みずかねりょうのレビュー一覧
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天空結は税理士の資格をとったばかり。
これからという時に祖父の遺言により「天狼不動産」に就職することに。
天狼家を訪問した結だったが、家から脱走してきた幼児の楓に出会うが…。
不思議な力を持つ結と人狼の子供楓、そしてその叔父の大和との天空、天狼それぞれの今までの関わりとかからの色々とありながらも純粋に楓を思う結の行動がとても良いです。
そこに立ち塞がる問題、しかも結へ敵意を向ける月森にはイライラさせられましたがそこは大和がしっかりと対応してくれてホッとしました。
その時に結の失われている10歳までの記憶が戻り実は、の展開に安堵で。
楓の母親も良い人で最後は大楕円に落ち着き良かったです。
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何だかんだラブラブ
回想になる受けと攻めが学生のときの話が思いのほか長く、ここまで長くしなくてもと思ってしまいました。でも二人が少しずつ仲を深めていく様子が見られたのは良かったです。
こういう話って実は妊娠してた受けと攻めが再会してまた一緒になるまでを山場にするのが多いと思いますが、これは学生のときの話がメインで、あとは再会して一緒にいるようになってから結婚を決意するまでが見所になっています。
小中先生らしく萌えるように作られてますが、見所をずらすのは他作品と内容かぶりするのを防ぐためなんでしょうかね??
辛くなり過ぎず優しい世界になるように作ってくれるところは小中先生様々です。 -
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没落子爵家の嫡男シオン。
とある人物から黒い噂の絶えない嫌われ貴族ヴィラン伯爵の身辺を探っていたが何故かヴィラン伯爵ことノアの元で執事として働く事となり…。
シリアスかと思いきや笑えてしまう程に勘違い、すれ違い、思い違いが凄くしかもの会話の中でツッコミが入ったりと面白かった。
始めにノアがシオンに言った言葉、確かにあれは勘違いするよなと。
ノアが言葉足らずで余計に紛らわしくなってしまいシオンの心があらぬ方向へと向かっていきどうなることかとハラハラ下けれど最後はしっかりとお互いに気持ちを伝え合いあっという間に、と。
不穏な人物も実は、とそれはそれで面白かった。
最後のシオンの願いを叶えた -
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オメガバース色は薄めかも
攻めのヨハネスが笑顔でニコニコだから本当に何を考えて、どう思っているのか読めなくてその怖さと苛立ちがありました。お前は何がしたいんだ!と。
読み進めていくうちに攻めザマァ展開になるほど腹黒でもなかったのがわかったって良かったです。
ヘタレというか不器用な攻めでした。
世界観はオメガバースですが、エロ少なめのため発情期中のセックスはありません。
そういうのを期待している(好きな)人にとったら物足りなさはあるかも。
また、オメガの子が襲われるシーンがあるので、そういった意味で重い話が苦手な方は注意が必要です。 -
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両親のいない咲莉を育ててくれた祖母が倒れてしまい大学生の咲莉(ひらり)は、退学の危機に直面していた。
カツカツの暮らしの中で入院費を払い、バイトを詰め込んだものの、とうとう家賃を払うことができず困り果てた咲莉は家主のもとへ嘆願に向かうことに。そこで待っていたのは、喫茶店も営む超絶美形のマスターの聖鷹で…。
ひらりが素直で可愛くて。
聖鷹には初対面から惹かれていて、彼の人となりを共に過ごすようになり知りどんどんと好きになり、そして事件が起こりそこから、と楽しく読めました。
聖鷹の辛い過去が人を寄せ付けないようにしていたのにひらりだけは特別な存在になっていて聖鷹も出会った時から惹かれていたんだ -
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10年
写真家とモデルのすれ違い両片想い。
最後は攻めがそんなに溺愛執着してたならもっと滲み出るものあったやろwどんだけ隠すの上手いねんって思いました。完璧に見せすぎて駄目になる関係。
受けが自己肯定感低くて遠慮がちで健気なのもよくなかったのかな。
溺愛ぶりが最後に読めて良かった。
でも10年は長いよ。 -
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一途な恋
ちょっとばかり鈍いけど真面目な神官と訳ありの王子。じれじれの展開だけど嫌いじゃないです。立場による悩みとか、暴力による支配関係とか、問題提起とも受け取れる内容で少しばかり考えてしまいました。でも、とにかく二人が幸せになってよかったです。失恋を隠した従兄弟さんのその後とか、横領していた大司祭の末路とかちょっと気になるけど…。
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ハナが可愛い…
主人公のキャラクターがめちゃくちゃ逞しくて、周りのモブキャラに嫌がらせをされても倍にして返すから重くなることなく、スカッとしたのが良かったです。良い性格してる笑
カーバンクルのハナがとにかく可愛くて、それだけで買ってよかったです。
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攻受両視点
攻め受け交互に視点が変わるので、どうすれ違っているのかわかって読んでて面白かったです。
童貞(嘘)と童貞(ガチ)のバチバチの心理戦に笑いました。