あらすじ
「多軌に彼氏がいる」という噂を耳にした夏目。驚くとともに、彼氏がどんな人か気になる…。だが、多軌は何かに深刻に悩んでいるようで?名取さん主演の映画を見に行く特別編も収録! あやかし契約奇談第24巻!
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妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
夏目友人帳再読中。
「苦手なふたり」…タキさんのお兄さん初登場!これだけでも読む価値あり!
「怪しき来訪者」…2人の戦いが切ないし愛おしい!
ぜひ〜
匿名
ほっこり~
滝のお兄ちゃんが出てきたり!(イケメン!!笑)
みすずの人間バージョンが出てきたり!!とっても面白かった!
最後のオリガミの話もほっこりしました〜!
心の動きが丁寧に描かれてます。
紙の単行本を置く場所がないので97話をレンタルで原作を読んでるんですが、映画を観てまた読み直したくてデジタル購入。
怪しき来訪者、何度見てもいいです!
夏目と田沼のお互いへの思いやりや、互いの立場だからこそ相手の事が見えたり見えなかったりする微妙な関係性が、三篠とササメの関係を通して二人が気がつく事があったり、逆にササメも田沼の夏目への思いを通して気がつく事があったりと各々の心の動きが丁寧に描かれていて読みながら浸ってしまいます。
夏目の人間の友達を大切にする様子を目の当たりにしながらも、三篠に対しても本人は無自覚に友人として敬意を持って接している事に三篠が気づいていないふりをしつつ、怪の時間からすると一瞬になってしまうだろう夏目と一緒に過ごす時間に哀愁を感じている様な絶妙な心の動きや描写がとても丁寧で、仲良くなって踏み込んだからこそ見えてきた感情の機敏が感じられるエピソードでとても良かったです!
これは映画化されるべくしてされたエピソードだなと。また原作だからこそ感じる"間"みたいなものも素敵で、映画を観て尚、改めて読む価値ありです!
映画化された作品を含んでいます
夏目友人帳のファンなのでいつもどおり楽しめました。アニメでファンになり、映像化されていない作品を収録した巻を選んで購入したつもりでしたが、映画化された作品が1作収録されており最初失敗したなと思いました。読んでみると、映像化された作品と原作を比べてみる機会となりこれもありだなと思い直しました。
Posted by ブクログ
苦手なふたり(95/96)
タキのお兄さん、早く素直に言おうよ。
透はニャンコ先生が助けたけど、兄が助けた体ってこと?
で、兄は異界のものを信じたのでしょうか。
怪しき来訪者(97/98)
三篠の妖力は人間に化けるほど強いと。で、夏目が直球勝負「人ですか?」
三篠が田沼をガードしたのは、夏目の友人だからってわけでは無いみたい。
幕間探偵(特別編20)
オチはスルーですか。
ビューティフルドリーマー(99)
作品自体が緻密な線画を鑑賞しているみたいなので、幻想と現実世界の混沌がなんとも言えない不安感。
夏目部屋の幻想空間を塔子と共有できなかったのは、まだまだ真実を打ち明ける段階ではないのかも。
Posted by ブクログ
多岐に彼氏がいる、と聞いた夏目は…。
多岐の兄登場です。
にしても、夏目は、人と積極的にかかわるようになったよな。
多岐のことにしても、田沼のことにしても、自分から助けにいくようになった。巻き込まれから、巻き込むようになった。
生きていくことに自信がもてる、多分そういうことなんだろう。
自分を肯定できるから、手を差し出すことができるというものだ。
そして、夏目友人帳にでてくる人物、人に限らず、皆暖かいこと。
多岐の祖父のやさしさがしみる。
オリガミの愛おしさ。
同じ風景を見ても、優しさや愛おしさに触れたら、また違って見えるはずだ。
だから、世界は美しい。
うん。
夏目友人帳は、そういうことを教えてくれる作品なのだと思う。
…名取の映画の結末を、ぜひ知りたいですわ。
どっかに描いてくれないかなぁ。
いつもほのぼの です
今回は人間の友人たちが絡んだの話が多くて、ほのぼの度が高かったです😆
あやかし達の素敵な関係も良かったなぁ🎵
いつも次の話が待ち遠しいけど、今回は特に次巻が出るまで長かった気がします。
また待ち遠しいワクワクが味わえるけど、もう少し早くお願いしたい、と思ってしまいます(/≧◇≦\)
Posted by ブクログ
はぁ・・・夏目友人帳はいいなぁ。優しくて切なくて・・・涙が出る。
24巻ではタキのお兄さんの登場、三篠の人間姿に「おお~!」となりました。田沼も良かった(特別編含めて)。
心温まる作品
1話完結するたびに、心がほっこりする漫画です。何度も読み返しています。妖怪の描写に、びくっとすることもありますが(笑) 。涙が出るほど感動する作品は読み返すのも心の準備?が必要ですが、適度な感動で心温まる大好きな漫画です。おすすめ!
Posted by ブクログ
多軌に彼氏がいるという噂で動揺しまくる夏目の動揺の仕方がすごく夏目でなんというか変な安心感があったわ。
あと・・・個人的に色々たまらん一冊であった。
しゃら……
Posted by ブクログ
この24巻のお話、どれもすごく好きだなぁ。
お気に入りの三篠が出てきたし、タキの兄ちゃんも面白かったし、オリガミが特によかった。
あぁ~ほっこりした!!
・・・ほっこり要素、ありましたよね!?
Posted by ブクログ
タキがメインで、タキの兄「勇」登場。
いや、サッパリ系の憑かれやすい体質・・・
小さな頃から怪等を信じないが、心優しきタキの兄。
亡きお祖父さんとの約束の品をタキに送る。
田沼がメイン。
毎日訪れる謎の客。
気づけばそれは「三篠」だったわけだが。
ササメと呼ばれた怪はミスズと戦うために。
どっちがかったかはわからないが、無事に終わりを告げる。
夏目は友人達と映画館へ。
途中停電で再上映の合間、ロビーで映画の結末を考える。
夏目が友人といるのが嬉しい。
怪が「折り紙」に付いている。
旅の途中の怪が「旅仲間」だという。
うっかり落としてしまったと・・・。
夏目が拾い一緒に行動をする。
折り紙の怪は夏目に質問をして、夏目はそれに答える。
お礼として「夢」を毎晩見せてくれる怪。
仲間が迎えに来て、夏目の前から居なくなった日の朝。
部屋一面に花の絵が描いてある。
粋な怪。
相変わらずの夏目とニャンコ先生。
この世界観はずっとこのままでいて欲しいなと。
そして。
夏目がもう少し、人との関わりを上手く出来たらな。
素敵なお話たちです。
何年ぶりだろう?
緑川ゆき先生の本で初めて読んだものは【あかく咲く声】で、詩的で余韻の残る漫画に心を奪われました。この作者さんが書くものなら間違いないだろうと【夏目友人帳】にも手を出した記憶があります。
途中まで追いかけて購入していたものの、日々の忙しさで書店から遠ざかり、読むこともなくなっていました。。。。
電子書籍が当たり前になり、本の購入がスキマ時間に可能となり、また手に取った次第です。
どの巻数から購入するか迷ったときに、多軌に彼氏が!?の文言につられこの巻から購入(笑)
何年たっても変わらない優しさとほんの少しの怖さがある、この物語。
久しぶりに読んでも、とても良かったです
Posted by ブクログ
第九十五話 苦手なふたり タキの兄登場
第九十六話 苦手なふたり
第九十七話 怪しき来訪者
第九十八話 怪しき来訪者
特別編20 幕間探偵
煌き探偵 明星 光太郎 葬列の婚約者
(名取主演映画の第2弾)
第九十九話 ビューティフルドリーマー
あとがき
Posted by ブクログ
ニャンコ先生が可愛いから、つい見とれてしまい、なかなか読み終えることができなかった。
お気に入りはうさぎのリンゴを持っているニャンコ先生。もう片方の手にも爪楊枝が( *´艸)食いしん坊ですね♡
どのお話もよかったけど、なかでも特別編「幕間探偵」が好み。煌き探偵が活躍する「葬列の婚約者」ぜひとも映画館でみたいな~♪
次巻は来年の春ごろ発売!
Posted by ブクログ
・タキと兄、そして亡き祖父との関係の話。
・田沼を連れまわす者の正体は?
・名取さん主演の映画鑑賞にきた高校生四人組の推理。
・折り紙人形に籠った妖が見せる夢。
家族の情感、友への想い、美しい風景を見せる妖との心の交流。
どれも彼らにとっては懐かしい想い出になるような話でした。
映画を観ての推理合戦、妖では?と考えても口に出来ない夏目。
でも、いっぱい観て、いっぱい話し合おうという、友たちの声が
良かったです。良い友たちに巡り合ったね、夏目(^^♪
Posted by ブクログ
夏目の友人たちが、夏目の友人でよかったなぁと。
距離感を図りかねてる部分も、よそよそしさじゃなくて、
お互いを大切だと思い合ってるからこそ感じる雰囲気ってのがいいなぁと思います。
Posted by ブクログ
夏目、買ってなかった24巻。
読み直しの最後に続き、早速読んでみる。
たきちゃんとお兄ちゃん、そして亡くなったおじいちゃんの話「苦手な二人」、田沼の妖に巻き込まれ体質を使いつつ、みすず主人公みたいな「怪しき来訪者」、映画のなぞ解きを友達みんなでやる「幕間探偵」、名前を返した妖の連れと夏目の話「ビューティフルドリーマー」の4つ。
短編2つ、幕間探偵とビューティフルドリーマーはどちらも短編としてはちょっと変わった話でした。
みすずの話は結構好きだったけど、ビューティフルドリーマーのおりがみの最後が結構好きです。
それにしても緑川さん、花が好きですね~。花の絵、この本の中だけでも2回も出てきます。石洗い様、よかったから思い出させられてなんかよかったです。