緑川ゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小さな頃から妖怪が見える夏目。
結界から放たれた招き猫を依り代としたニャンコ先生。
夏目の祖母である「レイコ」が勝負をして打ち負かした妖怪との
契約書となる「友人帳」にある名前を妖怪たちに返してあげるために
日々体力勝負で奮闘したり、ニャンコ先生にこっそり命を狙われたり[笑]
見えないものが見えるために、人に疎まれ、拒まれ
寂しい想いを抱える夏目と妖怪たちとの間に芽生える
優しい想いや繋がりが切なくあったかい。
そして何より、猫ぢゃないっと言いながらもついつい
ねこじゃらしを見ると遊んでしまったり、まぁるいフォルムで
とてとてと走るニャンコ先生がたまらなくかわいいっっ!!
目に見えなく -
Posted by ブクログ
映画版から先に観ていたので、シナリオは全部知っている筈だったのに、どうしようもないぐらい……号泣。声に出して、えぐっ、えぐっ、という、我ながらみっともない……。
ちょっと「おおかみこども」にも通ずるんだけれど、長い年月がふたりの断絶を映し出してゆく作品。ぜんぜん脇道に逸れない、まるで最初から最後まで一度にゴロッと出てきたような、隙のない展開が素晴らしい。50ページで人を泣かせる、お手本というか究極に近いものかも……。やられました。
ほかの短編はいまいちかも……。あと「愛蔵版」とありますが、特に愛蔵版っぽくはないです。この短編は語り継ぎましょう。伝説にしてゆきましょう! -
Posted by ブクログ
藤原家に引き取られて、友達もできて、って、いい人間関係を築けるようになってきたからこそ、友人帳を持っているという夏目の苦悩は続くわけだ。
で、元祓い屋の件で、名取とかかわりあうことになり、友人帳のことを名取に明確ではないにしろ悟られる。
名取は、そういうものを危険といい、優しい夏目がもっていてはいけないものだと断ずる。
レイコさんは、夏目に優しい子になって欲しかったんだと思う。だからこそ、友人帳を残したのだと私は思いたいんだけどね。とはいえ、名取は人間社会の常識の人だから、その辺の機微はわからないんだろうな。
夏目側の人間だと名取のことは思ってきたけど、ここにきてどんでん返しの -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み直し15巻。
こちらもまた、読んだ直後の感想が残っていたのでそれはとっておくことに。
やっぱり、妖と人とのつながりの話がいいですね~。読んだ当初と同じところにまたうるっときている自分に安心するような進歩がないのがだめなような複雑な気分になります。
それにしても、こんな前に名取さんは友人帳を気取っていたんですね。そのあとどうなるのか気になってましたが、今んところその後名取さんが知ったという話にはなってないですが、いつかは伏線回収されるんでしょうねぇ。
以下、当初感想です。
14巻のそれぞれの妖譚がなんとなく精彩を欠いて感じたのですが、15巻はまたすごくヒットの1冊でした。
特に、妖が見え