木原敏江のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実は、木原 敏江の「天まであがれ!」は、わたしが1番最初に出会った新選組ものだと思います。
もしかすると、前後して、和田 慎二の「あさぎ色の伝説」の1巻だけを読んでいた気がするのですが……。
最後の突き抜けていく感じが、とても印象に残っていて、それが、わたしの新選組のイメージの原点になっています。
ちなみに、この芹沢 鴨のイメージがあるから、あんまり彼を憎めないんですね。
昔読んだときは、キラークイーンとか、何で外人が出てくるんだとか思ってましたが、日本人ですね(笑)
原作はないようですが、読んでみるとけっこう司馬 遼太郎の「燃えよ剣」のイメージがあるような気がします。
透明で天才肌な沖 -
Posted by ブクログ
ネタバレもっと有名であってもいい作品のひとつだと思う。
明治〜昭和の激動の時代を、命ある限り全力で生きた少年たちの物語。
漫画において前半と後半でガラリと作風・方向性が変わることはよくあることだが、この「摩利と新吾」もそのような例のひとつであるといえる。
普通はそれは単なる作者の方向転換でしかないのだが、この作品は後半がシリアスになればなるほど前半の「平和な時代」のお祭り騒ぎの青春がどれだけ輝かしく儚く愛おしいものであったのかを実感できる構成になっている。
後半の陰を描くには前半の光が必要だったわけで、その二項対立の構成で描き手側の事情を上手くカバーできているのが凄い。
作中の言葉の節々は心にぽ -
Posted by ブクログ
全巻読み終わりました。
最初のうちは、浪漫溢るる、昔のバンカラ学生たちの青春お祭り騒ぎの様相を呈し、ただただ「面白いなー、ドイツ語の使い方とかウケるww」みたいなノリで読んでたのですが、巻を重ねるごとに話はどんどん深くなっていき、登場人物たちの細かな心理描写に加え、関東大震災や第一次、二次世界大戦など、歴史的な背景も描かれ、最後は涙でした。。。。
摩利には幸せになってほしかった。
おひさま新吾には、正直ちょっぴりイラっとした・・・。
でも、二人はやっぱり「おみきどっくり」で、最期、新吾が「まりーっ!!」と叫ぶシーンは、涙でした。
最後まで読んだあとに、また最初から読み返すと、前半の