みずかねりょうのレビュー一覧
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ネタバレ後半後からまさかの事が分かるという驚きの展開でした。
悪行を働いたと婚約者である王女から断罪されたアベイル。
アベイルの護衛を任された騎士カイン。
カインのアベイルに向けての言葉「あなたを軽蔑する」にアベイルのすべてを諦めたかのような態度が謎でした。
共に過ごすようになりアベイルの本質を知り次第に惹かれ好きになっていくカイン。
命を狙われるアベイル。
何故ここまでされるのかには腹立たしかった。
「殺される前に君の手で殺して」と頼むアベイル。
そして追い詰められたふたりは死に…がそこで明かされるアベイルの持つ「ギフト」があまりにも辛く悲しく苦しいものであるのには読んでいて涙が止まりませんでした -
ネタバレ 購入済み
1巻から全部通しで読みました。長かった…
死んだ人しか描けない天才画家から始まって、危ない目にも遭いつつずっと泉里と槇に守られて、アラサーになったところまでの水琴の成長を楽しませてもらいました。
自他ともに認める重たい男の泉里は、本当〜に重たい!でも、甘えん坊全開の水琴も相当重たい!泉里が『君っていう子は…』って言う度に、スイッチ入っちゃった〜って最後の方は苦笑してました。もう2人で輪廻の果てまで旅して行って下さいませ。ごちそうさまでした。
一番好きなキャラは槇さんです。この人も少々重めだけどバランスのいいイケメンです。番外編では槇さんにステキな出会いがあるのでは?と期待してたので残念でした。 -
Posted by ブクログ
最初に言わせてください。
めっっっっっっっちゃかわいいいいい!!!!(叫)
終始甘々ハピエンで最高すぎました。
なんだこれは!ありがとう世界。
シャチ獣性の鯱地さんとラッコ獣性の白石くんが結婚するまでの話(結婚後話もあるが足りない!)。
強面スパダリ×ほんわかピュアのカップリングでございます!
鯱地さんの猛アタック行動と話術が完璧すぎていつの間にか囲い込まれちゃう白石くん。
こんなイケメンにぐいぐい好きアピールされたら好きにもなりますわ。
白石くんは手を繋がないと熟睡できない、緊張するとお気に入りの石を握るなどラッコの性質によってなかなかお見合いが上手くいかないのですが、鯱地さんは嫌悪 -
購入済み
若干作りが粗い気がしますが…
受け視点と攻め視点の二つの話がありました。と言っても攻め視点は、受け視点の裏で暗躍?していた攻めを書いたものでしたので、二つの話はリンクしています。
受け視点は謎がすっきり解明されず、文章もよくわからないところがあり、先生にしては珍しく粗いな…と思ってしまいました。
その後の攻め視点は書き下ろしでしたが、こちらで少し受け視点での謎の説明がされている部分もありました。
これまでのシリーズのキャラが多く出ていて、各シリーズが好きな読者も楽しめるよう丁寧に書かれていたので、他シリーズが好きな人も嬉しいと思います。
でも前作でも似たようなことありましたが、本のあらすじにオールスターと銘打ってお -
ネタバレ 購入済み
これが家族。
攻めの一目惚れから始まった関係だけど、血の繋がりは無いけれど、正式に婚姻はできないけれど、ちゃんと家族のかたちになっていっている。家族とはそういうものだと教えてくれる。子どもの成長は愛おしい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ同人誌「白妙」を読んで衝撃を受け、商業作品も読んでみたい!と思い読ませていただきました。
すごく良かった!!
大学の入学式に出会った2人が恋をして結婚する。同性婚が認められた差別のない世の中で、男の子たちの恋と青春と成長と人生、そしてものすごく濃厚な愛が詰まった作品でした。
イケメンでモテて何事も器用にそつなくこなす千宙と、おばあちゃん子でちょっとぼんやりしている自分に自信のない菫。全然タイプの違う2人がお互いをめちゃくちゃ大切に、何よりも大事にしていて、愛が溢れた関係性に何度か涙腺が緩みました。
大学入学から約10年の2人の出来事がそれぞれの視点で交互に進んでいきます。大学の入学式で出会 -
ネタバレ 購入済み
優しくて優しい2人のお話
獅子族で王族のヴィスと、孤児で人族の平民シアが、大学の寮で出会う。国の相続争いに辟易していたヴィスだが、真面目で賢くて優しいシアと穏やかな学生生活をおくる。その生活が突然一変してしまう。
2人がたぶん両想いなのは読んでいてわかっていたのに、不運なすれ違いから5年も離れ離れになってしまう。実は2人の間に子どもができたにも関わらず。
先生は、過酷な状況になった2人に、それでも暗くならずに明るいお話にしようと思ったとのこと。成功されてます!!離れ離れだったけど、ずっと幸せ。嫌なことは少しもない!優しい2人の優しいお話。 -
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伸明が転生した先は母親譲りの美貌を持つ第3王子のアンジュ。
身分の低さゆえに王宮で蔑まれて様々な噂を立てられて、ととにかく酷い扱いを受けていた事に憤りを感じて何とかアンジュの為、自分の為にも頑張ろうとする姿が切なかった。
伸明の伸明を好きだと告げ亡くなってしまった幼なじみに似たレイフィールドに惹かれて、でもレイフィールドはアンジュに対して敵意すら感じる程の対応には読んでいて悲しくて涙でました。
美しいアンジュに対して邪な行為をしてきた、してくる輩には腹立たしくて。
アンジュは全てを諦めてしまっていて伸明の奥底に沈んでしまっているけれど伸明は常にアンジュに語りかけ心から思っている事にホッとしまし