木原敏江のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
不覚にもマンガで泣いてしまった、久しぶりに。
新撰組ってそもそも泣かせる題材ではありますが、鴨を暗殺したあたりからどうしても暗く重くなっていく。
そこをどう描くかが、作家それぞれの想いと工夫と力量の生かし所なのだろうな。
総司が戦場に向かう歳三を、弱った身体で追うシーン、哀しかった。
もう生きて会うことはないだろうとわかっていて、希望を捨てずお互いを思いやり笑って別れる。
現実ではできないからこそ想像の世界で鮮やかに描ききった、この時代(幕末ってのもそうだし70年代というのも)ならではの作品。
最後まで摩利と真吾の原点だなあと思う作品だった。 -
Posted by ブクログ
なんだか、木原敏江がというか、「天までのぼれ」が読みたい気分だということで、秋田文庫の木原敏江のシリーズに手を出しています。
「花の名の姫君」は、歌舞伎を素材にしたマンガなんだそうです。
いくつもの時代物のマンガを描いているので、こういう作品は、得意です。というか、こう、大げさに見栄をきるそんなのを楽しんで描いているような気がします。
すごく、陰性の人間を描いても、カラリとしているところは、もしかすると、こういったお芝居からきているのかなぁとも思います。
お気に入りは、「轟く滝の下で」。
まか不思議な仙人(美形。暗い)が出てくると、この人の世界だなぁと。
しかも、あっさり、すくわれちゃ