灰谷健次郎のレビュー一覧

  • 子どもの隣り

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    「つばめがとまるところは みんな つばめのえきです」(燕の駅)
    「わたしは父や母をふつうに愛しているけれど、それはときどき、父母を憎んだり軽蔑したりするからだと思う。そういうことを父も母もわかってないみたい」
    「流行ばかり追いかけている子は、いちばん大事なときに、ちゃんとものが見えない子が多いみたい」
    「服装や頭髪のことをいちいち他人に指図されるからいやというのではなく、そんなことをすることで、わたしたちの気持を傷つけているのに、少しもそのことに気がついていない無神経さがいやなんだ」(友)

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    2010年09月08日
  • 子どもに教わったこと

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    はじめに。でさっそく心を奪われる。
    私は子供のために、子供のころを考えたり、書いているわけではありません。
    誰のために、物を書くのかと問われれば、自分のためです、というしかありません。
    人間を考えるのが、物書きの仕事です。
    その人間の中でも、一番面白いのが子供(若者)です。
    子どもが一番神秘的で、奥深いと思います。

    最近は、面白い著者とよく出会う。

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    2010年06月23日
  • 海になみだはいらない

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    短編3つが入っている。
    ・海になみだはいらない:子どもたちと漁師達との生活。現在失われた生活がある。
    ・きみはダックス先生がきらいか:見た目はなんの取得もない私と同じ(私は見た目も中身も同じ)だが、しっかりと子どもたちを見ている先生の姿がある。優秀でないといわれる先生の真骨頂であろう。
    ・ひとりぼっちの動物園:個性あふれる子どもたちが主人公の短編5つ。

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    2010年06月15日
  • とんぼがえりで日がくれて

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     短編が9つ
    幼稚園や保育所の子どもたちが主人公となって、ひびの行動を表現している。 泣き・笑い・怒り・淋しさなどが、大きな自然と向かい合った感となってがせまってくる。

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    2010年06月15日
  • 我利馬の船出

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    小学校低学年の時に読んだ本。
    現実からファンタジーへの飛びっぷりに混乱して、
    何読んでたのかわからなくなって最初に戻った本って印象が強い。
    同じくらい面白かったって記憶も強い。
    そのうちまた読み直したい。

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    2010年03月24日
  • 天の瞳 あすなろ編II

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    このあと、倫太郎がどのように育っていくか、続きを読みたかった。灰谷さんの最後の作品になったが、本当にすばらしい作品だった。

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    2009年11月22日
  • 少女の器

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    少女絣とその家族、ボーイフレンドの物語。
    絣の成長していく姿と、周囲の人たちとのかかわりが読んでいて心地良い。
    灰谷さんの作品は本当に良いものが多いですね。

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    2009年10月04日
  • 風の耳たぶ

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    老いと死の優しい物語。

    妻を「ハルちゃん」なんて呼ぶ老齢の画家。
    80年来の友人とその孫。
    そうした人々が登場して、
    物語をつくる。

    終わりがあるから輝くものがあるのだと私は思う。
    終わりが人を追い詰めることもあれば、
    終わりが大きなエネルギーをくれることもある。
    最後数ページがとてもよかった。


    そしてそして、
    巻末の対談(灰谷健次郎×樹木希林)!
    これもとてもよかった!!

    『兎の目』や『太陽の子』とはなんだか違うな、
    と思っていた違和感がスッキリした!

    この小説で使われている言葉は、標準語なんです。
    いつもは関西訛りのある言葉なのに。

    やっぱり言葉のちがいでずいぶん印象が変わる

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    2009年10月04日
  • 天の瞳 成長編II

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    この本を読んでて自分自身が親も学校も思春期の子どもの敵だと思っていたことを気付かされた。生徒・学校・親が協力し合っていくなんて今の学校教育を見ていたら逆に突拍子もない事に見えるし、新鮮に思えた。常識となっている事をもう一度疑おう。非行少年のために直接関係のない1年生が言った「彼を救うために私たちは何が出来ますか?」の言葉。自分以外は全て関係の無いものになっていく中でハッとさせられた言葉だった。

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    2009年10月04日
  • 天の瞳 成長編I

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    学校が生徒のために生徒を中心に運営されるべき場所だということを一体誰が理解し実現しようとしているだろう。規則、慣例で縛られた学校。でもその中でも現状をおかしいとおもっている教師がいるにもかかわらず、様々な理由をつけ実行できない人たち。人が人と関わることはこんなにも割り切れないものだということを思い出されてくれた。

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    2009年10月04日
  • 天の瞳 少年編II

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    小学校から中学校ってそういえばすごい差があることを思い出す。規律こそが非行の芽をつむという神話があり、生徒の言い分を聞くより威圧して言うことをきかせる教師達。倫太郎と満の純粋な疑問からでる行動はなかなか理解されず、周りと衝突を繰り替えす。そこをなんとか乗り越えようとする倫太郎の苦悩が痛々しかった。

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    2009年10月04日
  • 天の瞳 少年編I

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    倫太郎達のまわりを思う深い気持ちと鋭い洞察力。つきあう大人は口先だけの半端では許されない。現実に負けがちな自分に示唆を与えてくれる刺激的な本のシリーズ。

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    2009年10月04日
  • 海になみだはいらない

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    短編集からなる一冊。海の話、動物園の話、ヘンテコ先生の話、ガヤ街の話など一冊でいろんな味が楽しめる。灰谷さんの作品はいつも心に何かを問いかけてくれる。本当に大切なものは何か。なんなんだろうか。

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    2009年10月04日
  • 砂場の少年

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    今は時代が変わってしまっているが、十分にいい話。
    でも、こういう中学生はもうほとんどいないんじゃないかなぁ。。。

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    2009年10月04日
  • 天の瞳 あすなろ編II

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    P247?「あたしが独りでいるのは欲が深いからかもしれんナ。あれもしたい、これもしたいと心急くし、一人好きになるよりは百人好きになりたいというくちやし、成長のともなわない恋愛は嫌だし…、自分の心を持てあましているね、あたしは」?

    『天の瞳』にたくさんのことを学んだ。初めて読んだ小学生のときも最後の一冊を読んだ大学生の今も。続きが読みたかったって心の底から思います。

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    2009年10月04日
  • いま、島で

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    灰谷さんの作品には、大切なひとすじの考えみたいなものが感じられる。子どもたち、いのち、自然、戦争のない世界、家族、…、その他。そこが好き。

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    2009年10月07日
  • 天の瞳 成長編I

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    読みすすめていくうちに、自分が慣れてきてしまっただけかもしれないが、やっぱりシリーズの初めの頃の方が心に直接迫るものがあった。少しくどいというか、表現が遠回しになっている感じがした。全体的には好きなんだけれど。

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    2009年10月07日
  • わたしの出会った子どもたち

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    高校生で『太陽の子』を読んで、灰谷さんの作品を知った。そして、それからむさぼるように灰谷さんの本を読んだ。
    幸運にも高校3年生の修学旅行が沖縄で、しかもたまたま選んだ離島が渡嘉敷島で、ある夕方、浜辺で灰谷さんを囲んで話をする機会に恵まれた。本当にすばらしいひとときだった。あまりの出来事に、そして時間が経ってしまったこともあり、その内容は残念ながらはっきりとは覚えていないが、こんなに感動を与えてくれたご本人と会って、話をする機会に恵まれるなど、本当に幸せで、本当にうれしかった。

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    2009年10月07日
  • 少女の器

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    「太陽の子」がおもしろくて、読んだことない灰谷作品を読もうと思って手にとった本。

    灰谷作品の子どもたちは深いなあと思うこともあれば、ここまできちんとしてるのかなあ、理想的すぎるというか、作者の言いたいことを言わされてるというか、そんな感じもするけれど、自分もこんなに心がまっすぐで、深く考えられるといいなあと思う。疲れるかもしれないけれど。
     会話が深くて、説教くささを感じなかったらぐんぐん読めると思う。
     あと、子どものエピソードが読みたくて読んでるようなところがある。話にはっとさせられることも多いし。
     ちなみに「天の瞳」は途中で断念してしまった。

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    2009年10月04日
  • とんぼがえりで日がくれて

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    どこにでもいる、まだまだ小さい子どもと子どもたちを見守る大人の話。クマさんの話が一番好きです。灰谷さんの本は、読むと心がほっこりします。そして、いつも背中がしゃんとなります。

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    2009年10月04日