佐藤尚之のレビュー一覧

  • 明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法

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    いま現在の情報環境を俯瞰し、マーケッター・プランナーの癖や常識、そもそもの視界・思考の狭さを課題提起し、タイトル通り「明日のプランニング」へつなげていく。

    大して難しいことは書いてないのだけど、確かにその通りだ、自分は無意識のうちにそうしていた、あるいはそうしていなかったと思わせるようなところが随所に散りばめられてる。

    東京に住んで、こういう仕事をしていると、日本国民全員が自分と同じスタイルであるかのような錯覚には確かに陥りがち。誰に対して商売をするのか、著者の言葉を借りると、笑顔にするのかは、もっと精緻に考える必要がある。

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    2015年07月18日
  • 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

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    わたしが追求したい、ものづくり、ものを伝える力、ものの表現、をどうやって高めていくか、
    高めた人たちはどのような仕事を行っているか、
    ということを文章で読めたのは幸せなことだ。
    新書なので、しょうがない部分もあるものの、もっと読みたかった。というよりお話を聞きたかったという感覚。


    ただ残念なことに、まだ広告業界にこういった感覚は浸透していないのだと、
    就活生の目線からは感じる。

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    2015年06月02日
  • 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

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    ドラッカーの言葉に「企業の意義と目的は顧客の維持創造顧客」というものがある。また、「市場を知っているのはただ一人、顧客本人である。したがって顧客に聞き、顧客を見、顧客の行動を理解して初め て、顧客とは誰であり、何を行い、いかに買い、いかに使い、何を 期待し、何に価値を見い出しているのかを知ることが出来る。」とある。

    著者は「顧客の維持創造の具現化」を行ってきた人物である。だから、非常に基本的なことを述べているが中身が濃い。具体的な事例を多く出している。著者がどのように考えていたかが明確に記されているので、自分自身の考え方と比較しつつ読むことによって多くの気付きが得られました。

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    2013年05月22日
  • 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

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    広告をラブレターに喩えてるのが非常にわかりやすい。
    ウェブの分野のクリエイティブにいち早く目をつけた著者だが、ウェブ以外の分野も幅広く経験しており、ネット礼賛ではなく中立的な立場で広告を説明してくれてるのが良かった。
    既存のメディアを複数併用するメディアミックスといくつかのメディアの中から消費者に合わせて最適なものを選んでアプローチするクロスメディアは根本的に違うという話。
    誰に広告するかではなく誰が広告を欲しているかという思考方法などは実践的だと思った。

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    2013年05月06日
  • 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

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    まず、世の中でプランナーと呼ばれているヒト、これから、広告関連で食べて行こうと思うヒト必読です。
    著者がもっとも言いたかったことは、今の世の中、モノが売れなくなった時代にコミュニケーション自体がパラダイムシフトしなければいけないですよというシンプルなメッセージだと思います。現実のビジネスシーンにおいて、コミュニケーションを考えるとき、届きにくくなったラブレターをどうやって届けるかを抜きにいきなりメディアプランは …とやる代理店はこの本が上梓されて2年ほど経つが未だに後を絶ちません。裏を返せば、広告の世界の大勢が旧パラダイムのままではないかと思ってしまいます。
    志を持つ広告マン・ウーマン諸氏、啓発の書として読んで欲しいし、実践して欲しいと思います。
    それでは銭になりませんか?

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    2013年04月30日
  • 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

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     昔はお金かけてテレビでCM放映していればバカ売れだった。新聞に広告を出しておけば反響がすごかった。雑誌に広告を出しておけば話題になった。

     しかし今ではネットやソーシャルメディアがコミュニケーションの一翼を担い、新聞やテレビで情報を収集しない人たちが若者を中心に増えてきた。口コミ発やブログ発のヒット商品も増えた。商品開発に消費者が直接関わるようになった。いくらお金をかけてブランドイメージや商品特性を宣伝しても、実際に買った消費者から悪い口コミ(書き込み)がネットで掲載されれば、ダメージが大きい。消費者は買う前に必ずこれらをチェックするようになった。消費者が賢くなったといえなくもないが、開発費用や宣伝費用を商品価格に転嫁できなくなった企業の利益は減る一方だ。


     そんな構造変化から、どちらにも益のある関係とはいったいどんなかたちか。そんなことを考えている本。


     細かいことは説明が難しいので本を読んでもらうとして、感想だけ言えば、広告業界やマーケティング部門に関わっていない人でも、例えば個人事業主とか販売接客業の人でも、いろいろ参考になって面白いと思う。


     でも、これ2008年に書かれた本ので、スマホやタブレット端末が普及してきている今は、この当時より更に変化してきている気がする。
     店頭で商品を試して、スマホで最安値を検索してネットで買う、という買い方は、この当時はほとんど見られなかったように思う。


     『明日のコミュニケーション』という続編もあるみたいなので、気が向いたら読むかもしれない。









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    2017年08月15日
  • 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

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    広告業界を目指す就活生は、読むべし。
    そもそも、広告ってなんのために存在するのか?コミュニケーションをつくるってなんだろう?とか、初めて広告を仕事として考える人の疑問に率直に答えてくれる本だと思う。

    加えて、タイトルの通り、今後の広告のあるべき姿のところまで踏み込んだ考察があり、広告業界に興味を持った身としては本当に勉強になった。

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    2013年05月06日
  • 明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法

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    現代の生活者と企業とのコミュニケーションのあり方をについて書かれた本。

    広告はSNSにとって替わられるのか?
    マスメディアの立ち位置は?

    仕事柄、うなずかされた本。
    しばらくしたらまた読みます。

    12/09/30-98

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    2012年09月30日
  • 明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法

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    元電通プランナー佐藤尚之さんの本。
    ソーシャルネット社会になっていく現代において、広告概念であるAIDMA,AISAS,SIPSについて論じている。SNSなどをビジネスに取り込んでいこうと考える人にとっては一度読んでおくと良い本。

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    2012年07月04日
  • 明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法

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    マスメディアだけの時代はおわり、消費者は情報強者となった
    ロングエンゲージメントの重要性、共感から参加者を育てていく
    広告だけではなく、これからの日本社会の方向性を示し
    世界との境界線もなくなっていく、そんな期待の持てる
    感じがした。

    ゲータレードの具体例は面白かった
    思わず引き寄せられる、そのアイデアが素晴らしい

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    2012年03月29日
  • 明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法

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    ネタバレ

    ソーシャルメディアの登場による企業と生活者の関係。
    過去からの変化、今、求められていることの具体例にも触れられていて
    一読の価値があるかと思います。

    もともと、さとなおさんファンでもあるのでちょっと入れ込んでるかもしれませんが、
    広告、マーケティング、コミュニケーションデザインに興味がある方には是非。

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    2012年02月25日
  • 明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法

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    前著発刊時とは違い、もう変わってるらしいにはぼんやりと多くの人が気付いている現在に出した本だからなのか、
    事例集的な要素は薄れ、実に説明的で、もやもやっとしたものに対するひとつの答え(仮説、考え方)を示してくれた本になっている。
    コピーライターとして所謂「古き良き広告」の時代で活躍していたというバックグラウンドがあるサトナオさんだからこそ言及出来る部分(マスメディア×SIPS等)も実に豊富。
    文句なしの☆5つ。何度も読み返したい一冊。

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    2026年06月25日
  • 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

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    宣伝部で戦う僕のバイブル。「初動」「消費者本位」「メディアニュートラル」「部分最適」など示唆に富んだ話ばかり。現状の把握や、ネットの存在の説明はピカイチ!若者が読むべき新書の一つだと思う。

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    2018年11月19日
  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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    AIが意思決定を強力にサポートする現代において、AIに認識・評価されないサービスは市場に存在しないのも同然になっていく。まずはAIに発見されるための前提として、情報を「構造化データ」として正しく整える技術的なアプローチの重要性を痛感した。
    一方で、変化する生活者としての自身の購買行動を振り返ると、馴染みのスーパーや愛用ブランドのように、真に価値を感じている場所・ものへの「二度目の来訪」には一切の迷いがない。AIに検索や比較を頼るまでもなく足が向くのは、自分自身がすでにファンになっているからだと気づかされた。そして企業側としては、「購入後に顧客がどう感じたか」という感情も重要なデータになるということも知れた。
    本書が示す通り、これからのマーケティングには「AIに最適化する技術的な努力」と「顧客にAI検索すらさせないほどのファンを作る(今いるファンを大切にする)本質的な努力」の双方が不可欠だと思う。変化の激しい時代の中で、サービスが選ばれ、愛され続けるための思考を深めてくれる一冊。

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    2026年09月03日
  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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    話が長い!!笑
    あと筆者も自分で書いているが、AIの評価基準やおすすめ基準はブラックボックスだから、日々自分の相棒のAIとディスカッションしていくといいってね。
    革新的な対策というよりは(というかそんなものはどの分野にも概ね無い)、これまでの手法をよりAI時代に向けて整理したという印象。

    ・AIという相棒を得た生活者を「世界一賢い生活者」
    ・BtoCは情報の非対称性があったから成立していた、これからはBtoAwCへ
    ・AIルートとファンルート、2つの道がある
    ・AIルート:AIに信頼されるための「TRUST」とご主人の感覚に訴えるための「SENSE」というフレームワーク
     T…Translation(AI語への翻訳)、ブランドの強みを定性的な言葉ではなく、JSONとかの構造化データや手両表現に変換
     R…Report&Review(リポートとレビュー)、第三者機関の調査データやユーザーレビューなど、AIが参照しやすい客観的な裏付け情報の充実
     U…Uniqueness(差別化ポイントと独自性)、競合と何が違うのかを明確に言語化し、AIに差別化ポイントとして認識させる
     S…Sincerity(誠実な設定と対応)、商品説明から顧客対応まで、すべての行動に一貫した誠実さ
     T…Truthfulness(企業の真実性)、言っていることとやっていることを一致させる正直さ
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     S…Social(ブランドに社会的センスを纏わせる)、社会課題への貢献を可視化し、顧客に「良い社会に参加している自分」を感じてもらう
     E…Era(ブランドに時代的センスを纏わせる)、最新のトレンドや多様性への配慮で「時代を捉えている自分」
     N…Natural(ブランドにその人的センスを纏わせる)、等身大でありながら美しさも備えた自然さで「自分らしくいられる」
     S…Style(ブランドにデザイン的センスを纏わせる)、統一感のあるデザインや質感を貫き、顧客の美意識に沿う、ちなみに店頭で目立つ・目を引くという観点はもう不要、AIが選ぶのだから
     E…Ecconomic(ブランドに経済的センスを纏わせる)、シェアリングやコト・トキ消費的な価値観を取り入れ、「賢い選択をしている自分」

    ・AIルートのしんどさ、選ばれ続ける難しさ、莫大なコスト、パレートの法則
    ・ファンルート:ファンに継続的に愛されるための「FANBASE」というフレームワーク
     F…Find&Listen(ファンを見つけて傾聴する)、ポイントはファンを「見つける」※作るではない
     A…Access(ファンと接点を持ち、交流する)
     N…Narrative(ブランドの物語を伝える)
     B…Bonding(絆を作る・深める)
     A…Action(一緒に活動する・共創する)
     S…Synergy(ファンとのシナジーを生む)
     E…Engage(長く関係し続ける)
    ・顧客幸福度(このブランドがあって幸せか)
    ・生涯ファン意向、推奨意向、継続意向、指名買い意向
    ・この2つの道は相互作用がある

    最後の物語、自分のフレームワークを当てはめて成功譚を作るなんて…ってちょっと引き気味ではあったものの、5-6話目の地域の個店、限界集落の地方自治体の物語は、自分の興味関心事と重なっていて読まされてしまった。

    あと全然関係ない視点だけど、お仕事小説とかもこの形式で書けたりするのかも。ビジネス本の理論ベースで展開を考えていくという手法…

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    2026年08月09日
  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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    未来のためにAIの勉強は続けております。
    今回はタイトルに惹かれて読んでみました。

    第1章から奥が深い!B to Cだった買い物が、間にAIエージェントが介入する未来がそこまで来ています。これによってほとんどの情報をAIを介して受け取ることになる、逆に考えると企業は顧客にとってパーソナライズされたAIを介してしかアプローチできなくなってしまう、そうなると既存のマーケティングは活かせない?企業にとっても難しい時代になってきましたね。AI武装した「世界一賢い生活者」相手にどうアプローチしていけば良いのでしょう?

    B to Cはやっぱりこの先厳しい。莫大な広告費などをかけて運よくAIを介さずに顧客にアプローチできても、その後にAIに質問されて否定されたら終わりですし、肯定されて購入にいたっても、その莫大なコストを継続して行うことができるのか?本当に選ばれるのが厳しい時代になってきていますね。マーケティングの深いところまでAIが関係しているとは考えていなかったので、めちゃめちゃ勉強になります!

    AIルートにおいて、人間にはなんとなく分かるけど、AIには伝わりにくいものをAI語へ翻訳、つまり、人間の感覚的な表現を、AIが比較可能なデータに変換することが大事なようです。例にある「膝にやさしいランニングシューズ」の場合、

    AIからしたら「膝」に「やさしい」って何?

    状態なんですね。これをしないと、そもそもAIの比較検討の候補に上がってきません。AIからしたら文字化けした文章を読んでいるような感覚、なのでしょうか。AIに読めるようにデータで残す。これが大事なようです。

    AIルート、巨大企業が総取りしてしまう、まず普通の企業はAIの3〜5個に入ってくることが難しいです。そこで重要なのがファンベース。AIルートとも対立せず、むしろシナジーを生みあいます。このA×Fシナジーが肝要!

    ファンというと「好き」がフィーチャーされやすいが、それだけでは足りず、「関係性」が薄いと他に目移りしやすいというのは確かにそうだと納得しました。そして、この一方的な片思いの状態を、双方向な関係性に変えることが、AI時代において長く続くいい関係性に繋がるんですね。分かりやすいです。

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    2026年05月20日
  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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    AIが生活者にとって当たり前になり、購買にあたりAIに相談することが当たり前になるほど、生活者は商品の探索と比較考慮をAIに依存するようになり、AIの比較の中でピックアップされた3-5のブランド以外はsilent deleteされてしまい、これまでのマーケティングの考え方だと厳しい戦いになる。
    AIの3-5個に選ばれ続ける、そしてさらにその3-5個の中から1個に選ばれるというAIルートは修羅の道で、一部の資本力のある一部の大企業以外にはしんどい戦い方になる
    だからこそAIと相談されない、ファンルートが大事でファンと共生するマーケティングが大事。

    主張全体は非常に納得感があり、とても響くものがあった。文章も読み易く、非常に良本。
    一部細かいところで気になったのは下記かな(ただ、総論賛成のスタンスは変わりなし)

    メモ
    + SincereityやTruthfulnessは本当にAIが見ているのかは正直不明。面白いフレームだけど全般的に著者がAIと壁打ちした結果で論理が展開されているから、プロセスがブラックボックスになっていて、検証可能性のない説明になってしまっている気がする
    (読者が検証可能性のない本は議論に発展しにくいので、もったいない)
    + ファン株主が増えることで、経営も長期視点がより重視され、安定するという主張もあり、ファン株主の株保有機関などのデータが示されていたが、これは半分正しく、半分違うと思う。特に上場企業では難しいだろうなと。資本市場の中でファン株主は結局構成比率でみると超マイノリティであり、機関投資家やファンドが資本で株主構成を占め、アクティビスト的なファンドも増えている日本のマーケットだと、理想論だけど短中期の財務的パフォーマンスへのプレッシャーで黙殺されてしまうだろうなと。世の中として変えていくためには、まずは非上場企業で成功事例を作ることが大事だろうなあと思った。

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    2026年04月19日
  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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    AIがプロダクトやブランドの情報を取得しやすいように、構造化されたサイト、情報公開のあり方が重要であるというのは、ファンベースの前にけっこう大事なことの気がする。
    ファンを大事にすることで熱量の高いレビュー等がネット上に増えて、それがAIにレコメンドされる可能性を高める、というもの。よく考えるとこれはAI前の検索エンジンでもまあそれほど本質は変わらない。
    ずらっと並んだ検索情報からゆっくり探す、というUXではなく、AIが選んだ数種類からしか選ばれなくなる、という厳しい前提がやはりあるので、本書の具体的なHowに限らず、アフターAIをよくよく考えないといけないだろうなと思う。

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    2026年03月30日
  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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    さとなおさんの新刊。
    私たちがAIとともに暮らすようになったときにマーケティングはどのように変化するのかについて非常にわかりやすく解説されています。『ファンベース』はSNS時代のマーケティングのあり方を考えされるものだったが、その次の変化。
    大きく分けると、AIの厳選されたおすすめに選ばれるための努力を行うAIルート(徹底的な情報開示とAIが参照しやすい構造化)と、AIを通さずに最初から選んでくれている人たちとの関係を深めることにより生き残るファンルートのどちらを進むかという話。
    とはいえAIルートで進んでいくためにもAIがおすすめを算出するロジックにはファンが熱心に書く長文で愛に溢れたレビューが強く効く可能性が高いので、どちらにせよファンを大切にしようという話であるという意味では『ファンベース』の発展形とも言える。その点では『ファンベース』を読んだときほどの「よくこれを言葉にしてくれた」という感動は少なかったけどAI時代のマーケティング戦略のあり方について色々とシミュレーションできてとても良かった。自分が関わる業界のマーケティングについてどのように適用していくと良いのか考えていきたい。

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    2026年02月21日
  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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    ネタバレ

    AI時代のマーケティングがどう変わるのか気になったので、本書を手に取りました。著者はマーケティング専門家です。本書はAIについて書いていますが、他の著書とベースは同じで、AI時代に生き抜くためにも、ファンの満足度を向上することが重要という内容です。世界一賢い消費者にどう選んでもらうのか、というキャッチフレーズが印象的でした。AIに選ばれるために、企業の生き残りはますます激しくなっていくと思います。これまでの広告・宣伝戦略は無意味になり、AIが用のデータを公開・学習させることが肝になります。この先の未来が少し見えたような気がして面白かったです。

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    2026年02月15日