ヘニング・マンケルのレビュー一覧

  • 背後の足音 上

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    スウェーデンの作家「ヘニング・マンケル」の長篇ミステリ作品『背後の足音(原題:Steget efter)』を読みました。

    『目くらましの道』に続き「ヘニング・マンケル」作品です… 読み始めると北欧ミステリは続いちゃいますね。

    -----story-------------
    〈上〉
    夏至前夜、三人の若者が公園でパーティを開いていた。
    十八世紀の服装、料理、ワイン。
    彼らをうかがう目があるとも知らず……。
    イースタ警察署に娘を捜してくれという母親の訴えが出された。
    夏至前夜に友人と出かけて以来、行方がわからないというのだ。
    捜査会議を招集したが、刑事の一人が無断で欠席した。
    几帳面なはずの人物

    0
    2022年12月19日
  • 目くらましの道 下

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    スウェーデンの作家「ヘニング・マンケル」の長篇ミステリ作品『目くらましの道(原題:Villospar)』を読みました。

    「ヘニング・マンケル」作品は先月読んだ『笑う男』以来です… 約1か月振りの北欧ミステリですね。

    -----story-------------
    〈上〉
    【CWAゴールドダガー賞受賞】
    夏の休暇を楽しみに待つ、イースタ署の「ヴァランダー警部」。
    そんな平和な夏のはじまりは、一本の電話でひっくり返された。
    呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。
    目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が。
    殺されたのは元法務大臣。
    背中を斧で割られ

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    2022年12月19日
  • 目くらましの道 上

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    スウェーデンの作家「ヘニング・マンケル」の長篇ミステリ作品『目くらましの道(原題:Villospar)』を読みました。

    「ヘニング・マンケル」作品は先月読んだ『笑う男』以来です… 約1か月振りの北欧ミステリですね。

    -----story-------------
    〈上〉
    【CWAゴールドダガー賞受賞】
    夏の休暇を楽しみに待つ、イースタ署の「ヴァランダー警部」。
    そんな平和な夏のはじまりは、一本の電話でひっくり返された。
    呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。
    目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が。
    殺されたのは元法務大臣。
    背中を斧で割られ

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    2022年12月19日
  • 殺人者の顔

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    北欧ミステリーは有名どころは読んでいる方なので
    ・グレーンス警部
    ・特捜部Q
    ・ミレニアム
    ・その他警察モノなど
    なんというか北欧作品的なヤツ、というか警察モノのあるあるが揃ってる(この作品というかもっと前の刑事マルティン・ベックが元?)

    当然ヴァランダーは離婚してるし、未練たらたら…子供は独立してるし親の介護もあるし
    同僚は体が不調気味…
    捜査では怪我ばかりして進展無し…なんともかっこ悪いのだけども、どうも嫌いになれない。
    (もっと最低な刑事を見かけてるのもあるけど…)

    事件自体は携帯電話やインターネット普及前の事件なので、劇的な展開やどんでん返しは期待せずに読み進めた。

    平凡な農夫が

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    2022年12月08日
  • 殺人者の顔

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    スウェーデンの作家「ヘニング・マンケル」の長篇ミステリ作品『殺人者の顔(原題:Mordare utan ansikte)』を読みました。
    「アンナ・ヤンソン」の『死を歌う孤島』に続き、スウェーデン作品です… 北欧ミステリが続いています。

    -----story-------------
    ●「関口苑生」氏推薦――「これは世界のミステリー史上においても瞠目すべきシリーズとなることは間違いない」

    【CWAゴールドダガー受賞シリーズ/スウェーデン推理小説アカデミー最優秀賞受賞】
    雪の予感がする早朝、動機不明の二重殺人が発生した。
    男は惨殺され、女も「外国の」と言い残して事切れる。
    片隅で暮らす老夫婦

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    2022年12月07日
  • 殺人者の顔

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    また、新しいシリーズに手を出してしまった

    とっ散らかった本棚だ
    一人の作家さんや、一つのシリーズを集中的に読むということが出来ない
    たまに変な決意の元にそんなことをしてみると、しばらくその作家さんに手を出さなくなったりする
    うーんやっかい(自分で言うな!)

    さて今回手を出したのは『刑事クルト・ヴァランダーシリーズ』
    なんとデンマークのミステリーでイギリスでドラマシリーズが放送されていたという代物
    そしてこの刑事ヴァランダーが良い!

    一言で言うと「情けない」
    別れた妻に未練たらたらたが、突然現れた若い美人の検察官も気になる、一人娘はかわいくて心配だがどう接していいかわからずにおろおろする

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    2022年11月25日
  • イタリアン・シューズ

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    ヘニング・マンケル『イタリアン・シューズ』創元推理文庫。

    ノンシリーズ。過去を引き摺り、思わぬ形で未来に光を見付けた寂しく生きる初老の男性の人生を描いた大人の小説。

    何故、フレデリックは54歳という若さで外科医を引退し、島に引きこもるのか。フレデリックの言うところの大惨事とは何か。幾つかの謎が渦巻く中、静かに物語は進行する。

    世を棄て独りで島に住む66歳の元外科医のフレデリックの元に40年前に捨てた恋人のハリエットがやって来る。

    ハリエットは末期の癌に冒され、歩行もままらない状態でフレデリックを訪ねて来たのだ。彼女はかつてフレデリックが約束した森の中に広がる美しい湖に連れていくことを果

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    2022年11月02日
  • 白い雌ライオン

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    展開がヤバく文体が渋い
    二度と人に会うことはないと知っているのは幸運だ、なにかが残っているはずだから。

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    2022年10月02日
  • ファイアーウォール 上

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    8作目。題名から分かる通り、IT絡みの犯罪で、スウェーデンに居ながらにして世界中に影響が及ぼされる大規模な企みに、アナログ世代のヴァランダーが技術的なことはお手上げのため若い世代や専門職に任せながらも表面的なちんぷんかんぷんな技術的なことに惑わされずに犯罪者の心理と目的と動機を読み取ろうと想像力をふりしぼります。ことの始まりは十代の少女二人がタクシー運転手をハンマーとナイフで襲って金を奪い逮捕され自白もするが一切動揺も後悔もしていないことにイースタ署の警察官たちの方が動揺する、という強盗傷害事件なのですが、少女の一人が脱走したと思ったら殺されて発見されるという衝撃の展開に。一方で夜の散歩中に突

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    2022年05月21日
  • 五番目の女 上

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    6作目。少年だった頃は仲が良かったのに警察官になると決意して以降、理由もわからぬままずっと折り合いが悪かった父親がアルツハイマー型認知症を患っているとの診断が下りたのが前作、解説によると時間の経過が現実と揃うペースで一年に一冊刊行されていたシリーズ、長編で込み入った話なのにすごい。今回は父親の念願だったイタリア旅行へ親子水入らずで出かけたところから始まります。アルジェリアで原理主義者が無差別に複数の女性を殺害するテロ行為が書かれた血生臭いプロローグから一転、シリーズでもあまり描かれない心温まる親子の二人旅が丁寧に書かれていました。戻ってきたヴァランダーは、前作で起こった連続殺人事件のこともまだ

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    2022年05月06日
  • 目くらましの道 上

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    ヴァランダーのシリーズ5作目にして、CWA賞受賞作品。解説によるとシリーズの代表作といわれているともあり、いつも通り読み応え十分のドッシリとした社会派ミステリ。起きる事件は凄惨なもので、犯人の動機もやりきれないものなのですが、作家の力量もありぐいぐいと読まされます。個人的にはこの作品よりも『白い雌ライオン』の方が印象深いのですが、思い返すとヴァランダーが主役なのに名わき役のような存在感で、南アフリカの殺し屋だったりタイトルのもとになった人物だったりの方が存在感があり、そのためヴァランダー・シリーズの代表作、と言うにはちょっと違うのかもしれません。ほかの方のレビューを読んでいたら、名優ケネス・ブ

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    2022年05月05日
  • 笑う男

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    4作目。冒頭では3作目の終盤に正当防衛とはいえ人を殺めてしまった事実に押しつぶされそうになり燃え尽きたようになって辞職することを決意しているヴァランダー。旧知の弁護士が父親の事故死に不審な点があると、療養先を探しあてて相談しに訪ねて来たのも断るほどの憔悴ぶりだったのが、療養先から戻るとその弁護士が銃殺されたことを知り、辞職を取りやめて自責の念からその事件の担当刑事として復職。かつての同僚や上司はとまどいながらもヴァランダーの翻意を歓迎し一丸となって事件の解決のために捜査にまい進します。今回は事件そのものの動機や謎解きよりも、その題材を使ってスウェーデンの社会の変遷や警察組織内の旧弊な価値観に対

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    2022年04月25日
  • 白い雌ライオン

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    長い、とにかく長い700ページ。
    だからと言ってつまらないというわけではなく、二冊同時に読み切った感じ。

    南アフリカ共和国がまさに変わろうとしているとき、北欧スウェーデンで不思議な殺人事件が起こった。

    読み手は前作同様に、ヴァランダーの執拗な行動の行方と次々に巻き起こる新たな展開、その先にあることへの興味でひっぱりこまれていく。

    いっぽうで、
    ネルソン・マンデラとデ・クラーク大統領による平和的な変革への道筋が、まさに進められているとき、これまでの社会を維持するために暴力による動乱の陰謀が企てられ、陰謀の気配を知ったものとの探り合いが始まる。
    ……作者はその様子を、これだけで一つ小説が成立

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    2022年04月20日
  • 殺人者の顔

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    子どもが今北欧言語に凝っていてヘニングマンケルを読みたいと言っていたので読んでみました。

    30年前のスウェーデンの社会情勢は読んでいてちょっと辛くなったけど最後は結構面白かったな。シリーズ全部読んでみよう。

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    2022年01月22日
  • 背後の足音 下

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    シリーズ物とは知らず、本作から読んでしまったが楽しめた。手掛かりがないところから、ジワジワと犯人に迫っていく様が面白かった。
    また、最後にはスウェーデンが抱える問題についても触れてあり、その点は日本にも共通するなぁと思い、興味深かった。

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    2021年12月21日
  • 背後の足音 上

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    この本に限らす、洋書は登場人物の名前がなかなか覚えられず、最初は苦労するのだが、今回は更に北欧ということで聞き慣れない名前がいっぱい…。
    最初は「誰?」と登場人物のページに戻って確認してたけど、段々慣れていった。
    バラバラのヒントが少しずつ、本当に少しずつ、繋がっていくのが面白く、先が気になる。

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    2021年12月10日
  • 北京から来た男 下

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    猟奇的な殺人と中国がどう結びつくのかを楽しんだ。
    中国という国を好き嫌いの感情抜きに書いている。

    面白かった。

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    2021年10月10日
  • 手/ヴァランダーの世界

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     ヴァランダーシリーズ、本当に最後の一冊。
     収録作の『手』は、オランダブックフェアの読者プレゼント用として発表された中篇。田舎に戸建ての家を欲しいと、同僚から紹介された物件を見にきたヴァランダーが庭で発見したものは、手の骨だった。一体誰なのか?はるか遠い過去に遡る捜査が開始される。

     何と言っても本書のお勧めは、マンケル本人による作品紹介、登場人物、地名等を網羅した「ヴァランダーの世界」。ファンが作るようなものを、作者自らが作成しているのが、スゴすぎる。

     この「世界」を手元に置いて、シリーズ一作目から順を追って、また読んでいきたいものだ。

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    2021年08月01日
  • 背後の足音 上

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    ネタバレ

    犯人側の描写でも意図が分からず怖い。ちょっと超人的過ぎるので少し減点。一人でできる犯行には思えない。

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    2021年06月10日
  • 殺人者の顔

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    名推理があるわけでもなく、見込み違いや捜査の停滞もあり、ザ警察小説という感じ。特捜部Qシリーズが巻を追うごとに長く、筋の事件と関係ない事件やエピソードが増えて食傷気味になってきたので、今度はこちらに期待しよう。

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    2021年05月09日