木原敏江のレビュー一覧

  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もっと有名であってもいい作品のひとつだと思う。

    明治〜昭和の激動の時代を、命ある限り全力で生きた少年たちの物語。

    漫画において前半と後半でガラリと作風・方向性が変わることはよくあることだが、この「摩利と新吾」もそのような例のひとつであるといえる。
    普通はそれは単なる作者の方向転換でしかないのだが、この作品は後半がシリアスになればなるほど前半の「平和な時代」のお祭り騒ぎの青春がどれだけ輝かしく儚く愛おしいものであったのかを実感できる構成になっている。
    後半の陰を描くには前半の光が必要だったわけで、その二項対立の構成で描き手側の事情を上手くカバーできているのが凄い。

    作中の言葉の節々は心にぽ

    0
    2013年06月06日
  • 摩利と新吾 欧州秘話 ユンター・ムアリー

    Posted by ブクログ

    「摩利と新吾」の番外編。摩利くんとその友人知人のせつなくほろ苦い物語が幾つか。「摩利と新吾」の主役は本質的に摩利くんなのだと痛感する。

    0
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 8巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    0
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 7巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    1
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 6巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    0
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 5巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    0
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 4巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    0
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 3巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    1
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 2巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    0
    2013年02月28日
  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
    木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

    0
    2013年02月28日
  • 花の名の姫君

    Posted by ブクログ

    歌舞伎より「桜姫東文章」「鏡山旧錦絵」「其小唄夢廓」「鳴神不動北桜」の漫画化。歌舞伎という江戸文化や狂言作者の細々とした薀蓄をサラっと撫でる程度ではあるけれど漫画としてとても面白かった。少女漫画の王道のような絵柄だけど全然気にならなくて愛嬌を感じた。木原さんの「能楽」の創始者観阿弥世阿弥を描いた漫画もあるそうなので是非読んでみたい→→世阿弥漫画も読んだー!

    0
    2012年11月16日
  • 摩利と新吾 欧州秘話 ユンター・ムアリー

    Posted by ブクログ

    摩利と新吾 番外編。


    新吾と離れて独逸に暮らす摩利の出会いと別れ。


    久しぶりに木原先生のマンガを読んだ。
    大人になった摩利の美しいこと。
    摩利の悲哀が漂う3編。
    かなわない恋なのよね…。辛すぎる。


    摩利と新吾の本編が読みたくなった。

    0
    2011年12月21日
  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    木原さんらしい明るさもありながら、結構シビアなところもあると思います。
    しまりんごや皆が楽しくわいわいやってるのが微笑ましくて・・・思い出すだけでぐっとなる。
    読み終わったあと涙が止まりませんでした。数日間思い出しては泣きました。
    生活に支障をきたした作品のひとつ。

    0
    2011年12月15日
  • 伊勢物語

    Posted by ブクログ

    伊勢物語、どの話もいいわ。
    在原の業平、最後まで歌で終わる風流人。

    同じプレイボーイでも光源氏よりは好感度高いな。

    0
    2011年12月23日
  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    少女まんが館の館主さんの言うとおり、ほんと一から十まで少女漫画な作品だった。

    意味不明な心情描写(体操選手みたいに空中ブランコしているところなど)も少女漫画ならではです。

    0
    2011年03月08日
  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日出処の天子読んだ後、いつもセットで紹介されていたので(同時期に連載だったのかな)気になって読んだ漫画。
    普段はこういう精神的な愛情と絆で結ばれている二人が一番いい!と思っているけれど実際ここまで貫かれるとくっついてくれ…!と思わずにはいられない
    大好きなんだけど2巻以降はなかなか読み返せない…

    0
    2011年01月26日
  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    全巻読み終わりました。
    最初のうちは、浪漫溢るる、昔のバンカラ学生たちの青春お祭り騒ぎの様相を呈し、ただただ「面白いなー、ドイツ語の使い方とかウケるww」みたいなノリで読んでたのですが、巻を重ねるごとに話はどんどん深くなっていき、登場人物たちの細かな心理描写に加え、関東大震災や第一次、二次世界大戦など、歴史的な背景も描かれ、最後は涙でした。。。。

    摩利には幸せになってほしかった。
    おひさま新吾には、正直ちょっぴりイラっとした・・・。
    でも、二人はやっぱり「おみきどっくり」で、最期、新吾が「まりーっ!!」と叫ぶシーンは、涙でした。
    最後まで読んだあとに、また最初から読み返すと、前半の

    0
    2010年09月22日
  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    高校時代に読んで以来ず~っと愛し続けている私的名作です。
    読み返すたびに、わんわん泣きます。

    高校時代にこの作品に出会えて事で、今の私が形成されている気がします。個人的に「忍ぶれど」は胸に詰まる…

    0
    2010年09月06日
  • 摩利と新吾 1巻

    Posted by ブクログ

    次の日顔がパンパンになるくらい、大号泣した! けれども印象は「大団円!」。素晴らしい青春。胸が熱くなります。
    合言葉は「まりの次に」。

    0
    2010年07月18日
  • 天まであがれ! 2

    Posted by ブクログ

    少女漫画、そしてなんか都合良い気がするのに、感動。
    土方さんと総司のやり取りとか、総司とこよりの最後とか・・・。
    土方さんと蓉姫とのやり取りも悲しい・・・!!
    引き際がまた、なんとも言えず泣かせます。

    0
    2009年11月15日