AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

ビジネス・実用
2,200円 (税込)

11pt

「尾原はAI専門家なのに『さとなおさんの見えてる未来が見えていなかった』。
この本は本当にやばい。
全マーケター・全経営者が読むべき羅針盤だと断言します!」(IT批評家:尾原和啓 氏)

「AIで武装した『世界一賢い生活者』にどうやって選んでもらうか?
この『問い』だけでも素晴らしいのに、答えはもっと素晴らしい。
本書をお勧めします。」(著作家:山口 周 氏)

・AI時代に生活者目線で「マーケティングがどう変わるか」を予測した唯一無二の書籍
・「明日の広告」「ファンベース」の著者が贈る希望の話
・長年の実践に裏打ちされた独自のファンベース理論の集大成・新フレームワークを大公開

本書では、「2つのルート」を提示しています。

(1)AIに選ばれる「AIルート」
(2)ファンに愛され続ける「ファンルート」

あなたは、あなたのブランドは、あなたの会社は、どっちのルートを選ぶべきか。極めて具体的に、そして分かりやすく体系的に解説している"答えを提示する"1冊が本書です。

注目ポイントはまだあります。クライマックスとなる第7章です。

大企業、ベンチャー、中堅メーカー、商店街、自治体といった、異なる"6つの立場"から描かれるAI時代の物語は、あなたの未来の姿かもしれません。

絶望の末に見えた光と再生の先には……

マーケターや経営者だけでなく、全てのビジネスパーソンが読むべき"未来への羅針盤"がここにあります。

【目次】
はじめに ~マーケティングという概念ができて以来最大の事件かもしれない
第1章 「世界一賢い生活者」の誕生とBtoCの崩壊
第2章 AIルートとファンルート ~AI時代を生き抜く2つの道
第3章 AIルート ~「TRUST」と「SENSE」を実装する
第4章 巨大企業総取りとファンベースの重要性
第5章 ファンルート ~選ばれ続ける唯一の解
第6章 AI時代のシン指標「顧客幸福度」とファンベース経営
第7章 AI時代の6つの物語
おしまいに ~そして、あなたの物語へ

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AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    AIがタイトルにあるので気になって手にしたが、AI自体の本ではなかった。
    マーケティングの本。
    AIのおかげで、売る側のアービトラージがなくなり、顧客を「騙」せなくなった。
    むしろ情報を隠すことで顧客は離れる時代となった。
    これが1章のBtoCの崩壊。
    ではマーケティングをどうすればいいのか?広告費をどう使えばいいのか。
    AIルートとファンルート、、、AIルートの理論づけはまあとりあえずおいておいて、
    大事なのはファンルートと言っている。
    値段が上がろうがついてきてくれるコアなファンを大事にしよう、
    彼らの口コミこそが大事。
    このAI時代、彼らの口コミがAIにも反映し、顧客を呼び込むことになる。
    大雑把に言えばそういうことが書いてある本、と読んだ。
    第7章は著者が書いた物語6つだったのだが、これを読むと著者のいいたいことが
    よくわかった。
    コアなファン、、、少人数かもしれないが、ここを蔑ろにして広告を売っても、
    今の時代は響かない。AIに選ばれない。
    むしろコアなファンの口コミこそがAIが選ぶきっかけになるのだ、と。

    そこで思ったのは、私はいまAIを有料版、クローズドな環境で使っている。
    私の言動は世の中のデータベースにならない。
    だといろいろ書いてもAIの推薦に影響しないの?
    それはそれで寂しい、というか、何か違うような。

    どうとらえればいいのか、あとでAIに聞いてみよう。


    はじめに ~マーケティングという概念ができて以来最大の事件かもしれない
    第1章 「世界一賢い生活者」の誕生とBtoCの崩壊
    第2章 AIルートとファンルート ~AI時代を生き抜く2つの道
    第3章 AIルート ~「TRUST」と「SENSE」を実装する
    第4章 巨大企業総取りとファンベースの重要性
    第5章 ファンルート ~選ばれ続ける唯一の解
    第6章 AI時代のシン指標「顧客幸福度」とファンベース経営
    第7章 AI時代の6つの物語
    おしまいに ~そして、あなたの物語へ

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    世界一賢い生活者に買ってもらうためのルートは
    ①AIルート
    ②ファンルート
    のいずれか

    AIエージェントとパーソナルエージェントの違いは最適化と先回り

    吉田秀雄
    広告は芸術と科学の融合である
    近年科学によりすぎてたが、AIが科学を担うことで芸術に役割が降り戻る

    ファンを増やすことより、ファン度を上げることが重要

    スペックが良くて(=AIに選ばれる)
    感覚も合わないといけない(=人間に選ばれる

    AIルートは構造的にリピート顧客が生まれにくい

    日本のビジネスパーソンは改善が好きだが注意
    離脱顧客のための改善はファンにとっての改悪になることがよくある

    ファンを作るのでなくファンを見つける

    ナラティブは自分が語る自分の物語

    集団同一視
    みんなでやると好きが増幅する

    ネガをいう脳とポジを言う脳は違う

    本は「問い」になれるか

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    ここ1年ほど、AIを使った購買体験が自分の生活の中でも増え、周囲の生活者の行動も少しずつ変わってきた実感があります。検索して比較して買う、という流れに、AIが“間に入る”。そのとき、企業と生活者の関係性はどう変わるのか。変化の輪郭を言語化し、整理してくれているのが本書だと思いました。

    さとなおさんの過去作では『ファンベース』を特に実務で活かしてきましたが、本書はそれをAI時代に接続してくれます。情報が溢れる時代に、企業が一方的に「To」で発信しても届きづらい。そこで提示される「With AI」というフレーミングが見事で、企業にとってピンチでもありチャンスでもある、と腹落ちしました。AIのフィルターを通る前提なら、情報設計やコミュニケーションのお作法も変わる。そこを適切に設計できれば、ちゃんと生活者に届く。

    一方で、規模の経済が強くなる(“資本のゲーム”が加速する)怖さもある。でもそれ一辺倒ではなく、AIがパーソナルに読み解き、推奨するほど、人の感情や想いの解像度がむしろ価値になる瞬間も増えるはずで、そこに新しいビジネスチャンスが生まれる気がしています。

    産業構造が変わるとき、対応できる組織が次のモデルをつくってきました。ただ、車が普及したときのような「景色の変化」はAIだと見えづらく、ブラックボックス感もあるからこそ怖い。でも、その変化を楽しみながら仕事に臨みたいです。

    本書は、マーケティングだけでなく、仕事やキャリアの捉え方まで考えるきっかけになりました。AI時代に生きるビジネスパーソンにおすすめです。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    AI活用が進むことで広告やプロモーションは大きく変わるという業界的にはかなり怖い話と、でもFANBASE的なやり方が効果を発揮する時代でもある。
    AIの影響をこういう側面で書かれた本は日本では初めてじゃないかな?

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    2026年の幕開けに相応しい、骨太な問いに支えられた一冊。AIによる技術変化トークが多い中、「お買い物変化」に特化することで、ブランディングやマーケティングにおける地殻変動の芯、あるいはAI時代の「働きがいの核心」が、ガバリと掴める。

    この本、広告業界や諸先輩方の評判がすこぶる良かった。過去一ぐらい興奮して語る方々が多かった。その理由は、読んで納得。なんと絶妙な、希望をもたらす切り口からの語り!自分が仮に70でも、ワクワクして読めそうな希望が詰まっている。WEBマーケに疲弊した商業クリエイターたちにとっては、エナジードリンクよりもエナジーな一冊だ。僕自身も、勇気をいただけた。そして何より、自分が新入社員時代に、次の時代を示す先駆者だった人物が、この時代においてなお、次の時代を書き示すことができるとは。その魅惑的な筆力に嫉妬した。

    ただ正直、注意が必要な本でもあると思う。
    僕は読み方を間違ったせいで、最初ポジショントークだけの本だと読み違えてしまった。「はじめに」で受けた衝撃による高揚が徐々に冷め、中盤からさっと読み終えようとしまっていた。でも違った。捻くれ者は、「はじめに⇒7章(6つのシミュレーションされた物語)⇒各章」という順で読むのを強くオススメする。そうすることで真価が読めるようになる。このシミュレーションこそ、実話じゃないので読み方注意な内容なのだが、とにかく良い。元気がもらえるのはもちろんだが、やるべきことが浮かびやすい。愛のあるレッスンたちを刮目すべし。

    加えて、実務家の端くれとして、反証というか、検証したい点も多く合ったので、一つ一つ、実践の中で答え合わせしていきたい。いくつか代表的な懸念だけ、備忘メモ的に遺しておきたい。

    ◯懸念1)経済学最大の失敗のひとつである「賢く合理的な人間像」を想定し過ぎでは?説
    ・2025年、そこまで流行したおしてきた行動経済学が一気に叩かれることになった。発端は、行動経済学が実験で示してきたデータの多くが「統計的には誤り。だいぶ歪んだ恣意的なデータ」と批判されたことにあった。そんな分の悪い状況なので、あまり語られなくなってしまった※が、やはり行動経済学が示したひとつの世界線を、僕は支持したい。それは「伝統的な経済学が想定してきたほど、人間は合理的な生き物ではない」「テキトーにお買い物するし、テキトーに生きている。でもそれは不健全なわけではなく、むしろ健全な態度なんだ」というものだ。
    ※行動経済学は、「過去の過ちを暴く」学問として急成長した。その成長角度が高すぎたせいで、先のような「ミイラ取りがミイラになる」状態になってしまったのかもしれない。でも、だからといって「やっぱり人間は合理的ですよね」とはならないはずだ。

    ・本書が提示した「世界一賢い生活者」というタグラインには、伝統的な経済学の香りを感じる。人間にとって、CAN(できる)とDO(する)は違う。我ら中年のダイエットは、原理上できるけど、いざ実践しない人が大多数。もちろん、本書で提示しているAIの肝はその「楽さ」にある。ダイエットのように難しいDOではない。だからみんなAIでDOするんだ、というのが本書が示す世界線だ。たしかに、いまやスマホはジジババのマストアイテムになっている。でも、そうすんなりいくとは思えない。SNSが自由をもたらす!と牧歌的に称賛され10年後、世界の分断、テロリズムやいじめの温床になってしまったように、AIベースのお買い物にも、想定外の不都合がたくさん生まれるのではないか。例えば、ほんとに素直に3−5の推奨パターンが生まれるのか?広告モデルがAIにも採用されて、検索時代とたいして変わらないインターフェースに修練する、なんてことはないのか?などなど。まだまだ良くも悪くも無限の可能性を秘めたAIとのお買い物UIUXに、目をみはらしていく必要があると思う(逆に言えば、本書は生まれたてのUIUXにフルベットした未来像になっているとも言える)。


    ◯懸念2)「明日の広告」の明日じゃない方の成分は、どれぐらいあったのだろう
    ・サトナオさんといえば、「明日の広告」が電通新入社員だった私に与えた衝撃が大きすぎて、その印象がこびりついている。当時、マスからSNSへ、あるいは一方通行のコミュニケーションからインタラクティブへ、という先駆けとして、多くを学ばせていただいた。ところが、業界の構造が持つ引力は強く、「明日じゃない方の広告」、つまり従来型の生存面積は予想以上だったと思う。あの当時、まさかスマホ時代のアプリDLマーケティングの主戦場がTVCMになるなんて、思いもしなかった(少なくとも僕は)。
    ・「BtoCマーケ(広告)がジリ貧になる」という本書のホラーストーリーも、同様の状況があり得るのではと思った。僕は、ありがたいことに、タクシーメディアの番組・広告制作という仕事に数年間深く関わらせていただいている。そこで様々な数字や評判、成果を得て確信したのは、「半強制的に数千万人にリーチしてしまうメディアが持つ魅力」だ。そこにはAIやパーソナライズでは得られないセレンディピティがある。もちろん、一定程度、そこをAIベースのPAは置換していくのだろう。けれど、自分の過去データの延長線上をベースとしたAIデザインの情報設計とは異なる回路を、しかも太い回路を、人間は求め続けるんではないか?という想いが拭えない。


    ◯懸念3)ファンベース、特にリスニング以外の「始まりの情報経路」は無いのか?
    ・本書自体が前提としているファンベースという考え方。それ自体は有用性がたしかにあるし、AI時代こそ重用だ、という学びが得られたことは個人的にもとても良かった。特にファンの「長文レビュー」が情報開示されることが持つ(パレートの法則的な)経営インパクトは、理解が深まった。
    ・でも、これらの議論は、SNS時代をベースにした、もっといえば、ファンベースカンパニー社さんのお家芸たるファンの定義と、その上昇をベースとしている。だから悪い!というつもりは決して無い。ただし、同じ「ファンが大事」という視点であったとしても、もっと異なる方法論があるのではないか?その可能性については、誰よりサトナオさん御本人が、本書内でも言及されている。がしかし、きっとそんな部分は読み飛ばされ、テンプレ的に本書が扱われてしまって、思ったほど効果が見えない!と批判されたりするんじゃなかろうか。それはサトナオさんも本望としないところだろう。
    ・私は、面識こそ深くないが、電通卒業後輩の一人として、そんな悪しき読み方はせず、自分なりに考え抜いたうえで、AI前提時代の、生活者との接点開拓。ファンとよばれるぼやんとした存在の解体新書を描いてみたい。特に、本書がベースとしていた、ファンとの直接のディープインタビュー。これは私も実務でその威力を経験しているが、手詰まり感を感じる局面も少なくない。AIやそれに基づくあらたな消費行動が育っていく新時代だからこその、ファンの捉え方は無いものか?そもそものファンの定義の仕方の刷新も含めて、考えてみたい。

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ


    AIが意思決定を強力にサポートする現代において、AIに認識・評価されないサービスは市場に存在しないのも同然になっていく。まずはAIに発見されるための前提として、情報を「構造化データ」として正しく整える技術的なアプローチの重要性を痛感した。
    一方で、変化する生活者としての自身の購買行動を振り返ると、馴染みのスーパーや愛用ブランドのように、真に価値を感じている場所・ものへの「二度目の来訪」には一切の迷いがない。AIに検索や比較を頼るまでもなく足が向くのは、自分自身がすでにファンになっているからだと気づかされた。そして企業側としては、「購入後に顧客がどう感じたか」という感情も重要なデータになるということも知れた。
    本書が示す通り、これからのマーケティングには「AIに最適化する技術的な努力」と「顧客にAI検索すらさせないほどのファンを作る(今いるファンを大切にする)本質的な努力」の双方が不可欠だと思う。変化の激しい時代の中で、サービスが選ばれ、愛され続けるための思考を深めてくれる一冊。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    話が長い!!笑
    あと筆者も自分で書いているが、AIの評価基準やおすすめ基準はブラックボックスだから、日々自分の相棒のAIとディスカッションしていくといいってね。
    革新的な対策というよりは(というかそんなものはどの分野にも概ね無い)、これまでの手法をよりAI時代に向けて整理したという印象。

    ・AIという相棒を得た生活者を「世界一賢い生活者」
    ・BtoCは情報の非対称性があったから成立していた、これからはBtoAwCへ
    ・AIルートとファンルート、2つの道がある
    ・AIルート:AIに信頼されるための「TRUST」とご主人の感覚に訴えるための「SENSE」というフレームワーク
     T…Translation(AI語への翻訳)、ブランドの強みを定性的な言葉ではなく、JSONとかの構造化データや手両表現に変換
     R…Report&Review(リポートとレビュー)、第三者機関の調査データやユーザーレビューなど、AIが参照しやすい客観的な裏付け情報の充実
     U…Uniqueness(差別化ポイントと独自性)、競合と何が違うのかを明確に言語化し、AIに差別化ポイントとして認識させる
     S…Sincerity(誠実な設定と対応)、商品説明から顧客対応まで、すべての行動に一貫した誠実さ
     T…Truthfulness(企業の真実性)、言っていることとやっていることを一致させる正直さ
    ---
     S…Social(ブランドに社会的センスを纏わせる)、社会課題への貢献を可視化し、顧客に「良い社会に参加している自分」を感じてもらう
     E…Era(ブランドに時代的センスを纏わせる)、最新のトレンドや多様性への配慮で「時代を捉えている自分」
     N…Natural(ブランドにその人的センスを纏わせる)、等身大でありながら美しさも備えた自然さで「自分らしくいられる」
     S…Style(ブランドにデザイン的センスを纏わせる)、統一感のあるデザインや質感を貫き、顧客の美意識に沿う、ちなみに店頭で目立つ・目を引くという観点はもう不要、AIが選ぶのだから
     E…Ecconomic(ブランドに経済的センスを纏わせる)、シェアリングやコト・トキ消費的な価値観を取り入れ、「賢い選択をしている自分」

    ・AIルートのしんどさ、選ばれ続ける難しさ、莫大なコスト、パレートの法則
    ・ファンルート:ファンに継続的に愛されるための「FANBASE」というフレームワーク
     F…Find&Listen(ファンを見つけて傾聴する)、ポイントはファンを「見つける」※作るではない
     A…Access(ファンと接点を持ち、交流する)
     N…Narrative(ブランドの物語を伝える)
     B…Bonding(絆を作る・深める)
     A…Action(一緒に活動する・共創する)
     S…Synergy(ファンとのシナジーを生む)
     E…Engage(長く関係し続ける)
    ・顧客幸福度(このブランドがあって幸せか)
    ・生涯ファン意向、推奨意向、継続意向、指名買い意向
    ・この2つの道は相互作用がある

    最後の物語、自分のフレームワークを当てはめて成功譚を作るなんて…ってちょっと引き気味ではあったものの、5-6話目の地域の個店、限界集落の地方自治体の物語は、自分の興味関心事と重なっていて読まされてしまった。

    あと全然関係ない視点だけど、お仕事小説とかもこの形式で書けたりするのかも。ビジネス本の理論ベースで展開を考えていくという手法…

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    未来のためにAIの勉強は続けております。
    今回はタイトルに惹かれて読んでみました。

    第1章から奥が深い!B to Cだった買い物が、間にAIエージェントが介入する未来がそこまで来ています。これによってほとんどの情報をAIを介して受け取ることになる、逆に考えると企業は顧客にとってパーソナライズされたAIを介してしかアプローチできなくなってしまう、そうなると既存のマーケティングは活かせない?企業にとっても難しい時代になってきましたね。AI武装した「世界一賢い生活者」相手にどうアプローチしていけば良いのでしょう?

    B to Cはやっぱりこの先厳しい。莫大な広告費などをかけて運よくAIを介さずに顧客にアプローチできても、その後にAIに質問されて否定されたら終わりですし、肯定されて購入にいたっても、その莫大なコストを継続して行うことができるのか?本当に選ばれるのが厳しい時代になってきていますね。マーケティングの深いところまでAIが関係しているとは考えていなかったので、めちゃめちゃ勉強になります!

    AIルートにおいて、人間にはなんとなく分かるけど、AIには伝わりにくいものをAI語へ翻訳、つまり、人間の感覚的な表現を、AIが比較可能なデータに変換することが大事なようです。例にある「膝にやさしいランニングシューズ」の場合、

    AIからしたら「膝」に「やさしい」って何?

    状態なんですね。これをしないと、そもそもAIの比較検討の候補に上がってきません。AIからしたら文字化けした文章を読んでいるような感覚、なのでしょうか。AIに読めるようにデータで残す。これが大事なようです。

    AIルート、巨大企業が総取りしてしまう、まず普通の企業はAIの3〜5個に入ってくることが難しいです。そこで重要なのがファンベース。AIルートとも対立せず、むしろシナジーを生みあいます。このA×Fシナジーが肝要!

    ファンというと「好き」がフィーチャーされやすいが、それだけでは足りず、「関係性」が薄いと他に目移りしやすいというのは確かにそうだと納得しました。そして、この一方的な片思いの状態を、双方向な関係性に変えることが、AI時代において長く続くいい関係性に繋がるんですね。分かりやすいです。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    AIが生活者にとって当たり前になり、購買にあたりAIに相談することが当たり前になるほど、生活者は商品の探索と比較考慮をAIに依存するようになり、AIの比較の中でピックアップされた3-5のブランド以外はsilent deleteされてしまい、これまでのマーケティングの考え方だと厳しい戦いになる。
    AIの3-5個に選ばれ続ける、そしてさらにその3-5個の中から1個に選ばれるというAIルートは修羅の道で、一部の資本力のある一部の大企業以外にはしんどい戦い方になる
    だからこそAIと相談されない、ファンルートが大事でファンと共生するマーケティングが大事。

    主張全体は非常に納得感があり、とても響くものがあった。文章も読み易く、非常に良本。
    一部細かいところで気になったのは下記かな(ただ、総論賛成のスタンスは変わりなし)

    メモ
    + SincereityやTruthfulnessは本当にAIが見ているのかは正直不明。面白いフレームだけど全般的に著者がAIと壁打ちした結果で論理が展開されているから、プロセスがブラックボックスになっていて、検証可能性のない説明になってしまっている気がする
    (読者が検証可能性のない本は議論に発展しにくいので、もったいない)
    + ファン株主が増えることで、経営も長期視点がより重視され、安定するという主張もあり、ファン株主の株保有機関などのデータが示されていたが、これは半分正しく、半分違うと思う。特に上場企業では難しいだろうなと。資本市場の中でファン株主は結局構成比率でみると超マイノリティであり、機関投資家やファンドが資本で株主構成を占め、アクティビスト的なファンドも増えている日本のマーケットだと、理想論だけど短中期の財務的パフォーマンスへのプレッシャーで黙殺されてしまうだろうなと。世の中として変えていくためには、まずは非上場企業で成功事例を作ることが大事だろうなあと思った。

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    AIがプロダクトやブランドの情報を取得しやすいように、構造化されたサイト、情報公開のあり方が重要であるというのは、ファンベースの前にけっこう大事なことの気がする。
    ファンを大事にすることで熱量の高いレビュー等がネット上に増えて、それがAIにレコメンドされる可能性を高める、というもの。よく考えるとこれはAI前の検索エンジンでもまあそれほど本質は変わらない。
    ずらっと並んだ検索情報からゆっくり探す、というUXではなく、AIが選んだ数種類からしか選ばれなくなる、という厳しい前提がやはりあるので、本書の具体的なHowに限らず、アフターAIをよくよく考えないといけないだろうなと思う。

    0
    2026年03月30日

AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング の詳細情報

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