灰谷健次郎のレビュー一覧
-
高校生の頃に出会った本。
物語の子ども達の境遇や、彼らを優しく、慈悲深く見守る先生の姿と、そのやりとりと結末に、なんとも言えない想いを強烈に抱きました。価値観が変わり、その後の人生の指針となった本。Posted by ブクログ -
大人になって改めて触れた灰谷健次郎さんのことばはどれも美しく、心が洗われる物語ばかり。
表題作はもちろん、先生と子どもたちの関係性が素敵な「きみはダックス先生がきらいか」、「ひとりぼっちの動物園」の最後の「三ちゃんかえしてんか」が特に心に沁みた。
いつの時代も子どもの健やかな心の成長を狭い視野で妨げ...続きを読む -
優しいという事、人間ということ、生きるということ。いろんな人生観が凝縮されています。
ヒトに対する不信感に疲れたとき、
自分の道徳観に自信が持てなくなったとき、
何かに「優しさ」を求めるとき、
この本を読んでみるといいと思います。
-
とてもいい話でした。
先生は大変な事のほうが多いと思うけど、やりがいのある職業だと思います。
小学校教員を目指している娘に渡そうと思います。Posted by ブクログ