加藤かおりのレビュー一覧

  • 異常【アノマリー】

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    SNSで見かけて気になった作品。
    海外文学はあまり得意ではないため、少し苦戦。
    あらすじをまったく見ずに読み始めたので、何が異常なのかを期待しながら読み進めた。

    異常な現象に見舞われた人々は、どのような行動を取るのか。
    その反応は人それぞれで、立場や価値観の違いによって対処の仕方も大きく異なる。
    それぞれのコーピング方法の違いが印象的。

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    2026年06月23日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    3.5くらい
    読むのに時間かかった。物語の加速パートに入るまでが長い…人間も多くて誰だっけとなる。
    シミュレーション仮説というのがどうも腑に落ちなくて、そこも読みにくいポイント
    でも重複者それぞれの人生の選択が面白くて、特にスリムボーイは好き(対面の場で寿司を食べながらお互い見つめ合うシーン面白いし、なくした片割れとの出会いみたいにしっくりきててよい)
    あとソフィアの父親による性暴力が明るみに出たところも、ちょいきついもののよかった。
    終わり間際の俯瞰した状態で登場人物たちの様子が描かれるところ、映画みたい。

    で、まさかの三便目…大統領の撃墜指示。ヒェ〜3があるなら4や5もあるのでは…これか

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    2026年06月19日
  • 異常【アノマリー】

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    ムンバイの自動車修理工場の中庭のパンクした古タイヤ
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                   そ 
                    し
                    て

                    少
                    石

                    の
                    立
        

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    2026年06月06日
  • 異常【アノマリー】

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    途中までは、設定なども踏まえてとても面白かった。
    最後にかけて、解説やミステリーの解決がなく、そのまま残された人々のその後という話題に入って終わってしまったのが惜しい。

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    2026年05月28日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    同じ人々が突如現れたら、国家として人類としてどう対峙するか。
    これがテーマの小説だ。

    小説というべきか、ドキュメンタリーのようにも思える。
    もともとの世界にずっと存在していた人たちをマーチ(3月)、3月時点から分岐して突如6月に現れた人たちをジューン(6月)と分類する。
    言葉は便利だ。同じ人間ですら分類できる。
    しかし、当事者にとっては残酷だ。
    自分は、ずっと一人と思っていたのに、1号、2号とつけられたようなものだからだ。
    一人の息子を前に合理的な判断を選び、共存を模索するマーチとジューンもいれば、
    たった3か月の空白のために身を引き、新たな生活を始めるジューンもいる。
    過去は思い出として共

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    2026年05月16日
  • 異常【アノマリー】

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    著名人の推薦文が煽り過ぎでミスリードと感じた。
    もっと感じ入りながら読むスタンスで読んだらより気に入っていたかも知れない。

    アメリカ映画的なエンタメプロットを期待してしまったけど、めちゃフランスだわこれ。

    フランス映画見るようなつもりで読んだらめちゃおもしろかっただろうなと思う。

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    2026年05月13日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    異常事態を見抜けるか?とか、あらすじ検索禁止という帯のSNS受けを狙った文句がミスリードすぎる。これはシミュレーション小説で、実際に読むことに意味があるのであって、ネタバレは読書体験を損なわないし、ミステリやSF的になぜこんなことが起きるかを推理するものでもない。
    私はSFを、科学で現象を解明するものを期待していたから、終盤に差し掛かりどうやらそんな話ではないらしいと分かって少し落胆した。
    それでも内容は面白く一気読みしてしまったし、「3機目」の悍ましさもいい。

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    2026年05月11日
  • エマニュエル・マクロン―フランス大統領に上り詰めた完璧な青年

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    幼い時から彼を取り囲んでいた教養ある環境、祖母に導かれてさまざまな文学に親しんだ“神童”の来た道を再構成。祖母との関係が両親より精神的には親密だったこと、パートナーとして選んだブリジットともやはり精神的つながりが強く、周囲の誰をも魅了しつつ、一定の距離は強固に保っている様子がうかがえる。
    シアンスポから進んだ典型的エナルクだが、ユルムは2回不合格といい、ノルマリアンに対する劣等感がどこかにひそんでいるかも、と思いつつ読み進んだが、そういう自分の奥底にあるものを隠すことにも非常に秀でているのだろうと思わせる人物評。
    以前、マクロンが小学校を訪ねた時に、教室で子どもたちに「右派と左派の違いを1分で

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    2026年03月12日
  • 迂回

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    もやもやと始まってもやもやと終わる。
    霧の中を歩いていて出口が見つけられない。
    そんな感じ。

    盛り上がりが無く、どんどん悪い方向へと進展していき唐突に終わる。
    最初から最後まで何が何だかよく分からず、読んだ後の気だるさが癖になる。
    今まで読んだことのないニュータイプの小説。

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    2026年01月03日
  • 生き急ぐ

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    ゴングール賞受賞作品ってことで、興味深く読みました。フランス文学って、やっぱりちょっと感覚が違うかなって改めて思う。pied noir って言葉も出てきて、フランスでホームステイしてたときに教わった言葉だから懐かしかったー

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    2025年12月02日
  • 迂回

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    ネタバレ

     まず、この小説を読んで思ったことは推理小説ではあるんだがはっきりとした事件や犯人が出てこなく、不思議な小説ということです。次にイタリア・シチリア島をせっかく夫婦で旅行している中、天気が大荒れで夫がさらに道を間違いまくっていくということです。
     自分はイタリアを個人で旅行する際に、身の回りの物(特にパスポート)は肌身離さず持つということをさんざん言われましたが、結局イタリアを旅行することはありませんでした。でも、海外を旅行するときには身の回りのものには気をつけるということをこの小説を読んで改めて思いました。あと、夫が道の選択を間違った上に何かにぶつかったという現象は最後になっても解決されること

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    2025年11月27日
  • 迂回

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    ずっと逃げてた。
    現実に向き合うことを避け、大丈夫だと自分と妻に言い聞かせながらも頭をフル回転させ逃げる様は、まあ気持ちわかるけどもね、とは言いたくはな……………らないか……。
    短く読みやすいが、少々唐突に終わるので続きが読みたい。

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    2025年11月01日
  • 生き急ぐ

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    自分は昨日のことも思い出せないのに、20年前の事故のことをこんなに整理して覚えていられる作者を尊敬します。

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    2025年10月29日
  • 迂回

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    シチリア島にヴァカンスで訪れた夫婦
    楽しいはずの旅が選択を間違え悪夢へと変わる
    今まで読んだことのない奇妙な小説でした
    ずっと不穏で不気味な雰囲気でストーリーは進み、軽い文体で読者は物語の世界に惹き込まれます
    好き嫌いは分かれると思いますが、私は好きでした

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    2025年09月13日
  • ちぐはぐなディナー

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    大人の男女の物語
    二組のカップルはそれぞれに
    互いに物足りなさを感じている
    出世したい男とおとなしい女の一組
    やり手の女と単なる教師の男の一組
    やり手の女の昇格を機に
    仕事をもらおうと目論む男
    関係に疲れた女

    四人は別れて別々の道を選択する
    ことになる
    外国の作品だからこそなのか 
    雰囲気は理解できた
    ちょっと退屈な印象だった

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    2025年08月09日
  • サヨナラは言わない

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    ネタバレ

    悲しみという怪物からパパと自分を守れ。

    エリーゼは日本人でピアニストのママとフランス人で調律師のパパとの間に生まれ、8歳でママを亡くした。ママがいなくなってから、パパは日本語を禁じ、ママを思い出させるものをすべて処分したり封じたりしてしまう。ある日、ママの母であるソノカおばあちゃんがやってきて——。

    家族を事故で失った悲しみにパパは捕えられてしまっている。それの怪物を大蛇丸としたのにちょっと笑った。そうだね、支配されそうになるよね。突拍子のないステラの言動は、それだけにエリーゼの心にまっすぐ届く。おばあちゃんの強さも素晴らしい。パパの回復を待てるエリーゼが本当に素晴らしい。

    好きなものに

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    2025年08月07日
  • 迂回

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    ネタバレ

    物事がうまく進まないのは全て自分以外の誰かのせいという、定職を持たない身勝手男が、妻とのバカンス中にひょんなことから泥沼に足を取られ、それを妻の父親の金で何とかしようと藻掻く話。何とも不思議な味わい。しかし、とてつもなく大きなポイントの文字で印刷された150ページそこそこの本に2800円とは恐れ入る。

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    2025年07月11日
  • 生き急ぐ

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    ネタバレ

    著者の体験に基づいた私的な小説。もしあの時こうしていたら~のifで章立てられている。途中突然バイクの記述ばかりになってなんか話変わった?(小説というよりここだけノンフィクションノベルみたい)と感じてしまった。

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    2025年06月11日
  • 迂回

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    夫婦の噛み合ってなさに終始モヤモヤしながら読んだ笑。
    最後の訳者あとがきまでセットで読んでようやく腑に落ちるような。

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    2025年06月02日
  • 生き急ぐ

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    タイトルにひかれて読んだ
    パートナーをバイクの事故で亡くした
    妻(作家)は引っ越しをひかえていた
    夢見た自分達が理想とする居場所に
    なるはずだった場所
    20年の時を経て夫の死を考える
    もしもあの時
    いくつもある もしも

    人生で悲しい事があると考える
    もしも
    もしもあの時こう言っていたら
    もしもあの時出かけなければ
    もしもあの時別れなければ
    もしもあの時イエスと言っていたら
    などなど
    でも 戻ってこない過去という時間

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    2025年05月07日