渡邊ダイスケのレビュー一覧
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「被害者遺族」であるカモとトラがやる「復讐代行業」と「復讐は被害者の当然の権利である」とする「朝食会」の最初の接触です。ネタバレになりますけど加代子自身が犯罪被害者であることを考えるとなかなか深い対比ですよね。
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この巻の後半で題材にした事件はスーパーフリーでしょうか。殺人でこそないとはいえ大勢の女性を心身ともに傷つけてきた彼ら彼女らはこの漫画のような裁きを受けてほしいと思います。
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殺した側にも事情があるというのはわかる。では殺された側の事情は?大事な家族をモノや玩具のように殺された遺族の気持ちは?刑罰や復讐というものに対して深く考えさせられます。
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現実には何の罪もない人が理不尽に被害にあい、加害者が法律に守られて大手を振って人生を満喫している。そんな現実が許せない。せめて漫画の中だけでもふさわしい報いを受けさせてほしい。
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ついに最終回になってしまいました。この作品は言葉は最後の最後に、まずは表情で心情を語らせているんですけどキャラクターの初期からの表情の変化に成長を感じるものがありました。ハッピーエンドと言っていいかわからないけど、腑に落ちる最終回でした。
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ついに謎のフィクサー國松のヤクザ潰しと朝食会会長選挙が絡み合ってきました。過去のスピンオフ作品の登場人物も現れて盛り上がってきましたけど、カモとトラ、今回出てましたっけ(笑)
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謎のフィクサー國松の街の浄化と同時に進む朝食会の会長選挙が面白いです。その分カモとトラの出番が少ないけどこんな死に方嫌だなぁというのを悪人にぶつけているので久しぶりに爽快です。
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いよいよ朝食会の暗闘が始まります。鶴巻が頼もしいし加代子のセクシーな下着姿も拝めます♡カモとトラの復讐もあるけれど、残酷な拷問シーンはないのでそっちが目的の人は物足りないかも。いいお話ですけどね。
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賛否分かれるお話だったと思います。でも私はこういうお話も好きですね。女子大生を拉致監禁した彼は、20代の人生に行き詰まりを感じていたころの自分にも通じるものがあると思いました。
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ご近所トラブルがテーマの巻でした。昔実際の事件が報道されたこともありましたけど、偏執的で異常なほど他人を精神的に追い詰める加害者をカモ達が鮮やかに退治してくれます。分かり合えない人もいる。分かり合える人もいる。意外な結末に胸が熱くなりました。
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鴨と虎のライバル、朝食会の加代子と鶴巻がこの世界に入ったエピソードです。罪と罰のバランス、被害者遺族にとって更生に意味はあるのか?後半の子供をひき殺したトラックドライバーの話と合わせて考えさせられます。
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前作「善悪の屑」の家族乗っ取り事件の続編です。犯罪者グループも一人一人キャラ付けがされて、得意ジャンや考え方の違いなどもそれぞれ考えられていてどうやってターゲットである鴨たちに近づいていくかハラハラドキドキのクライムサスペンスでした。そして最後に一番憎たらしいメンバーだけを鴨たちが被害者に代わって聞いたことないオリジナルな拷問をしていくのですが、スカッとするよりは死んだ父親は帰ってこないという傷ついた少女の悲しみが心に残ります。
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この巻は残酷な拷問シーンとかはないですね。でもその分被害者遺族の心情に迫っています。「許す」と「許せない」そして「許すよう強要する第三者の声」、それに対する作者の考えがアンサーされています。
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前作「善悪の屑」の続編です。断片的に描かれていた何故鴨がこの道に入ったのかのエピソードがいきなり始まります。私も同じくらいの年頃の妻子がいますので家族が他人の欲望の発散のために惨殺されたようなことになったらやはり鴨のように感じると思います(実行するかどうかは別ですが)被害者や遺族は傷つけられ家族を奪われているのに」加害者は更生の名のもとにのうのうとしている。そんな社会の矛盾に対する一つの答えのような漫画だと思います。