木原敏江のレビュー一覧
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購入済み
ロマンスシリーズ
ロマンスシリーズ4作品収録。
表紙で損してるような。
「銀色のロマンス」の切ない感じがたまらない。
「日なた日かげへのロマンス」も木原さんの描く少年はかわいくてしょうがない。 -
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ネタバレ篝の登場で
新吾への思いを望まぬかたちで
暴露された摩利。
強引に思いを遂げた感のある夢殿先輩ですが、
よーく比べると
摩利は幼いころから新吾と一緒、でも新吾への
恋心を意識したのは17歳、
夢殿先輩が摩利に惚れたのは持堂院に入学して来た
摩利が16歳の春。
それから摩利も夢殿先輩も切ない恋に悩むのね?!
ずぅーっと相手を思う気持ちには
長短付けがたいのでありました。
何度も読み返して気が付いたんすが・・・・・・
このストーリーの素晴らしさは
少女漫画であるからこそと思います。
新吾が摩利の恋心を知ってからの展開は
多分、男性読者には受けないなんじゃないかと?
ある意味、
男性漫画家に -
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ネタバレ摩利と新吾のその後、
欧州に暮らす摩利が主人公の
20代最後~30歳頃の年齢設定のようです。
3話のストーリーなんですが、
3話目でも本編連載終了から4年後に初出の作品。
いかに「摩利と慎吾」の人気が当時も根強かったか判ります。
各話の
未だに随所で写真の新吾へ語りかけてる摩利が
なんとも痛ましい。これはもう
思慕なんてもんじゃなく既に摩利の魂の半分が
日本に居る新吾の所へ往っちゃってる?!
30代になる新吾もそろそろ
(摩利の恐れてた?)結婚に前向きになり
蕎麦屋で何気に
「摩利への愛はプラトニック」発言。
(このコマ自体も小さくさり気ない描写)
ああ、
今更言うか!(怒)
そもそも -
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ネタバレこの巻の「奇々怪々」
新年会の合間にとうとう新吾が摩利の背中に
指文字で・・・・
マリガ スキダ アイシテル
摩利の人生で最高の瞬間だったんじゃないかな?
幸せに輝いてる
美しく、そして残酷なシーン。
やっと告白出来たと笑顔の新吾の純真さが
(本人に悪気が無い分)
後の展開を知ってるだけに何とも言えない・・・。
でも、この告白の本質は
同じく摩利を愛する夢殿先輩には既に
見破られているんすね。
巻の最後の方では
遊び人の「しのさん」の切ない恋の顛末が・・・・・
持堂院一のプレイボーイの彼が
叶わぬ切ない恋心をずっと秘めていたのが明かされて
ジーンときちゃいます。
身体の飢えは満たせても -
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木原敏江さんの作品はいつも読後に清純な気持ちにさせられる。終わってからももっとキャラクター達を追いたくなる、そんな魅力と愛を感じる。
この摩利と新吾もそんな作品で、二人の青春期の成長を描いている。少年期から青年期への雰囲気、心情の変化など描写が細かく、人物描写の多彩さがすごい!
私の中でこの作品の盛り上がりのピークは新吾の成長だった。どんどん追い詰められていく新吾だったが、それを受け止めたくましく飛躍する新吾。それまでの人物描写が丁寧であったからこそ、一緒に見守り、涙することができたんだと思う。
というわけで私の中ではその後は割りと蛇足だったのだが(最後まで一気に読みましたとも)、彼らの最期 -
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子どもの頃から、鬼の出てくるお話が好きでした。
そして、その鬼を意識したのが、木原 敏江の「夢の碑」でした。
意識して鬼を追いかけ始めてから出会ったのが、馬場 あき子の「鬼の研究」です。わたしは、それまで(そして今でも)、物語の世界が大好きで、物語で泣いたりしたことはあったのですが、はじめて物語の形をしていないものでも、感動するのだなぁと知った作品でした。
そして、その「鬼の研究」のなかで、1番印象に残っていた話が、この「伊勢物語」のなかのエピソードでした。
そのエピソードが、このマンガの1話目になっていて、なんか、木原 敏江からはじまって深まっていったものが、また、一周して戻ってきたよう -
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木原敏江さんの作品で、すごく好きなお話に異類婚のお話があるのですが、「花かんむりの牢屋敷」は、そのテーマがかなりストレートに出た初期の作品だと思います。
根底には、「おとぎ話」を信じる心というのがあって、それは、実は、他のすべての木原作品にも通じている気がします。
表題作の「銀晶水」は、異常な欲望のお話ですが、そこに「おとぎ話」としてのそれでも根底に流れる「愛」が語られています。
異常さに目を背けて、否定していくのではなくて、それをふくめた上で、物語として昇華させていくということは、他人を理解していく上でも、かなり大切なことのような気がします。
そこは、自分自身もっとも見たくないところ