木原敏江のレビュー一覧
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購入済み
ラストは
あまり面白くないなーと思いつつ読んでいたのですが、ラストの伏線の回収の仕方はさすがベテランといった感じでした。
史実とフィクションの上手いミックス具合に感心です。 -
購入済み
昼ドラノリだけど
結構昼ドラっぽいノリだけど一気に読ませる面白さがありました。
踊り関係は和洋問わずドロドロしてしまうのか・・・
これ実際に舞台で見たかったなぁ。
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購入済み
経年劣化はしないもので
現在52才の私が 10代から20才前後に読んだ作品
あの頃は 男女の愛が一種類しかないと信じていた。だからこそ マリの愛は報われない悲恋と思い 苦しくてマリがかわいそうだった
今 結婚して、20年以上になる。男女間の性的関係はほんっっとおに早々と廃れたが それでも相方。自分自身以上に大切に思っている。自分が彼の代わりに死ねと言われたら ああそうですか とあっさり死ぬだろう
多分
マリも 見つけるだろう。 彼が誰よりもしんごの事を愛していること それごと限りない親愛と友情で 彼と人生を共に歩む人間を
彼の恋は悲恋ではない。人生は色々な形の愛情が流れ交わっていく。
この歳になって再読して -
Posted by ブクログ
久々に木原敏江を読んだ。
やっぱり絵が上手い。
まあ個人的には『夢の碑』とか『摩利と新吾』の時の方が好きなんだけどね。
主人公のポーリーンという少女は木原作品によく見るエネルギッシュな女の子。
バイロン卿と謎を解いてゆくんだけど、探偵物というよりは幻想ホラー?かな。話はトントン拍子にあっさり進んでいくから山場とかはそんなにないかも。
引用されているバイロン卿の詩が美しくて、読みたくなった。ちょっと難しいんだけど、日本語の美しさを感じた。
最後のモーヴの表情がなんともいえない感情になった。きっとあの顔にいろんな思いが込められているんだろうな。歪んだ愛だったけど自身もそれで苦しんだだろうね -
Posted by ブクログ
DOJIさまの、お目目キラキラ・まつげバサバサ新撰組ワールド。
時代考証のなさが鼻につくけど、それは連載当時の事情ということで片目をつぶろう。
文庫版なのであとがきと解説つき。
あとがきは作品誕生秘話。担当の編集者と3年ぐらいでやりましょう!と意気投合したのに、4回目くらいでアンケート結果がよろしくないので打ちきってラブコメをと求められたそうな。
藤本ひとみのマリナ・シリーズで言ってたことってほんとだったのね。
解説は中島梓。
ごめんなさい、詳しい内容は忘れてしまったが解説のおかげでこの作品への感触が5割はいい方に変わった。
史実とかリアルさではなく、DOJI流の新撰組を楽しめばいいのだと