渡邊ダイスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
園田編、完結。
園田は、カモが言う通りこの世にいてはいけない存在だった。園田は「悪」だろうか。「小悪」なんて、日常のどこにでも転がっている。些細であろうが、その存在は周囲の人間を不快にする。
こう言う悪をねじ伏せられるのは、社会的には同じ「悪」と認識されながら、そこいらの「悪」には絶対的に敗けない知識と技術と精神力がなければならない、と言う事を、カモとトラは体現している。
『ザ・ファブル』の佐藤とは裏表の存在に思えて仕方ないカモとトラ。ナナが居た事で彼らが得ていたものは大きかったに違いない。戻れるなら戻れと潔く見送った二人の、ダークサイドに在る男たちの復讐劇に魅了された10巻目だった。 -
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泣いてしまった
復讐ものの漫画ですが今回は泣いてしまった。
これで終わってしまった感がありますが新章に期待です。
P.S
渡邊ダイスケさんのツイッターで園田がバイバイと言ってる画像は
渡邊ダイスケのツイッターを見てください。
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「善悪の屑」の頃から
最初から読み続けていますが、一番悲しくて心温まった巻でした。たいへん良かった、しかしできればこのまま最終巻となって欲しい。正直な感想です。
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凄く考えさせられる。
以前から気になっていた作品で購入しました。本当にダークでリアルな裏世界って感じです。彼等はダークヒーローなのではないかな?と思います。家族を殺されてその加害者に恨みを持つ家族が依頼する、みたいな。惹き込まれます。
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近野ちゃんは腐女子
腐女子な近野ちゃん。同類だからか可愛く見えてきて、近野ちゃんを肯定しつつある(いやいや。人殺しはダメだよ!)たまーに、冷静な園田が近野ちゃんのマイペースに乱されてしまうことろごあって、そこは少し面白く見えます。2人のやりとりが面白い。
今回も若干ミステリー臭あり。近野ちゃんの眼帯の秘密も明らかに。 -
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なにかが残る
周囲は遺族や被害者にただの一つも要求してはならない。許すということすらも。
うーむ。毎回考えさせられる言葉があって、確かに読後は晴々するようなものではないかもしれないけど、重く残るんだよね。イイ意味でもワルイ意味でも。 -
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実際の事件と
被害者家族となった父親の復讐。そこから始まった復讐代行‥ていうのかな。「誰もやらないから」と。「親を亡くした時、当たり前にあるものが失われた喪失感に襲われたけど、自分に子供ができてからは直ぐに立ち直れた。子供のためにしっかりしないと。子供のためだったらどんな事でも乗り越えられる」主人公を襲った事件が実際に起こった事件と重なったり、子供を虐待死させてしまう親が少なくない昨今、考えながら読んでしまった。
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ドラマに深みが加わりましたね
復讐屋の二人とその二人を取り巻く、暗くて重い人間模様。いろいろな事を考えさせれらます。結局、ダメな奴はとことんダメなのかなぁ。