緑川ゆきのレビュー一覧
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「想い出の中で生き続けること」
高校生のときにはじめて読み、外にいたにもかかわらずに泣いてしまった思い出がある漫画です。「夏目友人帳」の作者が描く、ある王国の玉座をめぐる物語です。田舎の村で生まれ育った少年ルカリアは王家の妾腹だと判明し、王位を引き継ぐため王都に旅立ちます。その少年の幼なじみの少女セツは、数年後に彼を追いかけていきますが、そこで出会ったのは偽物の人物でした。セツは本物を見つける旅に出ます。だんだんと伏線が判明していく冒険ものの楽しみもありながら、登場人物たちのこころの揺れ動きにぐっときます。特に真の黒幕が判明したときに、その人物を責めることができるのかを、ぐるぐる考えさせられ -
購入済み
電子書籍リクエストしてみました
紙のコミックは全巻持っているのですが、
読んで損無しのマンガだと思います!!
たまにせつなく、心がほっこりする
感じです。
マンガが趣味で増えすぎたコミックに
家族からブーイングが起きてしまい、
ちょっとずつ電子書籍に変えてます。
ここで止まられると悲しすぎるので
続刊の電子書籍化リクエストフォームを
出してみました…
どーか続刊がでますよーに。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わりました!
夏目と田沼くんと柴田くんのお話良かったです。。
夏目の成長が見られた回でした!
最初の頃と違って、友達とよく遊ぶようになって
妖かしのことも話すようになって
時々頼るようにも・・・
これからの成長が楽しみです(〃^^〃)
石洗い様のお話は切なかったなぁ。:゚(。ノω\。)゚・。
姿、形は違うけど
ふと『幽落町おばけ駄菓子屋』に出ている
水脈さんに似ているなと思い出してしまいました!
悪いものを取りこんで浄化する
でも弱ってしまったら浄化することも出来なくて
自らが不浄になってしまうことが似ています。。
最後は切ないなかにも、どこか温かいものがあり
感動し -
Posted by ブクログ
も、たいがい夏目がかわいそうな子じゃなくなったし、アヤカシたちの造詣もこういう感じなのね、って思っていたのに、やられた。
号泣したよ。
「帰れぬなら旅でもしよう」って…。
いかん、おもいだしたらまた涙腺があぶなくなってきた。
人は、自分の存在理由を問い続けていくモノなのだと思う。
そして、その存在理由の中に、自分のいるべき場所、というものも含まれているのだろう。
アヤカシの話として描かれているけれど、それは夏目の投影であるのだと思う。
いつか、夏目は藤原家を出ていくだろう。それは、彼が<大人>になる故のことだけど、でも、藤原家が彼にとって「帰るべき場所」であること。そし -
Posted by ブクログ
ネタバレ容赦なく殴る、「俺に恩をうっておくのもおいしいかもしれないぞ」とかも含めてレイコさんっぽいんだろうなあ、夏目って。この発言のときいい顔してるし。
ていうか、この発言って、「やってくれる」って確信がないとできないよね。その前の話も含め、やっぱり成長してるんだなあ…作中であんまり年数たってないけど←
いろいろ肯定されたことで自信がでてきたというかね。
二話はなんかうるっとする。
その人がいるから、帰りたい。でも帰れない。
じゃあ一緒に、別のところへっていうのがね。
強くて、美しい。三話でふと思ったんだけど、レイコさん女性だし、そりゃあ強いけど、女子高生のときばっかり描かれてるわけですが、
お嫁さ -
Posted by ブクログ
ネタバレマンガを入力しだすとキリがないので枠外にしてたんだが、
久々夏目にかんどーしたので
感想!
いやーやっぱ、好き、大好きですわ~~~。
今回ナナマキ様のお話が激ツボでした。
「会いたくて来たのだー」
に涙~~。
妖だから、かもあるかな。
この直接的な言い方が、まっすぐ、伝わってくる感じが
メッチャ好き。
緑川先生ありがとーーーーー!!
いまとなってはアニメから入ったのか原作入ったのか覚えてないんだが、アニメに激ハマりしたのは確かで、
この巻のお話もどれもアニメでめっちゃみたい~。
いやあ、ホント、夏目わーるどいい!
原作展行きたかったなあ~。 -
Posted by ブクログ
分かりあえる存在と絆、深めていく…。
メガヒットあやかし契約奇談 待望の第19巻!
昔の同級生・柴田から電話を貰い田沼を連れて会いに出かけた夏目。久々の再会の中「外木の人形屋敷」の噂を聞く。廃屋のはずの近所の屋敷から夜な夜な何かの動き回る音が聞こえるのだとか。現地を訪れた夏目が、そこで目にしたものとは?
あやかし契約奇談第19巻‼︎
縁で繋がるもの、縁に縛られるものーー。
二体さまの章
田沼、柴田といわくつきの廃屋へ。
明日咲くの章
不思議な花の絵を見かけて…。
ゴモチの恩人の章
祖母・レイコの意外な過去とは⁉︎
ふたつの輪の章
的場家因縁の敵、現る。
友人や的場との再会、レイコ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半-タキのおじいさんと妖怪の話。
後半-夏目の実家と小さい頃の話。
前半
妖怪を見たがっていたタキのおじいさん。
見えないことをいいことにからかっていたという妖怪。
おじいさんには見えなくても妖怪たちはそばにいて、
おじいさんも妖怪たちも
「繋がり」たがっていたんではないかと思います。
そしてその意思はタキがくんであげられたんだと思う。
タキが嬉し泣きしたところは私も一緒に泣いてしまいました。
こんな優しい話を描く緑川先生が好きです。
後半
切なさで心が痛くなります。けれどその分、
冒頭で田沼・西村・北本とラムネ水を見に行くところ、
ラストの藤原家族の写真がいっそう温かく感じられます。