緑川ゆきのレビュー一覧
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購入済み
文庫版じゃなくてもいい。
元々全3巻の紙の書籍で待っていて、今回電子書籍も購入。
皆さんのレビューのある通り、大切にしたい素敵な本です。
文庫版の電子書籍化という事で全2巻におさまりお買い得ではあると思います。
でも出来れば全3巻の方が欲しかったなぁ。
文庫版で巻数が減ってると、各巻のスペースにあったイラストや、あとがきにある作者の考え、衣装紹介など一部無くなっているんですよね。でも手軽に読んで貰うなら文庫版なのかな〜。
当面、紙の本も大事にしたいです。
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Posted by ブクログ
相変わらずお人よし、というか、妖怪よし(ww)な夏目。
頼まれると断れない、ってところが、結局ニャンコ先生の不安の正体なんだろう。でもって、なんだかんだと夏目を甘やかしているニャンコ先生。
一見、夏目とニャンコ先生が違えた話のようで、最終的にはほんわか終わるところが、夏目友人帳らしい。うむ。<夏目友人帳>の最もな話なんじゃないだろうか。
でもって、妖は人間の儚さを、夏目は物を通して存在するものの儚さを、思う。
短い生であろうと、長いものであろうと、命は全て<儚い>のだ。
<儚い>から、その<儚さ>を知るからこそ、思いは強い。
で、名取と的場の若いときの -
Posted by ブクログ
ちいちゃくなった夏目に、藤原家にきちんと根を下ろした感じの夏目。
でもって、怖い話も。
盛りだくさんでした。
つか、アニメ五期決定!! いえい。
早く、秋にならないかなぁ。
アヤカシによって、子供に戻ってしまった夏目。記憶もなくなっているわけで、がんばってがんばって肩肘はっていきてるさまが、いぢらしい。というか、かわいそうすぎる。その中でも、ニャンコ先生や友達の存在で、自分のいる場所があたたかいところだと気づいていく聡明さが、またいぢらしい。
庭をつくる話が、<居場所>って結局は、自分で作るのだよと、言ってるようで奥深かった。
仮面の話は、久々に