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これからの自分の人生のために、どうしても亡き父のことを知らなくてはならない――。壮吉は、父と親しかった人たちを訪ね、次第に父の仕事の真の意味に迫っていく。そんなある日、秀世が置き手紙を残して家を出てしまう。秀世を追って東京に来た壮吉は、はじめて秀世のつらい過去を知るのだった。開発と環境破壊の現実、日本の農業や漁業の将来、そして学校教育についての問題提起――著者からの熱いメッセージが随所にちりばめられた、心揺さぶる大作。
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Posted by ブクログ
中学生時代に一度読み、この頃3カ月かけて再読。 読み終えて胸が熱くなる本。壮吉のように、自分の意志を貫いて動ける人でありたい。 灰谷さんの問題意識や想いが随所に散りばめられた作品だ。
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