木原敏江のレビュー一覧

  • 摩利と新吾 8巻

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    ドジ様の代表作でございます。
    心優しき野蛮人たちの、愛と青春の物語。
    時代というものを、ただの背景にするのではなくキャラクターの生き様に取り入れる姿勢が、私が24年組の中で一番doji様が好きな所以かもしれない。
    二人の男性の人生を書いた物語ですから、ハッピーだのアンハッピーだののエンドとは無縁です。
    終わりまで。ただそれだけ。

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 8巻

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    まちがいなく、花の24年組のなかでも最高傑作です。
    ポーも風木も、うっかりしたらベルばらも(・・・ベルばらはちょっと・・・)
    ひけをとることはありません。栗本薫を呼んできてください。
    なんつってもう、このマンガのなかのすべての人生に私がどれだけ
    影響を受け、それがこんにちまでつづいていることか。
    当時は紫乃さんがうるわしくて夢中だったのですが、年とると
    夢殿さんになりますね。これを読まずして
    ボーイズラブとかなんとか語っちゃだめですよ、皆さん。

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 8巻

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    まちがいなく、花の24年組のなかでも最高傑作です。
    ポーも風木も、うっかりしたらベルばらも(・・・ベルばらはちょっと・・・)
    ひけをとることはありません。栗本薫を呼んできてください。
    なんつってもう、このマンガのなかのすべての人生に私がどれだけ
    影響を受け、それがこんにちまでつづいていることか。
    当時は紫乃さんがうるわしくて夢中だったのですが、年とると
    夢殿さんになりますね。これを読まずして
    ボーイズラブとかなんとか語っちゃだめですよ、皆さん。

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    2009年10月04日
  • 杖と翼 1

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    フランス革命の流れがわかりやすく読める上に、創作部分もとても楽しめる素敵過ぎる作品。
    マラーを殺害したシャルロットのエピソードがいいです。いい。

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    2009年10月04日
  • 夢の碑 雪紅皇子

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    ネタバレ

    後南朝を舞台にした漫画。
    夢の碑シリーズの中でも、特に好きなお話です。
    滅びるとわかっていながらも、自分に付き従ってくれる民を見捨てず、最期まで民のことを考えて戦い、死んでゆく二皇子に、哀惜の念を抱かずにはいられない。

    私はこのお話で吉野に興味を持って「吉野葛」読みました。自天王という章に、南朝の皇子についての記述があります。

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    2014年11月05日
  • 夢の碑 青頭巾

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    桜の花を美しくも怖ろしいと思う人にお薦め。
    「桜喰う鬼」秋篠誕生話が表題の青頭巾です。あ、こういっちゃ身も蓋もないけどホモもフツーに出てくるので注意。

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    2009年10月04日
  • 大江山花伝

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    ネタバレ

    北朝と南朝の争い、野心を持った貴族や芸人の罠、女の恋の嫉妬……
    さまざまな人たちの思惑が交錯して、時代の流れが作られてゆく様が
    とても丁寧に描かれています。
    そしてそれら時代の流れに翻弄されて、共に想い合いながらも
    一緒にはなれなかった、世阿弥と幼馴染の亜火の幻想的な悲恋物語です。

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    2013年10月12日
  • 夢の碑 ベルンシュタイン

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    男装の麗人っても、こちらはあまりに素直じゃなかったためにすれ違う愚かな男と女。読み進むに従い、女の一途さが愚かしくも可愛く思える。故にラストの、得たときには全てを喪失するという残酷さも一層深く突き刺さる。水底から湧き出る気泡のような、リズム感のあるネームが恐ろしくも儚く感じられ、秀逸。

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 8巻

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    「あーらわが殿」の番外編。結局別の物語となるのだが。1977年からLaLaで連載。 明治~大正期を舞台とする、木原敏江の代表作。

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 1巻

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    私にとって基本中の基本。こちらは「BL」ではなく「名作」だと思っております。もうもうとにかく大好きv この作品中のフレーズをより自然に理解したいなぁとドイツ語を勉強したくらいです。昔の作品と思わずに未読の方はまず読んでみて下さいませ。心が切ないくらいに暖かくなりますよ。

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 8巻

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    勢いにまかせて1〜8巻までいっきに投稿しちゃってごめんなさい。
    でもこれは神まんがなのです。
    すばらしすぎるのです。
    8巻は完結編です。ちなみにツはこの巻よんで完璧にはまりました。
    も 語りつくせない魅力があるので
    何もいわずに読んでない人は購入すればいい
    ただふつうの書店にはまずおいてない

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    2009年10月04日
  • 夢の碑 風恋記 前編

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    私の敬愛する木原敏江さんの本。『夢の碑』の中では一番好き。鎌倉時代を舞台に描かれる壮大なドラマ。ちょっとBL入ってマス。

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 1巻

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    多分漫画を読んで感動に震えさせられた最初の作品。それは今でも変わんない。もうとにかく旧制高校時代の風景が素晴らしくて、何度読んでも憧れる。特に「青太の話」は読むたびに新しい涙が零れます。木原先生は「泣かせる」為に書いてるんじゃない、と仰ってましたが、どうしても泣いちゃうんですよね(笑)青春って元々は男の子の為にあったものなのかなあと思わせてくれる程、美しくて青い青い若者の時代の名作です。

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    2009年10月04日
  • 天まであがれ! 2

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    土方さんがカッコイイ…!土方さんて骨太なイメージがあったので、この漫画の超美形な土方さんは「?」と思ったのですが、もーそんなの無関係にかっこいい。総司みたく、ずっと我侭いうまいと我慢していた糸が切れて「最後まで一緒だって言ったじゃないですか!」と裾に取り縋りたくなること請け合い。え〜、腐としては二人にもっとどうにかなってほしかったのですが… しかし心は繋がっていた、ということでOKということにします!(誰だ)

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    2009年10月04日
  • 天まであがれ! 1

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    ちゃんと新撰組ものしてるんだけど、オリジナリティー溢れてて、ちょう楽しい。もう、土方さんと沖田が、すんごい美形!!このふたり、ちょっと「摩利と新吾」のコンビに似てます。沖田のこと揶揄いつつも、ぜったい沖田に惹かれてるであろう土方さんの時折みせる子供っぽさが、かわいい。女性キャラでは、るり子さまが好きだ。最初いじわるキャラかと思ったんだけども。
    新撰組は、最後の最後まで描いちゃうと悲劇にしかならいのが初めから分かってしまってるんだけど…さて、木原版新撰組はどうなるのか。早く次巻が読みたい。

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    2009年10月04日
  • 夢の碑 渕となりぬ 前編

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    「夢の碑」室町幽玄編。能楽の猿楽一座のお話です。一座の次男・羽角ら4兄弟と、その義理の弟となった乙輪。ふつうに、乙輪たちが能役者として大成する物語かと思いきや、そこはDOZI様、一筋縄ではいきません!能って見たことないけど、いっぺん生で見てみたいと思った。

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    2009年10月04日
  • 夢の碑 風恋記 前編

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    中世鎌倉時代の初め頃。
    融明(とおるあき)と露近(つゆちか)の不思議なつながり。
    融明と露近がふたりで家出して旅をする、これがふたりにとって大切な原風景となるのですが、このシーンが好きで好きで。
    また、日本史ほとんど知らない私は、この漫画で鎌倉幕府と京の後鳥羽院の確執や、その後のことなどを知りました。いや、学校で習ったかもしれないんだけどほとんど忘れていた。日本史の勉強にもなりました。

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    2009年10月04日
  • 夢の碑 鵺 後編

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    「これぞ日本の江戸!」と言いたくなる漫画です。
    主人公たちの粋さ、気風のよさは群を抜いています。
    分類は少女漫画ですが、女性は脇役です。
    主人公が男三人組だし、脇キャラも男が多いです。
    少年漫画好きにも気に入って貰える筈!

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 欧州秘話 ユンター・ムアリー

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    『摩利と新吾』の摩利が主人公。『摩利と新吾』を知らなくても読めます(私はこれを先に読んでました)個人的にすごく好きな作品です。

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 2巻

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    摩利が新吾に恋していることを自覚する2巻は女子率もかなり高めで華やかな1冊。そしてこの2巻は他と比べても言葉の使い方が特に美しいと思います。リズムと余韻を充分に使ったモノローグは、どたばたした中にあってとても刹那的....

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    2009年10月04日