ヘニング・マンケルのレビュー一覧
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刑事ヴァランダーシリーズ第5弾。今回の事件が今までで一番残虐、かつ恐ろしい。菜の花畑の少女の焼身自殺、元政治家の殺人事件、それも頭皮が剥ぎ取られている!!こういう事件を取り扱わなければならない、時代への不安がリアルに伝わってきます。。。Posted by ブクログ
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ヴァランダー・シリーズ中、最高傑作!
序盤からそんなことを感じさせる。
このところ海外のシリーズものをよく読む。
アメリカのものには凝りに凝ったプロットと、驚きのツイストで楽しませてくれる作品が多い。
しかし、このヴァランダー・シリーズは事件よりもむしろ主人公の生き様に面白みをみている。
スウ...続きを読むPosted by ブクログ -
ヴァランダーは本作で50歳くらいになったのだったか?
その歳になって、署長や部下のあの仕打ちは確かにこたえることだと思う。
本シリーズも残すところあと2作とのこと。
寂しくもあるが早く読みたい。実際、スウェーデンでの出版より、日本は10数年遅れているそうなので。
娘のリンダが警官になるという。新た...続きを読むPosted by ブクログ -
重く、暗く、そしてすばらしく面白い
自分の中では
マイクル・コナリーの『ハリー・ボッシュ』シリーズと双璧をなす
ヘニング・マンケルの『クルト・ヴァランダー』シリーズ第7弾
アメリカ、イギリスとは違う、スウェーデン独特の雰囲気がとてもいいPosted by ブクログ -
クルト・ヴァランダーのシリーズ第8弾、後半。
タクシー運転手から金を奪った少女が脱走した事件。
別件に関連があるとわかり、しかもヴァランダーは苦手なコンピュータが重要な糸口を握っている。
ヴァランダーは、ハッカーとして釈放されたばかりの少年ローベルト・モディーンを頼ることに。
一方、孤独な生活が...続きを読むPosted by ブクログ -
スウェーデンの警察もの。
刑事クルト・ヴァランダーのシリーズ第8弾。
仕事は有能だが、数年前に離婚し、世話がかかった父をなくし、恋人バイバには去られ、糖尿病を抱える50男ヴァランダー。
かっての親友ステンも、牧場を売って遠くへ行こうとしている。
娘のリンダとはうまく行っているが、遠くに住んでいて忙...続きを読むPosted by ブクログ -
うーん。
これが15年近く前に書かれたものだとは到底思えない。リアルタイムでも十分通用する話だ。
新しい形の捜査についていけないヴァランダーの捻くれ具合に笑ってしまう。
そして今まで信じて共に真相究明に突き進んできた同僚の裏切り。上司への不信。
長いシリーズならではの読みどころ満載。
ずっと読んでき...続きを読むPosted by ブクログ -
未成年の二人の少女がタクシーの運転手を襲った強盗致死事件。
尋問の最中に一人の少女が警察署から逃げ出し、変電所で感電死体で見つかる。
一方、単なる病死と思われた男性の死体がモルグから盗まれてしまう。
二つの事件は関連しているのか?
ヴァランダーの周りもスウェーデンも混沌を深めております。
間違いの...続きを読むPosted by ブクログ -
タクシー運転手殺害の容疑者の少女が警察署から脱走し、変電所で死体となって発見される。病死と思われたITコンサルタントの死体が安置所から盗まれ、代わりに少女の事件と関連のあるものが置かれていた。
ハッカー少年の手を借りながら、捜査を進めるヴァランダーたちだったが、目の前には大きな陥穽があった。
14...続きを読むPosted by ブクログ -
スウェーデンの警察小説の代表、ヘニング・マンケルが描くクルト・ヴァランダー・シリーズ第8作。
街のATMの前で、突然死した男。一方で19歳と14歳の少女がタクシー運転手を殺害。不可解な事件を追うイースタ警察署の刑事たち。
この作品は去年、映像化されたものを見ました。「混沌の引き金」という邦題だった...続きを読むPosted by ブクログ