みずかねりょうのレビュー一覧
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ネタバレ1作目を一気読みして疲労困憊して少しクールダウンしたのか、2作目は何度かに分けて読んだのでそれほど疲れなかった。(笑)
前作でそれぞれのキャラが確立したせいか、その辺のエピソードがない分、話が散らず、ホラー展開に集中できてスッキリしていた。ホラー現象の場面も多々あり、前回の物足りなさを払拭。ラストも余韻が残ってすごくいい。怨霊(呪詛)騒ぎの元凶がまさかの尚子だったってのもうまい。女性が家政婦のおばさん以外全く出て来なかった前作に比べ、女性をごく自然な形で出して尚且つ重要人物としているところは、さすが作者の腕の良さだね。BL作品はとかく女性を粗末に扱うか、もしくは“(ストーリー上)都合のいい女”にしてしまう傾向があるけれど、女をうまく描けていないような作品はダメだね。如何なBLとはいえ、この世界にいるのは男だけじゃない。まして恋愛を扱うのであれば、年頃の女性が全く出て来ないのは不自然で小説としてはなってないとしか言いようがない。その点もきちんとクリアしているし、文句なく星5つ! -
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守護者シリーズ第2弾。前作にも増して怖かったです。ホラー色前面に押し出してきていて、かなりの本格派。
怨霊とのバトルもすごいけど、恋のバトルも勃発中で見逃せません。
悪霊退治、今回は凱斗の実家が舞台です。今ではさびれきった悪霊だらけの場所と化した凱斗の生まれ故郷で、彼の母親が失踪するという事件が起きます。町会議員で凱斗の幼馴染み尚子の父でもある茅野は、何故か警察ではなく『協会』に捜索を依頼してきて。
前回も活躍した霊能力者戦隊が今回もがんばります。なにより、自分の力に覚醒した清芽がその片鱗を見せつけてくれます。護られるだけの存在ではなく、護ることができる存在になって大変心強いと思うのは、凱斗ばかりではないと思います。
今度の相手は最強。王様だと憧憬される明良が大変なことになってしまうくらい、とんでもないシロモノです。
心の隙につけ込まれてしまった明良。ブラコンな彼は、兄と凱斗の深い関係を目の当たりにして動揺してしまったんですね。このまま三角関係が本格化するんでしょうか…?気になります。
とにかく、終盤のバトルシーンはどうなることかとハラハラさせられました。明良が心配だし、おどろおどろしいし、迫力があるしで、盛り上がりました。
終わり方もぞっとする感じで、ホラーテイストてんこ盛りで、すごく読み応えありました。
夏にはぴったりのBLではないかと思います!
おどろおどろしさを、みずかねセンセのうっとりするイラストと、凱斗と清芽の未練の成就と、甘いチョコレートがしっかり中和しているのが上手いです。
まだまだ謎はいっぱい残されたままなので、ぜひ続編プリーズ。 -
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怖かったけど読み応えがあって、とても面白かったです。
主人公は大学生の清芽。御影神社の長男で霊能力に優れた一族の一員なのに、まったく霊感がありません。それに比べて弟は最強の霊能力の持ち主。それがコンプレックスになっています。
おっとり、のんきな性格で、街中で偶然怪我をさせてしまった凱斗に、まんまと除霊の仕事に同行させられてしまいます。
ホラー好きにはツボな設定でした。BLの添えもの程度の扱いではなく、かなり本格的で怖さもしっかりあって、ワクワクドキドキがてんこ盛りでした。
幽霊屋敷に集合した「霊能力者戦隊」のメンバーがみんな個性豊かで、にぎやか?で楽しかったです。
そういうオカルト的な要素が強かったので、BLとしてはちょっと薄味だったような気がするんですが、シリーズ化の考えがあるとすれば小出し体制になるのも仕方ないですね。
とは言え、清芽の凱斗に対する過剰な意識は読んでいて楽しかったです。凱斗にからかわれて動揺したり、うろたえたり反応がいちいちかわいくて…ww
自分の力を自覚するうちに、凱斗との関係も少しずつ進展していくからませ具合もよかったです。そして、そんなお兄ちゃんと凱斗との関係をしっかりチェックしているブラコンな弟、明良もいいキャラでした!今回はあまり登場していないので、今後活躍することになるんだろうな、と想像。
ホラーとは別に、弟と凱斗が清芽をめぐって火花を散らすというところも見ものです。
イラストがみずかねセンセで美麗でした。どのキャラもステキすぎる…!
まだまだ、清芽の霊力に関しては不明なことが多すぎるし、凱斗との関係もこれからな感じです。今後の展開がとても楽しみ。 -
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ちょっとSMと変態入ったエロさが絶妙な鳥谷センセ。作家買い確定しています。
今回は受が変態なんですよね。
初恋がアポロン像で、美形なのにDTでカレシいない歴29年の征哉。そんな彼がハンパない尻フェチっぷりをさらしまくる話です。美尻への執着心がそりゃもう素晴らしいです。ディープです。
でも、ただのバカバカしい尻フェチコメディになっていないところがポイント。
征哉は、苦笑ものの変態さんだけど、初めて好きな男からもらったお菓子を大切にしまっておくくらい、初心で純真です。片想いの柚原に優しくされたり冷たくされたりして一喜一憂する姿に、思わず切なくさせられてしまいます。Hに対しての興味からちょっと頭でっかちになっているのにもキュンとさせられます。
リアルに男と交際したこともないのに、露悪的に物慣れた風に演じて、柚原に対して気遣わせないようにふるまうあたりも、不憫で不憫で…
対する館長の柚原が、クセモノなんです。アートを扱っているくせに、微塵も興味がないような男。征哉に対する態度も意地悪でかなりの鬼畜なんです。Hも当然ドS。
そのくせ、一瞬征哉にやさしさを見せてきたり。
時折口にする京都弁がなんともセクシーな色男です。
柚原のクロさに翻弄されまくる征哉なんですが、ギレンセンの作品展開催への熱意には、さすがの館長も負けてしまうところは面白かったです。征哉のその熱意が、まさかの尻フェチというのが最高ですよね。
始めは征哉だけが不憫かと思っていましたが、読み進むとけっこう柚原も翻弄されていたようで、溜飲が下がりました。
ちょっとSMと変態入ったエロ描写がとてもうまいです。早すぎの征哉に我慢させるシーンなんかは、思わず萌えました…
芸術を解しない柚原が、貴重なガラス瓶をプレイに使ってしまうあたりも面白かったです。デリカシーの無さよりは、芸術品同等に征哉を扱っていることにぐっときたりして。
雑誌掲載時より加筆修正で、もっと二人の気持ちが理解できる仕上がりになっていました。書下ろしがついてさらに面白くなっています。
柚原とその家族の浮世離れした生活観や思考が飛び抜けていて、かえって好ましく思えるし、征哉の尻執着も並々ならぬ展開を迎えていて、脱力しながらも興味が尽きません。
それでも、しっかりラブラブなのが伝わってくるのがツボ。
アカデミックなムードに尻。強烈インパクトでした。
みずかねりょうセンセのイラストが超美麗で、尻のハナシとは気づかせません。 -
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会話のテンポがノリツッコミを含め軽く、ゼフィエルの生き方も軽いのかと思っていたけれど実はゼフィエルの心の中はアストリッドへの想いと本当の仕事が絡んでいる事で全く違っていて中々重かった。
アストリッドからの冷たい対応も実はゼフィエルを大切に想う心からのものであり、でもそんな中での喧嘩するほど仲がいいを地で行く2人の会話が良いです。
ゼフィエルを手篭めにしようとがさくするアブラギトー公爵(ネーミング通りなのが爆笑でした)には気持ち悪さが半端なくてハラハラでしたがアストリッドが守ってくれて、そこからのアストリッドの公開婚約宣言からのあっという間に結婚の流れが感動よりもなんというか2人らしかった(笑)
書き下ろしでは一年目の結婚記念日での2人のすれ違い、ぜフィエルの「普通の家族を知らない」にびっくりでそれを知りアストリッドが暖かくぜフィエルを受け入れて、と良かったです。
この先も色々と揉めたりしながらもイチャイチャな2人なんだろうなって。
特典ペーパーではアストリッド目線で昔からのアストリッドへのぜフィエルからの「愛」を知り…。
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ネタバレ魔法に憧れるイアンが出会った第2王子のローレンス。
ローレンスの偉大な魔法を目にし、憧れと尊敬を抱いてウキウキな中自分も魔法無効化の力を持つ魔法使いだと知りそこからローレンスとの関わりが持てるようになるのだけれどローレンスの務めがここまで過酷なものだと知っていくのはイアンと同じく辛かったです。
「盾」となり、そして好きになったローレンスを癒せる唯一の存在でありたいと願うイアンとイアンを受け入れたいのにその務めにより生じた迷いや悩むローレンスの間での言葉が上手く紡げず起きたすれ違いは切なかった。
でもイアンはどんな事があろうとローレンスを守り癒さたいと決意し、主悪の根源である者をローレンスを護りながら共に倒す事が出来てホッとしました。
落ち着いてから2人がお互いに想いを伝えあえ恋人になれて本当に良かったです。
2人の仲はローレンスの父国王や、兄からも暖かく認められラストでイアンの母の元へ報告に向かうイアンとローレンス、幸せだなって。
特典ペーパーではイアンの家にての仲睦まじい2人、最高でした。