緑川ゆきのレビュー一覧
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ネタバレ 無料版購入済み
静かな連作
何度もアニメ化されていて今も連載されていても初読でした。
ニャンコ先生は招き猫のモデルが云々等、あとがきにかなり詳しい作者の解説もあります。子どもの頃に見ていたニャンコ先生(要は大ちゃんの方……)は某アニメでしたので、歳がバレます^_^;;
祖母のレイコさん、生前が偲ばれます。
ダムに沈んでしまう集落等、やはりちょっとさみしい話が多くなりそうな連作ですが、人気の理由の一端、何となくわかる部分もありました。 -
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祝・20周年!
祓い人の名取、親友の田沼、妖のヒノエたちと関わる、夏目。
切なさや繋がりがしみじみと感じさせられる、3つの話。
第百十六話・・・前巻からの続き。過去にあった“みつる”の存在。
自分の弱さを認め、感傷を絶ち、妖と対峙する名取。夏目は。
第百十七、百十八話・・・夏目と田沼が迷った女性と探した館。
その如月荘で、二人は降妖術の儀式に参加することに。
第百十九話・・・“包みくらべ”という勝負を受けるため、
レイコに成りすます夏目とレイコを知るヒノエの想い。
完結した“みつる”の話は、祓い屋の家の複雑な心情をも
明らかにしていました。そして祓い人としての名取の決意、
“みつる -
Posted by ブクログ
ネタバレタキがメインで、タキの兄「勇」登場。
いや、サッパリ系の憑かれやすい体質・・・
小さな頃から怪等を信じないが、心優しきタキの兄。
亡きお祖父さんとの約束の品をタキに送る。
田沼がメイン。
毎日訪れる謎の客。
気づけばそれは「三篠」だったわけだが。
ササメと呼ばれた怪はミスズと戦うために。
どっちがかったかはわからないが、無事に終わりを告げる。
夏目は友人達と映画館へ。
途中停電で再上映の合間、ロビーで映画の結末を考える。
夏目が友人といるのが嬉しい。
怪が「折り紙」に付いている。
旅の途中の怪が「旅仲間」だという。
うっかり落としてしまったと・・・。
夏目が拾い一緒に行動をする。
折り紙 -
購入済み
何年ぶりだろう?
緑川ゆき先生の本で初めて読んだものは【あかく咲く声】で、詩的で余韻の残る漫画に心を奪われました。この作者さんが書くものなら間違いないだろうと【夏目友人帳】にも手を出した記憶があります。
途中まで追いかけて購入していたものの、日々の忙しさで書店から遠ざかり、読むこともなくなっていました。。。。
電子書籍が当たり前になり、本の購入がスキマ時間に可能となり、また手に取った次第です。
どの巻数から購入するか迷ったときに、多軌に彼氏が!?の文言につられこの巻から購入(笑)
何年たっても変わらない優しさとほんの少しの怖さがある、この物語。
久しぶりに読んでも、とても良かったです -
Posted by ブクログ
ネタバレ「テンジョウさん」という絵を探しているという隣の高校の先輩。
が、その絵があるのか無いのか?
その絵は 良くないもの ではないのか?
捜索隊は田沼の廃寺の中にあることを突き止め発見。
先輩が開くとそれは何も描いてないものだった。
ただの古い紙になっている。
怪は出てこない…
名取から電話があって、一緒に行くことになった貴志。
元祓い屋の家で枇杷を収穫することに。
そこで見えたのは隣の家にたなびく布。
その布を切る手を見た貴志は、名取と一緒に隣の家へ。
そこには的場達が居た。
お屋敷は三春という今は途絶えた家。
そこに招く御柱様(怪)が来るので、お迎えの儀式をしていると言う。
其処に現れるは邪 -
購入済み
幻想的でちょっと怖い
幻想的でちょっと怖いお話でした。それにしても登場人物が似すぎて、男女もはっきりしないので新刊が出て久しぶりに読むたびに混乱しますー!
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ネタバレ 購入済み
タキと的場、名取と的場。
的場さんはスイーツ好きなので利害が夏目と一致しなくてもなんだか嫌いになれない。
タキのお兄さん。写真かわいい。
名取家の話はまだ続くようだけれど、幸せな話になるのかどうか…次巻が気になります。 -
ネタバレ 購入済み
的場さんと名取さん編
タキちゃんから始まったけど的場さんが出て来ました
この人が親切のみで手助けしてくれる訳無いんだけどね
後半は名取さんのお話となります
話が?と思ったら前段が最後にありました
そして次巻に続くって早く読みたいです
待ちきれないですね