【感想・ネタバレ】摩利と新吾 3巻のレビュー

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Posted by ブクログ

木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。

1
2013年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

篝の登場で
新吾への思いを望まぬかたちで
暴露された摩利。

強引に思いを遂げた感のある夢殿先輩ですが、
よーく比べると
摩利は幼いころから新吾と一緒、でも新吾への
恋心を意識したのは17歳、
夢殿先輩が摩利に惚れたのは持堂院に入学して来た
摩利が16歳の春。

それから摩利も夢殿先輩も切ない恋に悩むのね?!
ずぅーっと相手を思う気持ちには
長短付けがたいのでありました。


何度も読み返して気が付いたんすが・・・・・・
このストーリーの素晴らしさは
少女漫画であるからこそと思います。
新吾が摩利の恋心を知ってからの展開は
多分、男性読者には受けないなんじゃないかと?
ある意味、
男性漫画家には絶対書けない名作だと思います。

1
2015年08月10日

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