緑川ゆきのレビュー一覧

  • あかく咲く声 1巻

    Posted by ブクログ

    夏目友人帳でブレイクした作家だけれど、こっちもかなりいい。登場人物は少なく、動く範囲も小さい。絵はあまり上手くなく、キャラの書き分けも苦手。でもそれを補って余りある豊かで丁寧な感情表現とその移ろいを描く。誰かに憧れて好きになる。そんな単純でありがちなことをとつとつと丁寧にシンプルな言葉と透明感で描く。波紋が広がる描写や草原・空の絵面が多い。キャクターの独白とそれらが相まって、本当にこちらの胸に感情がぶわーっと広がってくる。二人の主人公がゆっくりゆっくりと近づいていく、稀有な繊細さを持つ漫画です。

    0
    2011年07月28日
  • 夏目友人帳 10巻

    Posted by ブクログ

    祖母の遺品で、多くの妖の名を預かった「友人帳」を受け継ぎ名を返す日々を送る夏目。ある日突然現れた昔の同級生・柴田に強引に連れられ女子高生・村崎と出会う。後日胸騒ぎを覚えた夏目が駆けつけた先で目にした彼女の正体とは…!?

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 9巻

    Posted by ブクログ

    祖母の遺品で、多くの妖の名を預った「友人帳」を受け継ぎ、名を返す日々を送る夏目。ある日、名を取り戻しに来た時に指輪を落としたという妖・アマナに教われるが――!?
    また、夏目の元に友人帳を狙う妖の一団が現れて…?

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 7巻

    Posted by ブクログ

    祖母の遺品「友人帳」は多くの妖怪達を統べる契約書。それを受け継ぎ、名を返す日々を送る夏目はある日、近くの森で妖怪達の血を奪う事件に遭遇。名取と共に事件を探っていく中、妖祓い屋・的場一門の頭である的場と出会い…!?

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 6巻

    Posted by ブクログ

    祖母の遺品「友人帳」は多くの妖怪達を統べる契約書。それを受け継ぎ、名を返す日々を送る夏目は廃屋で箱に閉じこめられた少年・カイを助ける。彼を狙っていた妖を撃退するも、他にもつけ狙う影が!?

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 5巻

    Posted by ブクログ

    祖母の遺品である「友人帳」により支配された妖怪達に名を返す日々を送る夏目。ある日、地面に陣を描く少女・多軌と出会う。昔出会った妖にかけられた呪いを解く為、奔走する彼女に協力する夏目。だが、自身も呪いを受けてしまい!?

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 4巻

    Posted by ブクログ

    祖母の遺品で、妖怪達を支配する契約書の束「友人帳」を受け継いだ夏目少年。妖に襲われたり名を返したりと、てんてこまいの日々。学校帰りに用心棒妖怪ニャンコ先生と立ち寄った雪の原っぱで、夏目の体を借りようと飛びかかってきた者が!

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 3巻

    Posted by ブクログ

    通い合う心、すれ違う運命…!
    人と妖、互いを想う気持ちの行方は…!?

    祖母の遺品「友人帳」により支配された妖怪達に名前を返し続ける少年夏目。ある日、用心棒・ニャンコ先生が現れ、「友人帳」を奪って逃げてしまう!
    後を追った夏目達の見たものは…!?

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 2巻

    Posted by ブクログ

    祖母の遺品で、妖怪達を統べる契約書「友人帳」を受け継ぎ、妖怪達に名前を返す日々を送っている少年夏目。ある日クラスメイトと肝だめしに参加するが、そこには妖の気配が!
    用心棒のニャンコ先生と共に正体を探る夏目だが…!?

    0
    2012年08月21日
  • 夏目友人帳 2巻

    Posted by ブクログ

    「きらめいててご免」
    名取さんのことはさほど好きというわけではないのですが、
    このセリフはとても好きです。

    この巻では夏目がとても頑張っていました。
    人間のため、妖怪のため・・・
    命に関わる危険なことにも飛び込む夏目。
    あれこれ考えているわけではなく、感情で動いてしまうのでしょう。
    そんな優しい夏目が大好きです。

    0
    2010年10月24日
  • あかく咲く声 1巻

    Posted by ブクログ

    夏目友人帳の作者である緑川ゆきさんの作品。
    笑顔動画で作品紹介動画があって、興味を持ったので買ってみた。
    なんでも緑川さんの一番最初の連載作品だとか。
    電車の中で読んでたら真剣になりすぎて、気が付いたら乗換駅についてた。

    特殊な声をもつ辛島くんや、その彼を好きになった国府ちゃん、彼らの周囲の人たち。みんな優しくて、強い人たちだと思う。
    夏目でも味わえる、キャラクターたちのほんわかしたりじんとしたりする優しさって、緑川さんの持ち味なんだなあと実感した。

    文庫版を買ってきたのは、最初でた漫画のほうはもう絶版になってしまったため。中古で出会えた買うかも。

    0
    2010年10月20日
  • 夏目友人帳 9巻

    Posted by ブクログ

    切なくもあり、心温まるストーリーです。じわりじわり泣けます。子供から大人まで、楽しめる作品だとおもいます。

    0
    2010年08月25日
  • 夏目友人帳 10巻

    Posted by ブクログ

     *偽りの友人
     *月分祭

     夏目の小学校の時のクラスメイト、でも、変わった子供だった夏目をいぢめていた柴田が、突然やってくる。
     「こっちでは友達出来たんだ」とか「すまし顔のくせ人の顔色ばかり気にしていたのに」とか、相当嫌み言われるのになんだかんだと付き合ってしまう夏目のお人よしっぷりに、やっぱいい子だなぁと思うのであった。
     しかも、家のお使いを手伝ってもらったことをとっても恩義に感じてたりして…。
     柴田が好きになった女の子は、妖かしで、それゆえに夏目は柴田にひどいことを言われたりするんだけど、かかわった以上途中で放り出したりは決していない夏目の強さが、愛おしいようで危なかしくて不安だ

    0
    2010年08月21日
  • 夏目友人帳 10巻

    Posted by ブクログ

    <この本の内容>
    (公式サイトより引用~ここから~)
    祖母の遺品で、多くの妖の名を預かった「友人帳」を受け継ぎ名を返す日々を送る夏目。ある日突然現れた昔の同級生・柴田に強引に連れられ女子高生・村崎と出会う。後日胸騒ぎを覚えた夏目が駆けつけた先で目にした彼女の正体とは…!? メガヒットあやかし契約奇談第10巻!! 2010年7月刊。
    (公式サイトより引用~ここまで~)
    他、豊作をかけて豊月神たちと不月神たちが十年に一度寄り合い勝負する「月分祭」の話を収録。
    夏目は行方知れずとなった豊月神の身代わりに、そして名取の元には豊月神の捜索と、見つからなかった場合、不月神封印の依頼が・・・。

    +――――

    0
    2010年08月16日
  • 夏目友人帳 8巻

    Posted by ブクログ

    この本の内容
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ある日、ニャンコ先生と散歩をしていると木から落ちてきた鏡の欠片のようなものが目に入ってしまった夏目。そんな夏目をかばった田沼に妖が取り憑いてしまうことに。その妖は割れた鏡集めに協力すれば、体から出ていくという。鏡探しを決意する夏目たちだが、別に妖の影が…!? 2009年7月刊。

    +――――――+

    漸く待ちに待った田沼の章。
    田夏好きにはバイブル。

    0
    2010年08月15日
  • 夏目友人帳 10巻

    Posted by ブクログ

    2010年8月5日購入。

    夏目がやわらかくなった。
    よく笑うようになってきて嬉しい。

    (10.08.05)

    0
    2010年08月05日
  • 夏目友人帳 10巻

    Posted by ブクログ

    今回ちょっとじわっとさせられた。

    妖と人間の恋愛って好き。
    不器用で優しくてすごくきれい。

    夏目の神さまはたまらなかったなぁ。
    地味な絵柄なだけに、たまにこうなると嬉しい。
    夏目の心の動きが今回すごくいいなーって思った。
    相変わらずさりげない言葉の使い方がぐっとくる。

    0
    2010年07月26日
  • 夏目友人帳 10巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    柴田がいい! こういう友だちは夏目にはいいんじゃないかな?
    お互い遠慮なく憎まれ口をたたき合える存在って、にゃんこ先生ぐらいしかいなかったやん。

    0
    2013年06月11日
  • アツイヒビ

    Posted by ブクログ

    癒されたくなって。
    友人にこれを借りたのが、まだ夏目の一巻が出たか出ないかと
    いったところ。友人はずっと緑川さんに注目していたそうで。
    さすがです。

    「アツイヒビ」で池田が必死に「家族のかたち」を
    守ろうとする、特に国吉に殴りかかるシーン、
    高校生の限界と必死さを感じてせつなくなります。

    それから「花の跡」はとても秀逸。
    イメージが鮮烈で、ちいさな落書きの花と
    天井の大きなイラストが忘れ難い印象を与えます。

    「きっと私/あの人に/あの花の跡につまづいて
    飲みこまれてしまったんだ
    あの人を好きになったんだ」


    じつは夏目、読んでいないのですが…
    いつか、買ってみたいです。

    1
    2010年06月08日
  • あかく咲く声 1巻

    Posted by ブクログ

    すごく良かったです。
    一生大事にしたい本だと思いました。
    「辛島くん」ののみこんできた言葉とか、人と人の繋がりとか…温かいと思いました。
    2巻と表紙を並べると一枚の絵になる所にも惹かれました。
    印象的だったのが「辛島くん」の笑い方。「国府」もすごく可愛かった。だから周りに愛されてるのかな~。
    評価は星五つ!
    すごく満足しました。

    0
    2010年05月23日