佐藤尚之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【学んだ事】
第一章消費者へのラブレターの渡し方
▼広告とは、商品に関心すら持っていない相手にこちらを振り向かせ、あわよくば好きになってもらい、勝手もらおうと画策する、ハードルの高いコミュニケーションである。
▼インターネットが普及してきた時点で、ラブレターは相手に届きにくくなった。
①他に楽しい事がたくさんあり、ラブレター自体に興味がなくなる。
②読んだとしても、口説き文句を信じなくなった。
③友達と詳細に検討し、友達に判断を任せたりするようになった。
▼モテない人はどうやってラブレターを渡せばいいか
①相手の行動を調べ、よく観察し、相手の身になってみる。
②その上で相手の行動を先読みして待 -
Posted by ブクログ
かなり久しぶりに新書を。
頭の中で漠然と思っていたことを、平易な言葉で整理して提示してもらった。世に出回る情報量が格段に増えて、1年間に世界中の砂浜の砂粒の数と同じ量の情報が流れた。これを「情報”砂の一粒”時代」、略して「砂一時代」と呼び、その境界を総務省のデータなどから2005年と定義した。そして、伝える対象を「砂一時代の人」と「砂一時代以前の人」に分けて、それぞれ個別に伝える戦略を立てるべき、と説く。
ソーシャルメディアの発達によって「自分ごと」と「世の中ごと」の間に、「仲間ごと」が増えたという整理は、非常にクリア。また、従来のマスメディアであるテレビで「ネットで検索!」とやっても砂一時 -
Posted by ブクログ
ネタバレTVCM、ラジオ CM、新聞、雑誌といったレガシイメディアからオンラインアド、パブリシティ、SNSによる口コミ…と、広告はどんどん多様化している。つい最先端の手法にばかり目が行くが、実際にはまだレガシイメディアにしか接していない消費者も多い。またオンラインの世界ではもう補情報量が圧倒的に多すぎて、その広告が目に留まる確率は地球上のすべての砂浜の砂のなかの一粒を見つけるのに等しいという。そんな中で、企業はどのように消費者とコミュニケーションを取るべきなのか。ファンをつくってアプローチする方法はなにか。次のコミュニケーションを考えるいいきっかけになった。
-
Posted by ブクログ
以前からファンのさとなおさんの本。
今回のタイトルは「明日のプランニング」
「明日の」シリーズは、私も「明日の広告」「明日のコミュニケーション」と読んでいたので、今回の書籍発売も楽しみにしていました。
まず、
読んで思ったのは、最近のもやもやしていたところがだいぶすっきりしたかな?
って、感じですね。
内容の詳細は控えますが、最近、相談されたりしても、どうも話が噛みわないというか、私の大事に思っているところと、ずれている感がとってもしていました。
Web、ソーシャル、などはもちろんのこと、生活者の意識や行動の変化、求めているコト、などが具体的にイメージ出来ていない方は、一読の価値があるかと -
Posted by ブクログ
電通出身で、現在は独立してウェブやマス媒体を横断的に活用する「コミュニケーションデザイナー」として活躍する著者が、情報過多の時代にあって、潜在顧客にメッセージが確実に”伝わる”ための手法をまとめた一冊。
著者はウェブの急速な発展により、日々発信される情報が世界中の砂浜の砂一粒ほどのインパクトしかない「情報砂一時代」においては、企業の熱心な「ファン」が友人知人に対して本音(オーガニック)で拡散する情報が最も伝わりやすいと説く。ただし日本には実はネットをそれほど利用しない人も相当数いるので、それらの人には既存のマスベースの広告が有効であり、企業はこれらの手法を使い分ける必要があるという。
情報 -
Posted by ブクログ
情報量が「ゼタバイト」=世界中にある砂粒の数の単位にまで増大した現代において、まず「情報は伝わらない」ところからスタートした「伝えかた」に関する本。
別に広告関係の人間ではないのだけど、さとなおさんの本に興味があったのと、世の中に広く伝えるということにはもっと力を入れていきたいと思っていたので読んでみた。
ファンベースで考え、ファンからファンへオーガニックリーチする。砂一時代とそれ以前でアプローチ方法を分ける。
考えてみれば当たり前なんだけど、その理由、背景が丁寧に書かれているので深くうなずけることばかりだった。
あと、共感を引き出す方法も。
「情報が多すぎて伝わらない。耳目に入ってもスル -
Posted by ブクログ
広告は インフォーメーションではなく、
コミュニケーションである。
という主張は 2008年の本出版のとき
から言っていたとは。
インターネットの 急激な進展は
個人が 情報発信できるようになったことで、
おおきな変化を迎えた。
さらに、中国では 個人が
自由に ネットで販売できることで、
さらに変化したのである。
ネットによって 商品は 丸裸にされた
という指摘は 正しいのでしょうね。
それだけ、やりにくくなったし、
消費者が それだけ 賢くなった
とも言えそうだ。
どうコミュニケーションをとるのか?
そして、商品は 会社のものではなく、
消費者のものになっている。
消費者をよく -
Posted by ブクログ
大学院のマーケティングの先生から勧められて購入。今までの広告が「企業のためのソリューション」であったとするなら、これからの広告は「消費者のためのソリューション」であるべきという観点から、そのために必要なコミュニケーション・デザインの有り方が非常に平易な語り口で書かれている。
タイトルには「広告」と付いているけれど、ここで書かれている「徹底的に消費者のことを思い、彼らの立場に立つ」というコミュニケーション・デザインの基本思想は、顧客や取引先、社内など様々なコミュニケーションにより企業の経済活動が成立していることを考えれば、非常に汎用的なもの。例えば、著者が実践している「この商品の情報を伝えてほ