化を、なるべく迅速に行うことだ。 例えば「持久力をつけないと」「経験者を探さないと」といったアクションの粒度でいくら
P566
ていても、日々の生活に追われていたり、単純に乗り気ではなかったりするのであれば、なかなか実行に移せない。ましてやゴールが1年後であればなおさらだ。 人は明確な基準が与えられない状況下では、常に「気楽さ」と「緊急性」の2つの基準だけで行動を決めてしまいがちだからで
P574
アクションがわかっているのにタスク化していないという理由だけでPDCAサイクルが遅れることは究極の無駄である。逆に言えば、ここを意識するだけでもPDCAサイクルはかなり速く回るようになると言って
P594
実行するときは自信満々で。検証するときは疑心暗鬼で。 これがPDCAの
P646
ステップ ① ゴールを定量化する(KGIの
P650
期日を切ること。定量化すること。そして適度に具体的なものに
P683
理想は1~3ヶ月後
P697
ステップ ② 現状とのギャップを
P736
ステップ ④ 課題を優先度づけして3つに
P741
選択肢をふるいにかけ、「やらないこと」を決めると同時に、「やること」について優先度づけを行う
P744
そのときに使う基準は3つある。 インパクト(効果)、時間、そして気軽
P747
そして最終的には3つの課題に絞り込み
P786
① インパクトのもっとも高いものを最低でもひとつ選ぶ ② インパクトが劣っても短い時間でできそうなものがあれば選ぶ ③ 同列の課題が並んでいたら、気軽さを基準にして
P834
毎日検証をする必要はないかもしれないが、ベタな方法ではあるものの、紙に書いてオフィスに貼り出したり、少なくとも毎日数字を追うくらいの、徹底した意識づけをはかり
P837
ステップ ⑥ KPIを達成する解決案を
Posted by ブクログ
今まで何となくPDCAを回してたこと、本社からのKPI進捗更新に意義があることを気付かされた。現場の営業として仕事をしていると、目標や必要な活動を考える習慣を失ってしまう時がある。これからは3ヶ月後のKGIの立て、KPI、KDIで、定量的に進捗を評価出来るように心がけたい。
Posted by ブクログ
PDCAについて良く聞くフレームワークであったが、そこまで具体的に理解していなかったので、細かく書いてあり参考になった。PDCAは、成長速度に関わり、とても大切だとわかったので成果を出す為にやっていこうと思う。
ただ、思っていたよりも奥が深く螺旋状にあるイメージで終わりがない。何周もして磨きをかけたい。
Posted by ブクログ
研修でPDCAについて学んだときに、私はCとAを混同していることに気づいた。
より深くPDCAについて知りたいと思って調べたところ、出てきたので読んでみました。
具体例や数字などが豊富で新しく気付かされる点も多かった。
PDCAはどこから始めてもよく、まずは本を読んだり、気付きがあったときにすぐにメモを取っておき、その中から一つでもPDCAに落とし込めるようにしていくことが大切。
Posted by ブクログ
計画(P)→実行(D)→検証(C)→調整(A)を深く早く回していこうという内容。
個人的にはいらないと思う部分が多く、全体的に自分には合わないと思った。