緑川ゆきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
華があるのは女の子の国府より辛島くん(笑)ミステリアスで不思議なの能力をもつ少年の危うさを描くお話の多い作者だし、はじめは辛島くんばかり目についた。しかし国府の感じる瑞々しい感情を読者である私も味わううち、辛島くんと国府、二人のためらいとそっと相手の手を取るような距離の近づき方がじわじわと効いてきて、「ふたり」の物語になっていく。後書きで、作者が編集さんに「ふたりを描けるようになってほしい」というようなことを言われたというのを読んで、ゆっくりと「ふたり」の物語に成っていったんだと、また感動した。とくに怪盗「柴」のエピソードとラストらへんの辛島・国府は涙なしには読めない・・・!
-
Posted by ブクログ
夏目友人帳の作者である緑川ゆきさんの作品。
笑顔動画で作品紹介動画があって、興味を持ったので買ってみた。
なんでも緑川さんの一番最初の連載作品だとか。
電車の中で読んでたら真剣になりすぎて、気が付いたら乗換駅についてた。
特殊な声をもつ辛島くんや、その彼を好きになった国府ちゃん、彼らの周囲の人たち。みんな優しくて、強い人たちだと思う。
夏目でも味わえる、キャラクターたちのほんわかしたりじんとしたりする優しさって、緑川さんの持ち味なんだなあと実感した。
文庫版を買ってきたのは、最初でた漫画のほうはもう絶版になってしまったため。中古で出会えた買うかも。