灰谷健次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「太陽の子」がおもしろくて、読んだことない灰谷作品を読もうと思って手にとった本。
灰谷作品の子どもたちは深いなあと思うこともあれば、ここまできちんとしてるのかなあ、理想的すぎるというか、作者の言いたいことを言わされてるというか、そんな感じもするけれど、自分もこんなに心がまっすぐで、深く考えられるといいなあと思う。疲れるかもしれないけれど。
会話が深くて、説教くささを感じなかったらぐんぐん読めると思う。
あと、子どものエピソードが読みたくて読んでるようなところがある。話にはっとさせられることも多いし。
ちなみに「天の瞳」は途中で断念してしまった。 -
Posted by ブクログ
数十年ぶりに再読。前に読んだのはたぶん小4くらい。
ただ「てだのふあ」って言葉が面白いのだけ覚えてた。
今読むと、これは昔の私には面白くなかったろうに、だこら全く記憶が無いと納得。
今読んでちょうどよいくらいの内容。今の時代だといくら小学生といえど女の子が独身男のアパートに1人で行っていいか、おじいちゃんと同じ布団に寝るか?と細いことが気になったが、ここはあまり本編と関りないので。
中学の時に毎週、学活の時間に戦争のビデオを見せられ続けてからこの手のものが苦手になったので、久々の戦争関連の話だった。ただ悲しいだけじゃなくグロテスクで悲壮。最後にお父さんが亡くなった表現、たぶん昔の私は分かってな -
Posted by ブクログ
ハエを飼う話は塵芥処理場が舞台では仕方がないかもと読んでいるうちに慣れて来た。世間知らずの小谷先生だから、こうして無邪気に子供の仲間になれるのか。今ならどうかな。
ほとんどストーリーは忘れているくらい昔に読んで、こんなに感動した本は他に知らない、とその時思った。胸がいっぱいになり、読みながら涙が流れて止まらなかった。そんな事があったなと今まで時々思い出していたが、今年のカドフェスのリストで見つけて、読んでみた。
新任ほやほやの小谷先生が、小学校一年生の担任になって、悪戦苦闘しながら成長していく話だった。
学校のそばに塵芥処理場がある。高い煙突からは焼却炉の煙が灰を四方にまき散らす。うずたかく -
Posted by ブクログ
戦争で傷ついて、心に深い傷を負った人たちはたくさんいると思う。沖縄も、理不尽な扱いを受け苦しんだ人がたくさんいたんだと思う。そういった苦しみを、子供のふうちゃんの目線で昇華していくお話だった。
戦争の苦しみという点では他にない児童文学であったと思うけど、沖縄の人達は苦しんだから、みんな良い人で優しいみたいな文章が多くて違和感を覚えた。本土の人間は、苦しんでないから分からないみたいな言い方。人間には良い人もいるし悪い人もいる。沖縄だから特別ってことはないでしょ、と。
作者はふうちゃんみたいな慈愛の心のある人に育てよというメッセージをこめたのか、ふうちゃんが特別に優しく強い女性であるかのように書か