渡邊ダイスケのレビュー一覧
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加害者を「殺す」というより「痛めつける」復讐を描くという点が、この作品独自のものだと思います。被害者の無念を晴らすことが復讐屋の仕事なら、それは正義や道徳を越えたもので、「善悪の屑」なんでしょうね。ただ、加害者を身体的に痛めつけるだけでは「グロい」「残虐だ」という批判もあるでしょうし、復讐として不十...続きを読む
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この作品の見どころは凄惨な復讐劇にあるので他の方が言うように物足りない人もいると思います。でも自分はこれはこれで楽しめました。軟禁も、生殺与奪権を握られた状態の性行為も加害者が何を思おうが立派な犯罪で外道ですしw
現実にあった凶悪な事件の犯人への怒りが恐らく作者さんの原動力で、描くうちにその怒りが...続きを読む -
今回の巻では、カモ達の同業者たる朝食会の加世子と鶴巻の過去と、加害者側の心境にスポットを当てた話が1つ載っています。
前からこういう話に出てくる女性は何らかの犯罪の被害者であるとは思っていましたが、加世子も然り。
鶴巻は今まで自分から話したり、語られたキャラではなかったので、今回の巻でど...続きを読む