夏来健次のレビュー一覧

  • 旧神郷エリシア 邪神王クトゥルー煌臨!
     遂に完結。想像していた展開とは随分と違っていたが、『地を穿つ魔』で示された伏線、というかアイデアをキッチリ回収した見事な結末……と言いたいが、〈タイタス・クロウ・サーガ〉と謳いながらクロウがほとんど登場しなかったのが残念。最後こそクロウとアンリのコンビでの冒険を読みたかった。
  • ボレアの妖月
     『タイタス・クロウの事件簿』の解説で紹介された内容とちょっとちがうが面白かったので気にしない。それに徐々に風呂敷をたたんでいる感じが最終巻への期待も高まる。それにしてもアンリというキャラクターは面白い。ワトスンとしての側面だけでなくトリックスターとしての役目、さらにちょっとしたロマンスまでやっての...続きを読む
  • ジキル博士とハイド氏
    新潮文庫のものを読んだんですけど、見つからなかったのでこっち。ジキル博士とハイド氏は同一人物である、というのは知っていたのですが、そのジキル博士の苦悩が克明に描かれていてとても面白いと思います。
  • ネクロスコープ 下 死霊見師ハリー・キーオウ
    ・ブライアン・ラムレイ「ネクロスコープ 死霊見師ハリー・キーオウ」(創元推理文庫)を読んだ。上下あはせて700頁超、結構な長さである。この作品、「一九八六年に発表された、新生ラムレイの第四作、『ネクロスコープ』こそ、ラムレイが専業作家としての地位を確立した最初の傑作なのだ。」(宮脇孝雄「解説」下37...続きを読む
  • ボレアの妖月
    タイタス・クロウサーガの第5巻。だが、主人公タイタス・クロウはまたも登場せず、前巻に引き続きハンク・シルバーハットと、クロウの親友ド・マリニーがイタカを向こうに回して大立ち回りを繰り広げる。
    イタカがものすごく矮小な存在になってきてしまっているのが残念。ハンクとド・マリニーが超人すぎるのだろうか? ...続きを読む
  • ジキル博士とハイド氏
    海外古典ホラーの有名作。タイトルは二重人格の代名詞。ストーリーとしては「ハイド氏は何者か?」・「何故同じ建物に出入りしているのか?」という謎が提示され、最後の手記で真相が明かされる。読後感はホラーというよりミステリに近かった。
  • ジキル博士とハイド氏
    石丸幹二主演ジキル&ハイドを観て、原作を大まかにしか知らなかったので気になり劇場で購入。
    ミュージカルの原作として興味深く読めた。
    結末、ストーリーなどわかっていてもミュージカルと違った部分も面白く、何よりもこれが1800年代に書かれていたことに驚いた。この作品がのちの文学(コナンドイルなど)に影響...続きを読む
  • ジキル博士とハイド氏
    二重人格の代名詞でもあるので
    なんとなく知っていたけれど、
    二重人格?想像していたのと違ってた。

    いい意味で裏切られて
    おもしろかった。どきどきしました。
  • ジキル博士とハイド氏
    あれこんな話だったっけ、という感じ。良くも悪くもなく純粋に。百年前にこんな話を書けたのがすごいのか、百年前だからこそ生まれた想像力なのか。ジキルとハイドが同一人物であることを知らなかったらどれだけ楽しめただろうと思った。