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倫太郎が通う中学校で4名の少年が検挙された。校舎の窓ガラスを割った疑いらしい。きちんとした対応をとれない学校に対し、教師への違和感は爆発する。そんな中、倫太郎たち、教師、あんちゃんらが一堂に会する。
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Posted by ブクログ
倫太郎の学校で起こる様々なできごと。 そのことに対して彼らはどう向かうのか。 感性豊かな彼らの考え方には大人も頭が上がらない。
学校が生徒のために生徒を中心に運営されるべき場所だということを一体誰が理解し実現しようとしているだろう。規則、慣例で縛られた学校。でもその中でも現状をおかしいとおもっている教師がいるにもかかわらず、様々な理由をつけ実行できない人たち。人が人と関わることはこんなにも割り切れないものだということを思い出...続きを読むされてくれた。
読みすすめていくうちに、自分が慣れてきてしまっただけかもしれないが、やっぱりシリーズの初めの頃の方が心に直接迫るものがあった。少しくどいというか、表現が遠回しになっている感じがした。全体的には好きなんだけれど。
こども達は先生を選ぶことはできません。先生も生身の人間だけど、こどもの将来に、大きな影響を与えることは確か。こどもにとって、身近な大人って、親と先生くらい。親や教師以外の大人と関わりがあるかどうかも、とてもだいじなことなのかも。
中身が多かった いい場面がたくさんあった エリ坊の結構を通して、 教員、生徒たちで学校の在り方についてのかなり踏み込んだ話し合いになる。 また、教師と保護者の話し合いでも、 建前がどう進んでいくかが描かれる。 そして、おんちゃんが話す学校では教えてくれない世界、シュウちゃんとおばあさん、 それぞれ...続きを読むの人間同士のしっかりした結びつき、あり様を見ることができる。 不良についても、1人の人間なんやという姿勢を失わない。 不良行為を学校においては、善悪で切ることの怖さ、一緒に何かやることで当たり前に付き合うことで、 辛い思いをして不良行為を続ける子を作らないという姿勢、現実と考えとのギリギリのせめぎ合いで探していく、見失わないとする姿勢を感じた。 中学の難しさも感じた。
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