木原敏江のレビュー一覧

  • 杖と翼 1

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    フランス革命を描く、全6巻。
    正直「ロベスピエール?訊いたことある」くらいの知識しかない私でも楽しめたので、革命マニア以外でも面白いと思います。
    フランス革命の史実に、おてんば娘アデル、貴族の逃がし屋リュウ&ファーブルなどオリジナルキャラを絡めたストーリーテリングはさすが。サン・ジュスト、リュウ、ファーブルなど美形ももりだくさんです。

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    2009年10月04日
  • 夢の碑 風恋記 後編

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    木原先生はラストシーンを決めてからそれに向けて漫画を描いてゆくのだそうですが…、なんとなくスッキリしなかったので星ひとつ減。それと、露近は幼い頃のほうが好きでした。

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    2009年10月04日
  • 花の名の姫君

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    「桜姫東文章」という歌舞伎の漫画化らしい。幸うすき清玄さま、フダつきのワルの権助。そして悲劇。それにしても木原先生の描く男キャラって、こんなにもかっこいいのか‥

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 8巻

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    なんと言っても2巻「緑紅最前線」のクライマックスで、摩利と新吾が火事でもう死ぬって時に、摩利が「世よ人よそしれ!なんとでもいえ!新吾は永遠に俺だけのものだ!」って思うところは最高(にキモイ)ですよね。ほのぐらい心のかげでふかぶかと根をはり、香りさえ閉じ込めて咲いていたひめやかな恋の成就……。
    完璧にカッコイイはずなんだけど変な方に一途で偏執的な攻めと一直線なんだけど微妙にかみ合ってない魔性の受けっていう、私が好きに決まってる組み合わせなんだよなぁ。
    だけど最後はもう読めないぐらいに切なくて悲しいんです。

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    2013年08月29日
  • 夢の碑 風恋記 中編

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    鎌倉の動乱期。
    歴史で学んで嫌いになった人にお勧めします。
    フィクションも多いですが、きっと楽しんでもらえると思います。

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    2009年10月04日
  • 天まであがれ! 1

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    これも新撰組漫画。表紙と中身の絵がえらい違います!笑
    少女チックな絵なんですけどとっても温かみがある綺麗な絵だと思いますvオリジナル要素が高いのでできるだけ史実を!という人には向いてないかも。
    でもそれよりも話が壮大で本当に泣けてきます。
    ラストは泣いてしまいました・・笑
    切ない純愛ストーリーですv

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    2009年10月04日
  • 摩利と新吾 6巻

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    摩利が恐れていたライバルの女ドリナ登場してしまいました。新吾の恋はやはり女性となのかなと複雑です。期待させといて摩利がかわいそうです。

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    2022年11月28日
  • 伊勢物語

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    伊勢物語は名作でした。木原先生らしい世界観で読みやすいです。ただ絵が変わってしまってキャラクターの魅力がイマイチに感じました。

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    2022年08月11日
  • ラストタンゴ

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    これも

    これも表紙で損してるような気がする。

    「いとし君へのセレナーデ」が良かったかな。「ラストタンゴ」はこれぞロマンチックコメディって感じの作品。

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    2019年11月26日
  • 杖と翼 4

    購入済み

    ラストは

    あまり面白くないなーと思いつつ読んでいたのですが、ラストの伏線の回収の仕方はさすがベテランといった感じでした。
    史実とフィクションの上手いミックス具合に感心です。

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    2019年11月26日
  • 愛しき言つくしてよ

    購入済み

    昼ドラノリだけど

    結構昼ドラっぽいノリだけど一気に読ませる面白さがありました。
    踊り関係は和洋問わずドロドロしてしまうのか・・・
    これ実際に舞台で見たかったなぁ。

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    2019年11月25日
  • 摩利と新吾 欧州秘話 ユンター・ムアリー

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    経年劣化はしないもので

    現在52才の私が 10代から20才前後に読んだ作品

    あの頃は 男女の愛が一種類しかないと信じていた。だからこそ マリの愛は報われない悲恋と思い 苦しくてマリがかわいそうだった

    今 結婚して、20年以上になる。男女間の性的関係はほんっっとおに早々と廃れたが それでも相方。自分自身以上に大切に思っている。自分が彼の代わりに死ねと言われたら ああそうですか とあっさり死ぬだろう
    多分 
    マリも 見つけるだろう。 彼が誰よりもしんごの事を愛していること それごと限りない親愛と友情で 彼と人生を共に歩む人間を 

    彼の恋は悲恋ではない。人生は色々な形の愛情が流れ交わっていく。
    この歳になって再読して

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    2018年05月30日
  • 天まであがれ! 1

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    沖田とヒロインのこよりが主人公の新選組。全2巻。試衛館時代~函館戦争終結まで。
    二人の結末には不覚にも泣いてしまいました。すごく爽やかで、透明感という言葉が似合う沖田です。
    これで新選組にはまる人がいるというのもわかる気がする。ノリに時代を感じる少女漫画で、カタカナ語が出てきたりしますが、それでもいいものはいい。凛とした蓉姫の恋も素敵です。
    本編とは関係ありませんが、表紙と中身の絵が違いすぎて、別の人が描いたのかと疑うくらい。

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    2014年12月21日
  • 夢みるゴシック 1 それは常世のレクイエム~夢みるゴシック~

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    久々に木原敏江を読んだ。

    やっぱり絵が上手い。
    まあ個人的には『夢の碑』とか『摩利と新吾』の時の方が好きなんだけどね。

    主人公のポーリーンという少女は木原作品によく見るエネルギッシュな女の子。
    バイロン卿と謎を解いてゆくんだけど、探偵物というよりは幻想ホラー?かな。話はトントン拍子にあっさり進んでいくから山場とかはそんなにないかも。

    引用されているバイロン卿の詩が美しくて、読みたくなった。ちょっと難しいんだけど、日本語の美しさを感じた。

    最後のモーヴの表情がなんともいえない感情になった。きっとあの顔にいろんな思いが込められているんだろうな。歪んだ愛だったけど自身もそれで苦しんだだろうね

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    2012年12月19日
  • 天まであがれ! 1

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    DOJIさまの、お目目キラキラ・まつげバサバサ新撰組ワールド。
    時代考証のなさが鼻につくけど、それは連載当時の事情ということで片目をつぶろう。

    文庫版なのであとがきと解説つき。
    あとがきは作品誕生秘話。担当の編集者と3年ぐらいでやりましょう!と意気投合したのに、4回目くらいでアンケート結果がよろしくないので打ちきってラブコメをと求められたそうな。
    藤本ひとみのマリナ・シリーズで言ってたことってほんとだったのね。

    解説は中島梓。
    ごめんなさい、詳しい内容は忘れてしまったが解説のおかげでこの作品への感触が5割はいい方に変わった。
    史実とかリアルさではなく、DOJI流の新撰組を楽しめばいいのだと

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    2011年09月14日
  • 杖と翼番外編 2 赤い石

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    杖と翼、番外編もおしまい。
    もっとリュウとファーブルの活躍を見ていたかったです。

    難しい時代設定なのに、伝承や歴史を織りまぜつつ盛り上がりました。

    楽しめました。

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    2011年07月21日
  • 大正浪漫探偵譚 1 四十七文字

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    とにかく女の子がかわいい。探偵物にしてはトリックの単純さが目に付くが、それをカバーしきれるほど登場人物が魅力的。大正時代の雰囲気も味わえてよかった。

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    2010年07月11日
  • 大正浪漫探偵譚 3 風に羽衣

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    「合掌」の文庫版、3巻目です。
    おもしろいんですけれど、つめて読むと(といっても、2、3カ月に1冊なのですが)、ちょっとパターン的に苦しいかな。

    木原 敏江は、不思議が入っている方が、いい感じだと思う。だから、おまけの「瞬きの劇場」の方に、より惹かれてしまいます。

    ミステリーは、不思議が不思議で終わらないのが、寂しいんですよね。もっとも、不思議のまま終わったら、ミステリーにならないんだけれど。

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    2010年07月10日
  • 大正浪漫探偵譚 1 四十七文字

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     やっぱりなにを読んでも木原敏江は女の子が可愛くて元気なのだ! そして男性にムリに張り合ったりしないで、ちゃんと女性として恋をする。媚びてもいないし、男性キャラもちゃんとそんな女性を恋するし、できなくても(×××だからww)愛する。絵がだんだん劣化(失礼)していっているが、まだまだ健在な一作。

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    2009年10月04日
  • 大正浪漫探偵譚 2 見返り美人

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    「四十七文字」の続編。サスペンスハーレクインもだんだん木原カラーが出てきてついファンタジー的に。日本なのに、大正なのに(笑)!という展開が…。

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    2009年10月04日