佐藤尚之のレビュー一覧
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ここ1年ほど、AIを使った購買体験が自分の生活の中でも増え、周囲の生活者の行動も少しずつ変わってきた実感があります。検索して比較して買う、という流れに、AIが“間に入る”。そのとき、企業と生活者の関係性はどう変わるのか。変化の輪郭を言語化し、整理してくれているのが本書だと思いました。
さとなおさんの過去作では『ファンベース』を特に実務で活かしてきましたが、本書はそれをAI時代に接続してくれます。情報が溢れる時代に、企業が一方的に「To」で発信しても届きづらい。そこで提示される「With AI」というフレーミングが見事で、企業にとってピンチでもありチャンスでもある、と腹落ちしました。AIのフィ -
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2026年の幕開けに相応しい、骨太な問いに支えられた一冊。AIによる技術変化トークが多い中、「お買い物変化」に特化することで、ブランディングやマーケティングにおける地殻変動の芯、あるいはAI時代の「働きがいの核心」が、ガバリと掴める。
この本、広告業界や諸先輩方の評判がすこぶる良かった。過去一ぐらい興奮して語る方々が多かった。その理由は、読んで納得。なんと絶妙な、希望をもたらす切り口からの語り!自分が仮に70でも、ワクワクして読めそうな希望が詰まっている。WEBマーケに疲弊した商業クリエイターたちにとっては、エナジードリンクよりもエナジーな一冊だ。僕自身も、勇気をいただけた。そして何より、自 -
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【知人友人は最強メディア】
→情報が多すぎる中で最も信用できる情報。
・今までの情報
テレビ、新聞などの、メディアによって直接情報が入ってきていて、影響力が強かった。
大々的に広告を打てば、販促につながっていた時代。
・これからの情報
誰もが発信できる時代になり、情報が増えすぎてしまった。(筆者は、砂一粒時代と呼ぶ。地球上のすべての砂を15倍にした数の情報が溢れている)
その結果、そもそも届かないし、届いたとしてもスルーし、記憶の彼方。
というかうざいし、興味ない。
今までのやり方では興味を持ってもらうどころか、逆に嫌悪感を抱かせる可能性すらある。
・どうあるべきか
新規のお客さんを得る -
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著者の別の著書である「ファンベース」の実践ケーススタディ本。
冒頭の「ファンベースとは?」を読み、あらためてファンベースでブランドをやることの大切さを身に染みて感じる。まだまだできることも改善できることもあるのがワクワクする。
・ファンは作るのではなく、出逢う
・ファンベースとは、
ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や価値を上げていくこと
・パレートの法則
・情報価値
1位家族友人、2位学者専門家、3位有名人インフルエンサー
・ファンベースのポイント
イイトコロを伸ばす
機能価値+情緒価値
支持基盤を固める
・感情でファンになってもらう
・機能価値→コピー可 -
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ネタバレファンベースとは、「ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や事業価値を高める」考え方
ファンベースを実践していくのに最も重要なのは予算でも組織でもなく「中の人たち」
ファンベースの事例は、その人たちにしか創れない唯一無二の物語
ファンとは「企業やブランドなどが大切にしている価値を支持してくれる人」
たくさん買ってくれる人が必ずしもファンではない
長く売れ続けるためには、会社が大切にしている価値を伝えて、感情で「好き!」になってもらう必要がある。
世の中に「好き!」が増えれば、暮らしに笑顔が増え、社会が幸せに包まれていきます。
感情というのは本当に深いテーマ
ただ -
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業界には「ファンベースを提案しよう」とか言っている輩が多いが、本当に理解しているのか疑いたくなる時がある。本書はちゃんと実践した人たちとの対話を通して、その難しさを教えてくれる。それぞれのブランドにそれぞれのファンがいるとのことで、ウワベをマネするのではダメだと説くがその通りだと思う。20年以上前に習ったCRMにおける顧客の段階は、機能的ベネフィットに共感する人たち、ブランドが自分のことを知っていると言う人たち、それが進むとブランドと顧客がコミュニティになると。まさに、それが今のファンベースにも通じていて、ブランドの「なかの人」と顧客がコミュニティになるのだと感じた。
また、山口周さんで言うと -
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ネタバレ「雑誌WIREDのウェブ記事によると、2010年、世界に流れる情報量はゼタバイトの世界に突入したらしい」という文章で始まるこの本は、私が読んだ新書の中では『ザ・プラットフォーム』以来のインパクトだった。つまり、私が知らなかった視点からのビューが描かれている。マーケティングを担当している同僚に聞いたら、それほど新しい話でもないようだが、それでも私にとって、ネット環境にまみれている人と、それ以前の生活を続けている人とで、マーケティング的なアプローチが違うということは、とても新しい視点だった。では、あなたがどうしても伝えたいその「情報」は、どうすれば相手に伝わるのか。
このように「砂一時代の人(