佐藤尚之のレビュー一覧
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着眼点はその通りだと思う。広告をラブレターに例え、
「・ラブレターが相手の手に届きにくくなった。
・他に楽しいことが山とあり、相手はラブレター自体に興味をなくしている。
・ラブレターを読んでくれたとしても、口説き文句を信じてくれなくなった。
・しかもラブレターを友達と子細に検討し、友達に判断を任せたりする。」
とは、まったく言い得て妙である。
しかし、それ以降は収穫なし。
スラムダンクの話は面白いが、参考にならない。あれほどまで人気のあった作品のアフターフォローが他への参考にはならない。一般のビジネスマンが関心があるのは、人気のない物をいかにプロモートするかである。得るところがなかったと -
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ソーシャル関係の書籍としては現時点で「決定版」といえると思う。FB等でも多くの方が推薦されているとおり、SNSがもたらす「企業・消費者間のコミュニケーションのあり方の変化」が、「関与する生活者」「SIPS」という概念を中心として、非常にわかりやすく示されている。
著者は日本のSNSの利用者が急増しているとはいえ、人口比からすればまだまだ「少数派」であることや、既存マスメディアを中心とした旧来のマーケティング手法も完全に淘汰されるわけではないことを冷静に俯瞰した上で、これからの企業が顧客の「ロング・エンゲージメント」を獲得するためにどのようなコミュニケーションをとるべきなのかを論じており、今やS -
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広告やマーケティングに関わる人たちだけではなく、ビジネスに関わる人、全てに価値がある本だと思いました。
ここ数年の日本の消費者の環境変化を広告表現のプロの立場から大局的に捉えている。消費者の環境変化に対して、広告は何をしなければいけないのかを語っている。
広告の基本スタンスは、「消費者へのラブレター」であり、消費者の環境変化は、「ネットの出現+情報洪水+成熟市場」から生じており、その変化に対しては、とことん「消費者本位」でコミュニケーションをデザインすることだとされている。そして、消費者本位のコミュニケーションデザインを行うための方法論や組織論、そして、その想いの原点となる「スラムダンク1 -
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100万人に薄く伝えるよりも100人に濃く伝わる方が商品や企業は愛される。これからの時代、いかにエバンジェリストを取り込むか。そこにかかっているし、そのためのツールとしてSNSはこの上ないサービスである。
しかし、SNSを活用すれば、エバンジェリストに愛されるかといえば、そんな簡単なものではない。なぜなら共感を呼ぶためには、それ相応の高度なアウトプットが必要だから。そのような意味では、媒体をも生み出していく昨今のコミュニケーションデザインという流れの中にあっても、やはり、一つひとつのツール(媒体)の精度もハイクオリティなものが求められることを、本書を読んで改めて実感した。 -
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ネタバレ元電通社員・佐藤尚之氏の本を読むのは「明日の広告」に次いで二冊目。
今回のテーマはソーシャルメディアによるコミュニケーション。要するに、フェイスブックやツイッター、mixiなどの重要性と活用法を謳っている。
何を隠そう、自分もその三つのヘビーユーザー。もう毎日絶対観ないと落ち着かない。遠く離れた場所にいる友人とも簡単に繋がれる。
しかし、サトナオさんも言うように、それらの重要性を身にしみて感じたのは、3.11の震災の日。その日は金曜で仕事で1人で外出していた。その帰り、ホームで電車を待っていた瞬間にその悪夢は起こった。電話もメールも繋がらない中、ツイッターで先輩が連絡をくれた。そして次々と生の -
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SNSの現状と利点の紹介に始まり、それらを活用するための、“共感”を流通貨幣としたコミュニケーション方法。「ハイパークチコミ」の作り方とその効果。SIPSという新たな購買サイクルをAIDMA、AISASに共存させ、コミニュケーションをデザインする。
前著「明日の広告」よりSNSの話題に特化した内容。SNSに関しては今年読んだ津田大介氏「情報の呼吸法」、マーティン・ファクラー氏「本当の事を伝えない日本の新聞」で語られてた内容と通ずる部分もあり、さらに理解が深められた。さらに本作はそこに+広告的な視座で語られた内容なので、これからの広告の考え方の勉強になりました。
アテンション・クリエイティブ -
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メディアを取り巻く環境と、自分たちのコミュニケーションがどのように変化していっているか。日々の自分の行動とか周りでおきている現象を、ああ、そうだよね、うんうんと、文章にまとめてくれたような本だと思った。「ネオお茶の間」などはまさしく。情報を一番最初に知るのがツイッター経由であったり、人の書き込みによってはっとTVをつけたり、検索したり。AIDMAやAISASに加えてSIPS(共感→確認→参加→共有&拡散)というモデルを提唱されていましたが、まさしく、「シェアしたくなるかどうか」という部分が重要になってくるのだろうと。そして、それを従来モデルといかに効果的に組み合わせていくこと、なのでし