灰谷健次郎のレビュー一覧
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小学校低学年の自分なんてもう思い出せないけど、自分もこんな子供だったと思いたい・・という子供が沢山。灰谷健次郎も教師として素晴らしいけど、子供ってこんなに素敵なんだなー。でも、これってふた昔ほど前でこの時代だからこそなんじゃない?とも思ってしまう。今もこんな子供たちいるのかな?なんとなく都会にはスレ...続きを読むPosted by ブクログ
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文体が古かったりなまりやこどものあどけない言葉をそのまま使っているので、読みにくい部分もありますが、ありのままを伝えたい、大事にしたいという著者の気持ちが伝わってきて、それがよさでもあると思います。
そういったことで、前半は読み進めるのに私は時間がかかりましたが、後半は「教育に対する思い・考え」につ...続きを読むPosted by ブクログ -
はじめに。でさっそく心を奪われる。
私は子供のために、子供のころを考えたり、書いているわけではありません。
誰のために、物を書くのかと問われれば、自分のためです、というしかありません。
人間を考えるのが、物書きの仕事です。
その人間の中でも、一番面白いのが子供(若者)です。
子どもが一番神秘的で、奥...続きを読むPosted by ブクログ -
短編3つが入っている。
・海になみだはいらない:子どもたちと漁師達との生活。現在失われた生活がある。
・きみはダックス先生がきらいか:見た目はなんの取得もない私と同じ(私は見た目も中身も同じ)だが、しっかりと子どもたちを見ている先生の姿がある。優秀でないといわれる先生の真骨頂であろう。
・ひとりぼっ...続きを読むPosted by ブクログ -
短編が9つ
幼稚園や保育所の子どもたちが主人公となって、ひびの行動を表現している。 泣き・笑い・怒り・淋しさなどが、大きな自然と向かい合った感となってがせまってくる。Posted by ブクログ