【感想・ネタバレ】愛蔵版 蛍火の杜へのレビュー

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ネタバレ

もういい歳なのに泣いてしまった。
ギンのキツネっぽい顔と横顔がとても好き。
本編以外の読み切り2編と描き下ろし番外編もとてもよい。

私は基本的に、大事な出来事を台詞のみで説明する作品は好きではないのですが、無駄な描写をせずに、短いセンテンスで出来事を推測させる台詞選びをしている作品は本当に素晴らしいと思う。
緑川さんの作品は全部そんな厳選された台詞が多くて、本当にセンスのある人で、そして丁寧に丁寧に、一語一語拾ってらっしゃるのだなあと感嘆する。
「蛍火の杜へ」だと、物語最初の方でギンが蛍に「お前は恐がらないね」と言う、そのたった一言で、ギンがこれまで出会った人間たちに恐れられている場面がなくても、そうであったことがわかるわけです。

無駄な台詞もコマもまったくないからこそ、物語が結晶のように純化されて心を揺さぶられるんだろうなあ、としみじみ。

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2013年08月14日

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ネタバレ

久しぶりに心にしみるお話。緑川先生が今まで描いてきた漫画の中で迷いなく描ききった作品とのこと。お面の上からのキスは言葉にならないくらい美しい。

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2015年06月13日

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「蛍火の杜へ」人と妖の恋物語ですが、ラストシーンはあまりに切な過ぎて何度読んでも泣けます。映画も観に行きましたが、ラストがわかっていても泣けました。このお話は是非マンガもアニメも観てもらいたい作品です。愛蔵版には特別編も載っています。

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2012年07月18日

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緑川先生の作品で、一番最初に読んだのが「蛍火の杜へ」だった。 もう、何度も読み返しているけれど、その度に泣けてくる。 読み切りの「体温のかけら」は谷崎さんがすごく優しくて、そして切なかった。 「星も見えない」も切なくて優しくて好き。

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2022年09月07日

購入済み

とてもよかったです

感動しました、何度も読みたくなります

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2022年02月01日

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 こんな切なくて綺麗なお話あっていいんか?ってなるくらいの、ガラスみたいなお話でした。
 出会えて良かったです。

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2022年01月07日

ネタバレ 購入済み

蛍火の杜

先に映像を観て、こちらを読んだ。内容は知っているのに、何度読んでもせつなくて、でも、清々しい。
映像で泣いて、漫画でも泣いた。
一番好きなのは、デートみたいデスネ、という台詞が子供の頃と高校生になってからとでは受け止め方が違うところ。そして二人の願いは二人の別れでもあるところ。
短い話なのに儚い、でも良かったね、と何度でもリピートしたくなる作品でした。

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2021年01月16日

購入済み

名作

映画からきました。が、原作がこんなに素晴らしいとは。作者さんの感情表現がすばらしい。名作。ギンかっこいい。

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2020年12月14日

匿名

購入済み

好きな世界感

なぜか懐かしい様な気持ちにもさせてくれるし、すごく切ない気持ちにもさせてくれるし、すごく好きな世界観で、アニメでも見たいです!

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2020年09月23日

Rei

購入済み

切ない、儚い、美しい。
緑川先生の世界観が色濃く出ていて、何度も読み返したくなる作品です。
ラストシーンは蛍の気持ちで読んでしまいます。何度読んでも涙が出て、心が浄化されたような気持ちになります。

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2020年03月24日

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表題作は何とも甘く切ない喪失感を伴う読後感!
壊れ物をそっと手に取るような、儚げな印象。
アニメ映画も見に行きましたが、原作の完成度の方が圧倒的すぎです。

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2018年02月12日

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この本はアニメの蛍火の社へを見て、読みました。決して触ってはいけない
夏だけあえるという二人の関係…


とりあえず、ギンかっこいい!∑d(ゝω・●)

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2014年07月03日

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映画版から先に観ていたので、シナリオは全部知っている筈だったのに、どうしようもないぐらい……号泣。声に出して、えぐっ、えぐっ、という、我ながらみっともない……。
ちょっと「おおかみこども」にも通ずるんだけれど、長い年月がふたりの断絶を映し出してゆく作品。ぜんぜん脇道に逸れない、まるで最初から最後まで一度にゴロッと出てきたような、隙のない展開が素晴らしい。50ページで人を泣かせる、お手本というか究極に近いものかも……。やられました。
ほかの短編はいまいちかも……。あと「愛蔵版」とありますが、特に愛蔵版っぽくはないです。この短編は語り継ぎましょう。伝説にしてゆきましょう!

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2013年02月22日

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切ない。この一言に尽きます。表題作以外も素晴らしいのですが、「蛍火の杜へ」は別格。ゆっくりと穏やかで、しかし残酷な時間の流れに沿って続く話にほろりと涙が・・・一読する価値はあると思います!

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2012年12月07日

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ネタバレ

新装版かと思って倦厭してた本でしたが、読んでみれば今まで未収録の短編が収録されてるじゃないの!

というわけで蛍火を以前に買っている私でも非常に楽しめる一冊でした。

今回の短編は緑川さんにしては珍しく
先に希望があるエンディングで、
蛍火と比べると明暗別れますが、
やっぱりどの話しも胸に来るものがあります。

大好きすぎて辛い…。

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2012年08月07日

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「体温のかけら」を読みたかったために購入。
LaLa本誌でこのおはなしを読んでからずっと緑川さんのファンなので、
また読むことができてとても嬉しい。
優しさがすれ違ってしまうやさしい世界がやはり緑川さんらしいなと思います。

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2012年06月16日

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蛍火の杜への映画を観て、原作が読みたくなりました。
読んでみて映画が原作を忠実に再現してることがわかって、やっぱり緑川ゆき先生の描く世界は切ないけど優しい世界で見終わった後にちょっとだけ寂しさが残るんだと再確認しました。
他に収録されているお話含めて良いお話ですね。
蛍日の杜へのショートストーリーが読めたのも良かったです。

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2012年05月29日

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ネタバレ

映画を見てあまりの感動に購入しました。
映画より内容が少し短めですが、優しさ溢れる絵で素敵です。
番外編の書き下ろしが収録されています。

他に短編2本が収録されていますが、『蛍火の杜へ』があまりに良いせいか、印象は薄め。

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2012年04月28日

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この作者の作品を初めて読みました。
言葉にするのがむずかしいような、ちょっとした恋愛機微が捉えてあって、どの作品もよかったです。
静かで穏やかな雰囲気のお話とともに、あとがきもよいです。

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2012年04月11日

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もう。もーめっさ泣いた。ひとりでぼろぼろ泣いてました。
表題作も良かったけど、個人的には2作目のが一番好き。

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2012年02月22日

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持ってるけど、単行本未収録2本と、描き下ろしアリとくれば、買うよね愛蔵版(^-^)bギン視点の描き下ろし良かったv

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2012年03月28日

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単行本も持っているんですが読んだことの無い読み切りと「蛍火の杜へ」描きおろし特別編が収録されてたので購入しました~。緑川さんファンなら単行本持っていてもこの愛蔵版は和み癒される一冊だと思います。「星も見えない」の主人公は緑川さん作品では初めて見たキャラクターな気がして萌えました

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2012年06月20日

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映画を先に観たが、原作とほぼ同じく、切ないけれど素敵な話だった。番外編もまた素敵な話だった。「蛍火の杜へ」とは関係ない読み切り2本も悪くはなかったが、「蛍火~」があと2本あるともっとよかったな~

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2017年08月08日

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ネタバレ

4つのお話からなる一冊。
どのお話も切ない…


蛍火の杜へ
 夏だけおじいさんの家に遊びに来ている少女蛍。
 彼女が6歳の時に森の奥で迷った時に出会ったギン。
 彼は 人に触れられたら消えてしまう という。
 二人の時間が始まる。夏限定で。
 いつしか二人は惹かれ合う。
 森の中での夏祭り、蛍が高校生になってギンが案内。
 その時紛れ込んだ人の子供を助けたギンは消えかかり
 消える寸前にお互いに抱きしめあった。
 消えてしまったギン。最後に告白を残して。

体温のかけら
 竹田が引っ越してきてから11年。
 ずっと想い続けている吉尾。告白したが届かず。
 お互い、思い合っているのにきちんと向き合えず。
 ただ、壊れない関係を保っていた二人。
 竹田彼女が出来均衡が崩れ。
 吉尾はそれでも諦めきれず。
 竹田彼女が出来た人で『苦しめているのは誰?』と。
 その言葉を受け、竹田は吉尾の元に走る。

星も見えない
 チャラ男の才谷は偶然美人の石田と学校でぶつかる。
 ここで初めて才谷は石田と 話してみたい と思う。
 石田の父親の都合で突然引っ越すことになる石田。
 初めて告白する才谷。
 多分…受け入れたんだろうな。石田は。

蛍火の杜へ〜特別編〜
 蛍とギンの淡い恋のお話。
 二人とも可愛く切なく。
 ギンサイドから見た、ギン消滅の少し前の思い出話。
 愛が深い二人です。

とにかく切ない‼︎
ここまで切ないストーリーを描く緑川氏に脱帽です。

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2015年07月19日

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特別編の松蓑の「迷うて… 迷うて… 腹が減って… ………… 大事な柿を食べてしもうた…」がなぜか泣ける。

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2013年10月30日

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以前読んだことがあるのですが久しぶりに読みたくなって購入。

表題作が一番好きです。
先生の描く世界は相変わらずどこか悲しくて、でも優しくてあったかい。

結末はどうあれ、キャラクター全員の未来を応援したくてたまらない。
先生の描く世界は可愛いですね。

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2012年06月25日

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短編集 代表作をはじめとして、ちょっと切ないラブストーリーがつまってました。この人の話は 静かに 静かに 深く 誰かを愛する話が多いなぁと思う
個人的に代表作の彼女のその後を生きる話が読みたい。

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2012年03月06日

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人に触れると消えてしまう 人でも妖でもない存在のギンと人間の少女の物語。ラストがものすごく切ないです(ToT) 他短編の体温のかけらは以前 雑誌で読んでからずっと主人公の独白が記憶に残ってました。そばにいるために特別を選べなかった二人の話がまた切ない…。

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2012年02月13日

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ネタバレ

蛍火の杜へ、体温のかけら、星も見えない、蛍火の杜へ 特別編
収録。蛍火の杜へ特別編、ギン視点からのエピソードなのが、新鮮でした。どの短編も切ない系です。蛍火の杜へは、ギンと蛍の会話が読んでいて好きだなぁってところが、多いのですが、夏が来る度に変わっていく二人の関係と変わらない想いが、素敵です。ふふ、何かデートミタイデスネー、色気のないデートデスネー。デートみたいデスネー、デートなんデスネーというふたりのシーンが言葉遊びっぽくてとてもお気に入りです。

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2015年01月24日

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表題作は、読んでいるこちら側は急に放り出されるような、そんな終わりかたをする。偶然出会って、一緒にいるだけで楽しくて、それでもどうしても近づけない距離がある。それをあとくされなく、だが、強烈に印象づけてくれるお話だった。
その他の話もなかなか切なさあふれるもの。

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2014年01月29日

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絶対叶わないってわかっててもひかれてしまうのはひかれてしまうのです。
どちらも互いを想いあっていて切ない。

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2013年12月14日

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どのお話も切なくて綺麗で、でもじんわりハッピーエンド。少女漫画を読んだー!って感じでよかったです。温かく、うるっときました。

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2013年09月30日

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2012/04/03
【普通の上】表題作+2編収録。 妖怪と人間の触れ合いを描いた話。 最後は、ギンが消えて切ないが優しくて穏やかな雰囲気が◎。 「夏目友人帳」の雰囲気と似てる感じ。 他の読み切りは、高校生同士の恋話だったが、うーん…表題作の印象が強いせいか印象が薄いというかむしろ無くて良かったんじゃ…。

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2012年07月31日

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「蛍火の杜へ」「体温のかけら」「星も見えない」
どの作品も好きな人になかなか思いが伝わらない切なさを描いている。好きな人は今ごろ何をしているのかなって。

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2014年01月04日

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人ではない少年と人の少女の恋物語。
この表題作だけなら五つ星です。
なんでこんなに切なくも愛しい話が描けるんですか。
2011年夏、映画化。

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2012年10月03日

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