鳥飼玖美子のレビュー一覧

  • 「英語公用語」は何が問題か

    Posted by ブクログ

    ほとんど異論違論の湧かない内容だった。
    つまり、予想された通りの、言い尽くされたような論述だった。
    というかまだ英語公用語が積極的に実施されてないから、
    検証とかのしようもないのかな。

    面白かった点としては、
    「日本と海外の外国語教育についてのトピック」が、
    印象に残った点としては、
    「抽象的なことを英語で話せるかどうかが重要であること」が
    挙げられる。

    この本の書き方で印象に残ったのが、
    参考文献や引用が多種多彩であったこと。
    ブログとか週刊誌とかテレビ番組とか、
    「そんなの根拠大丈夫か?」みたいな元もあったけど、
    多面的なアプローチでそれはそれで良いと思う。

    0
    2012年08月19日
  • 「英語公用語」は何が問題か

    Posted by ブクログ

    英語を使って仕事をするってどういうことなのか.
    筆者の意見を交えて論じられています.

    特に英語を学習することの動機づけに関してはよく納得できました.
    「学びにおいては努力と報酬の関係の相関を示してはならない」
    子育てにおいてもいえる大切なことだと思います.

    また大学でやたらとTOEIC対策の授業が多い理由も分かったし,そのことが危惧すべきことであることも分かります.
    知的創造でアカデミックな場である大学においてTOEICの対策授業なんて必要ないはずですね.

    英語で仕事するってどういうことなの?
    そう思った方はぜひ読んでみてください.

    0
    2012年02月24日
  • 国際共通語としての英語

    Posted by ブクログ

     これからの英語、英語教育のあり方を考える1冊。ネイティブ信仰を捨て、「コミュニケーション」の本当の意味を考え、国際共通語としての英語を学びましょう、という本。
     EUの複言語主義の考え方や、カチュルーのWorld Englishesの考え方を紹介しながら、英米人の使う英語、ではなく、国際共通語としての英語について解説している。そして、従来からの学習指導要領でも重視されている「コミュニケーション」の意味を考察し、その上で英語教育のあり方や学習の動機づけについて述べている。
     言いたいことは分かるし、単純に道具として英語を身につけるのではない、「文法はいいから会話ができれば」のような考えは甘い、

    0
    2011年12月31日
  • 「英語公用語」は何が問題か

    Posted by ブクログ

    英語の間合いや背景知識の不足からディベートが苦手、言いたいことが言えないと感じる人が多い。そもそもそんなに自己を主張しない日本人という時点で、このような理由による英語の苦手意識はより強くなる。語訳の恐ろしさ、語学の学習方法など。小学校での英語教育を導入すればするほど、英語ができる人、できない人に二分化されていくのでは、という論。

    英語をまともに使うには少なくとも8000語が必要らしい。これは意識的に暗記しない限り獲得できない数だそう。

    0
    2011年12月19日
  • 国際共通語としての英語

    Posted by ブクログ

     2月に同著者の『「英語公用語」は何が問題か』を読んだが,やはり英語は使えるに越したことはない。本書では,多言語共生という理想を追求しながら,普遍語となった英語を活用していく必要を説く。
     前著でも繰り返し述べていたように,「英語支配」がもたらす弊害に注意することを強調。母語に裏打ちされた豊富な言語力を活かし,話す内容を生み出す思考力,対人関係の構築力,批判的読解力を磨いて,「世界語としての英語」でコミュニカーションできれば文句なし。
     ネイティブスピーカーがどういう英語を話すかを気にしたり,「正しい英語」を追求するのでなく,英語を使う世界中の人たちが分かりあえる英語を目指すべし。英語教育界で

    0
    2011年12月15日
  • 歴史をかえた誤訳(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    BilingulalでありBiculturalでなくてはいけないって本当にそう。
    うなづけすぎて頭痛がする位です。
    基本、国際政治・外交の通訳に触れていることがメインなんですが、ふと外務省にお勤めだった頃の雅子妃が思い出されました。颯爽としてとてもステキだったのに、早くご病状がよくなることを祈ります。

    0
    2011年08月23日
  • 「英語公用語」は何が問題か

    Posted by ブクログ

    経済界からの要請で即効性のある英語教育政策を推し進めてきたが、そこで身につく英語は果たして本当に万人に求められていることなのか。

    単なる一つの言語でしかない英語が国際共通語として認知される一方、言語文化の多様性の維持は不可欠だ。

    実効性以外の面で英語教育のあり方を捉え、外国語を通して世界を見ることで、自国文化や母語を客観的に見つめることで世界の中のアイデンティティーを自覚することも英語教育の効用であるはず。

    そのことは唯一現場を知る英語教員が声をあげ発信していかなければならない。教員自身の研鑽とその制度的支援の拡充整備も求められる。

    義務教育という形で画一的に英語を教え込む意義を改めて

    0
    2011年07月19日
  • 「英語公用語」は何が問題か

    Posted by ブクログ

    ・文化を失う危険。
     英語一辺倒は、母国語とする国にとっても危険である。
     9.11が起こったのは、アメリカが他の国の文化を学ばばくなったから。
    ・日本人がいくら頑張っても、Nativeにはならない。母国語にする国に住めば別だが。
    ・英語+αの能力を磨くことが大事である。
    ・英語一辺倒のリスクを述べている。必要性の観点についての意見も知りたい。

    0
    2011年01月15日
  • 「英語公用語」は何が問題か

    Posted by ブクログ

    Q.仕事はできるが英語はできない人と、仕事はできないが英語はできる人はどちらが重宝されるでしょう?

    A.仕事はできないが英語ができる人

    本当か??

    とうとうそこまできたかと。

    世間の流れと自分の感覚がずれていっているように感じた。

    本著はいわゆる「英語至上主義」に警笛を鳴らす著だと理解しました。

    英語のテストでいい点を取るためのような目標が示されているものは"勉強"。

    謎への好奇心から喚起されるものは"学び"。

    この対比はおもしろかった。

    経験から言っても、力が伸びるのはこの"学び"からくるものだと思う。

    かのバー

    0
    2010年11月30日
  • 歴史をかえた誤訳(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ニュースの同時通訳や新聞等にある専門用語の日本語訳に興味や違和感を持ったことがある人にはオススメ。
    通訳・翻訳の違い、言葉だけでなく文化背景(諺・例え等)を如何に訳すか?言葉にならない「間」さえもが政治・国際関係を動かすものとなるなかで、その存在を消し影にさえならない通訳者たちの仕事を歴史的に分析している。
    ジョーン・バエズの件は、政治と音楽、プロとアマチュアの入り交ざった例として大変おもしろい。

    0
    2010年05月26日
  • 歴史をかえた誤訳(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    異なる歴史を持つ、異なる文化をもつ者同士が意思疎通を図る難しさ。更に第3者がその橋渡しをする難しさ。
    それが世界のトップレヴェルで繰り広げられるとなると。。
    改めて責任重大なお仕事なのだと痛感致しました。

    0
    2009年10月04日
  • 本物の英語力

    購入済み

    これはひどい

    英語が苦手なので買って読んでみたが、無駄な情報が多すぎる。これを読めばいいというわけではないし、読む必要性すら感じない。

    0
    2016年07月13日