灰谷健次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2008.10.15.
2006.05.14. こんなに気骨ある中学生がいるだろうか。読むたびにそう、思ってしまう(違和感としてでなく感嘆として)。荒れてると言われる札付きのクラスメイトたちは、おのおのの個性を踏みにじられて嫌になっていたんだ。そこへ、「偏見を持たない」を信条に臨時採用で担任になった葛原が現れ、子供たちの心を拾い上げていく…。ラスト、本当に感動するよ。やっぱり、灰谷さんの作品はすごい。灰谷さんは今の教育をどう見ているんだろう…。
2005.6.15. 気骨のある中学3年生。今、ヒキコモリや事件を起こす子たちは、西くんや水谷さんの1%もアタマがないと思う。厳しい現実は、今も昔 -
Posted by ブクログ
この本は今から半世紀前の教育現場出身の作者灰谷健次郎による「児童文学」
泣き虫だった新任教師の小谷先生は、劣悪な家庭環境を持つ子供や障害を持つ子供などを受け持つにつれ、次第に成長していく。
一方で子供たちは親や周りの人達にお構いなく、感じたままに人との接し方を学んでいく。
50年前のイデオロギーが見え隠れする中、新任教師の成長と純粋な児童たちの行動が、心を打つ物語。
現代の児童文学では“イジメ”や“性被害”がよく取り上げられるが、親の“格差、差別”は減っている。
でも、これらは大人たちが考えることで、子どもたちの本質は変わっていないと、つくづく思ってしまう。
少し子どもたちが“できすぎ -
Posted by ブクログ
てだは太陽、ふあは子
てだのふあ は太陽の子 ふうちゃんの物語
神戸で沖縄出身の両親が営む琉球料理店
「てだのふあ・おきなわ亭」には沖縄出身者の
優しくて明るい常連達が集まる場所。
そしてその優しさと明るさの裏側には沖縄人にしか分からない悲しみと苦しみがあった。
ふうちゃんが6年生になった頃、沖縄戦が原因でお父さんが心の病気にかかってしまう。
沖縄出身者の中ではまだ戦争が終わっていなかった。
ふうちゃんの視点で沖縄戦での残痕、差別や偏見が描かれている。
前半から中盤はふうちゃんと常連さん達の交流が描かれ少し中弛みしてしまうが後半は怒涛の快進撃。
中盤あたりにふうちゃんが沖縄戦のグラビアを見る