灰谷健次郎のレビュー一覧

  • 子どもの隣り

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    ネタバレ

    「つばめがとまるところは みんな つばめのえきです」(燕の駅)

    少年は一体何をしていたのか、いくつもの人生を毎週経験していたのだとは何なのか。男の息子もまた、どんな人生を送りたかったのか。
    (日曜日の反逆)

    悪いことをしたけど、そのことが自分が自分であることを再認識させてくれた。それを教えてくれた奈良君、伊丹君、そしてお父さんありがとう。

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    2014年10月31日
  • とんぼがえりで日がくれて

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    灰谷健次郎さん。初読み。

    古本屋さんでなんとなく気になって手に。

    短編集。
    幼稚園や保育園に通う子供たちと、その周りの大人たちとの日常のお話し。

    ひたすら優しいお話でした。
    読んでてあったかくなります。

    自分の子供にもこんなふうに育ってほしいと願わずにはいられない。
    なんて、まずは自分がこの気持ちを忘れないようにしなければ(笑)

    スリルや興奮はないけれど、たまにはこんなのもいい。

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    2013年10月12日
  • わたしの出会った子どもたち

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    1000冊ある部屋の本の中でもベストにはいる、大好きな一冊です。
    本質的に大切なことが書かれていると思います。

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    2013年08月16日
  • 天の瞳 幼年編I

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    何回目の再読だろう

    何かに 行き詰ったとき
    どこに向かうのか わからなくなった時
    自分の立ち位置が わからなくなった時
    いや 自分の立ち位置を再確認したい時

    付箋をつけたところから
    読み直せばいい
    そんな一冊です

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    2013年08月07日
  • 兎の眼

    HL

    購入済み

    久しぶりに涙腺が緩みました。

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    2013年07月22日
  • 天の瞳 幼年編I

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    自分自身の生き方を見直すことができる私にとってバイブルになる本。
    自分に、子どもに、仕事に真剣に向かい合わなくてはいけない事を感じる。
    じいちゃんの言葉は重い。
    何度でも読み返したい。

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    2013年05月31日
  • 海の図(下) 波浪の海

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    中学生時代に一度読み、この頃3カ月かけて再読。
    読み終えて胸が熱くなる本。壮吉のように、自分の意志を貫いて動ける人でありたい。
    灰谷さんの問題意識や想いが随所に散りばめられた作品だ。

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    2013年03月27日
  • 天の瞳 あすなろ編I

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    管理的な中学校を変えていく子どもたたの話。
    倫太郎、かっこいい。
    「非行」グループともつながりを模索し、
    親や教師集団の一部ともつながり、
    生徒会も巻き込みはじめ、、、。

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    2019年05月03日
  • 風の耳たぶ

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    灰谷健次郎のことばは、これ以上ないというほどに噛み砕かれていながら、傷ひとつない珠のようにつるんとしていて、体の隙間という隙間に染み込んでくるようだ。そしてこの作品は、あまりに凄まじい。凄まじく鋭くあってなお、ぬくい。こんな小説があったものか、と、読み終えてまだ、思いにやり場がない。惑う。出会えてよかったと思える一冊が、また増えた。

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    2012年12月15日
  • 天の瞳 少年編I

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    子どもを育てるのは、親だけじゃないんだよね。

    友達や先生、身近な大人等々…。関わる一人ひとりが子どもに影響を与えるんだなぁ…。

    ぜひ、一度は読んでもらいたいシリーズです。

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    2012年12月12日
  • 天の瞳 最終話

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    最終話。
    灰谷さんにとっても、最期のときに書いた本。
    あまりにも途中で、正直びっくりした。あっけに取られた。
    え、これで終わり?って。
    でも、期待を裏切られたっていうよりは、なんか悲しくなった。

    続きが気になりすぎる。
    こんなに読みたいと思えるってのは、そうそうないんだけど、それほどの本だったってこと。
    そのあとを考えるのは自分でだなと思う。

    この作品は、ホント読んでほしい本!
    大人でも子どもでもどんどん読んでほしい。
    おもしろい、興味深い、ためになる、応援したくなる、自分を見つめ直せる、そんな本だと思う。

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    2012年12月09日
  • 天の瞳 幼年編II

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    何度読んでも、考えさせられる。
    倫太郎のじいちゃんやあんちゃんみたいな大人が近くにいたら、子どもにはいいだろうなぁ…。

    子どもにも、意志や思いはある。それをきちんと聞いたうえで、正面から受け止めて対応するのは相当パワーがいるけど、それを面倒くさがっていては、子どもがかわいそうだし、ひいては国が破綻していっちゃうのでは?!なんて思ったりしました。

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    2012年12月07日
  • 天の瞳 幼年編I

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    多分、今回で10回目くらい。

    何度読んでも、うるっとする場面がたくさん。子どものかわいらしさだけじゃない、子どもならではの魅力がたくさん描かれています。

    子どもたちに関わる大人たちも個性的で、やり取りがすごく考えさせられる。

    手離せない1冊。

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    2012年12月03日
  • 天の瞳 あすなろ編I

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    積読
    ぜひみんなに読んでもらいたいシリーズ。

    あの悪ガキどもだった倫太郎たちが、中学校で奮闘。学校を変えようと教師や親を巻き込んでいく。
    学校とか教育のありかたを問うている。
    自分自身もいっぱい考えさせられる。
    最後のシーンは泣ける。

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    2012年11月28日
  • わたしの出会った子どもたち

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    「灰谷健次郎 著」 というだけで買った一冊です。
    関西弁で綴られる、子供たちの素直な言葉。そして、そこには子供ながらの思いや葛藤も痛いくらいに表現されています。現代から昭和初期にタイムスリップでもしたかのような印象を与えてくれました。
    子供たちは、大人が考えているよりずっと周りを見ています。しっかり考えています。友達を見て、友達と生活を共にして、恐ろしいくらいどんどんと成長していってます。子供の感受性を見くびって、知った顔をしているのは大人の方なんだろうな~。

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    2012年04月30日
  • 我利馬の船出

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    灰谷健次郎作品の中でも、とても気に入っている一冊です。

    読んだ時期も関係していたのでしょうけれど
    とても心に響いた本です。

    とても思い合っている2人がいたとして、どちらかが幸せでなければ別れを決断しなければならない。

    ズシンときましたねー。

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    2012年04月01日
  • 風の耳たぶ

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    最初は現代に対する批判ばかりで投げ出そうかと思いましたが、最期まで読むと何だか切ない気分に。ふしぎです。

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    2012年03月09日
  • 島物語II

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    身体が成長して目線が高くなると、それまでの景色や気持ちを忘れてしまいそうなる。
    だけど本当に大切な事は、一つ一つが大きな発見だった頃に感じた気持ちの繊細さの中に隠れているのだと、この本を通して思い出すことができた。

    目の前の人の痛みを自分の痛みにできる優しい人を目指していきたい。

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    2012年02月12日
  • 天の瞳 幼年編I

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    社会人になってからは初めての天の瞳再読スタート。
    なぜ仕事をするのか、とか、
    大人になってからまた新たに感じるものがある、素晴らしい本だ。

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    2012年01月07日
  • 天の瞳 幼年編I

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    『兎の眼』を読んで感動したのですぐに本屋さんへ行って
    この本を買った。
    最初はこんな子供、いるんだろうか?と疑いつつ読んでいたが
    読むうちに自分がいかに子供のことをちゃんと見ていなかったかを
    知らされた気がした。
    「じいちゃん」の言葉が一つ一つ心に響く。

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    2011年12月12日