灰谷健次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
老いと死の優しい物語。
妻を「ハルちゃん」なんて呼ぶ老齢の画家。
80年来の友人とその孫。
そうした人々が登場して、
物語をつくる。
終わりがあるから輝くものがあるのだと私は思う。
終わりが人を追い詰めることもあれば、
終わりが大きなエネルギーをくれることもある。
最後数ページがとてもよかった。
そしてそして、
巻末の対談(灰谷健次郎×樹木希林)!
これもとてもよかった!!
『兎の目』や『太陽の子』とはなんだか違うな、
と思っていた違和感がスッキリした!
この小説で使われている言葉は、標準語なんです。
いつもは関西訛りのある言葉なのに。
やっぱり言葉のちがいでずいぶん印象が変わる -
Posted by ブクログ
「太陽の子」がおもしろくて、読んだことない灰谷作品を読もうと思って手にとった本。
灰谷作品の子どもたちは深いなあと思うこともあれば、ここまできちんとしてるのかなあ、理想的すぎるというか、作者の言いたいことを言わされてるというか、そんな感じもするけれど、自分もこんなに心がまっすぐで、深く考えられるといいなあと思う。疲れるかもしれないけれど。
会話が深くて、説教くささを感じなかったらぐんぐん読めると思う。
あと、子どものエピソードが読みたくて読んでるようなところがある。話にはっとさせられることも多いし。
ちなみに「天の瞳」は途中で断念してしまった。