【感想・ネタバレ】天まであがれ! 1のレビュー

あらすじ

時は幕末。沖田総司ら、若き隊士たちが織り成す愛とロマン。巨匠・木原敏江が描く、新選組メモリアルの名作!!

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Posted by ブクログ

実は、木原 敏江の「天まであがれ!」は、わたしが1番最初に出会った新選組ものだと思います。
もしかすると、前後して、和田 慎二の「あさぎ色の伝説」の1巻だけを読んでいた気がするのですが……。

最後の突き抜けていく感じが、とても印象に残っていて、それが、わたしの新選組のイメージの原点になっています。
ちなみに、この芹沢 鴨のイメージがあるから、あんまり彼を憎めないんですね。

昔読んだときは、キラークイーンとか、何で外人が出てくるんだとか思ってましたが、日本人ですね(笑)

原作はないようですが、読んでみるとけっこう司馬 遼太郎の「燃えよ剣」のイメージがあるような気がします。
透明で天才肌な沖田 総司と、ばらがき(乱暴者)の土方 歳三。

もっとも、「燃えよ剣」の主人公は、どっちかというと土方歳三だったような気がしますが。

当初の予定通りの3年間という期間をかけてこの話を書いていたら、いったいどんな話になったのだろうというのも、興味があります。

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2013年07月01日

Posted by ブクログ

ちゃんと新撰組ものしてるんだけど、オリジナリティー溢れてて、ちょう楽しい。もう、土方さんと沖田が、すんごい美形!!このふたり、ちょっと「摩利と新吾」のコンビに似てます。沖田のこと揶揄いつつも、ぜったい沖田に惹かれてるであろう土方さんの時折みせる子供っぽさが、かわいい。女性キャラでは、るり子さまが好きだ。最初いじわるキャラかと思ったんだけども。
新撰組は、最後の最後まで描いちゃうと悲劇にしかならいのが初めから分かってしまってるんだけど…さて、木原版新撰組はどうなるのか。早く次巻が読みたい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

私的に最高の新撰組フィクション物なのです。きちんと少女漫画で、人物全てが生きている。男は格好良く、そして女は逞しく!こよりんぼが健気で…るり子様、個人的に凄く共感出来る。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

沖田さんと架空のヒロインこよりちゃんを中心としたお話。結果は史実通りでも、展開がオリジナルだったりして面白いです。そして沖田さんが自分の理想像に近い。優しくて強くて明るくて。本当はどうだったかなんてわかりませんが、なんとなく総司のイメージはこれ。血なまぐさい組織で一・二を争う剣の使い手と言われながらちっとも怖いイメージがわかないのは、近藤さんや土方さんをまっすぐに信頼する純粋さにあるのだろうかと勝手に妄想しています。2巻も楽しみ☆

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2011年06月26日

Posted by ブクログ

おそらくは新選組を扱った初めての漫画。
木原敏江さんは最も好きな漫画家であり、これは新選組を好きになってきっかけ本。
思いっきり少女漫画ですが、試衛館から五稜郭までちゃんと書かれてます。
「燃えよ剣」が根底にあることも伺われます。
中島梓氏の解説も一読の価値あり。

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2009年12月30日

Posted by ブクログ

実は伯母の蔵書の中から偶然見つけた漫画。
当然文庫でなくコミックスで読んだのですが、自分の手元にほしいので文庫で購入。
当時私は全然新選組なんて興味なかったんですが、この漫画を見たら好感度が増しました。
パッチパチの目でいかにも!って感じなんですが、ハマると抜け出せない魔力・・・う〜ん。
一生懸命なこよりちゃんが可愛らしい。

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2009年11月15日

Posted by ブクログ

これも新撰組漫画。表紙と中身の絵がえらい違います!笑
少女チックな絵なんですけどとっても温かみがある綺麗な絵だと思いますvオリジナル要素が高いのでできるだけ史実を!という人には向いてないかも。
でもそれよりも話が壮大で本当に泣けてきます。
ラストは泣いてしまいました・・笑
切ない純愛ストーリーですv

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

沖田とヒロインのこよりが主人公の新選組。全2巻。試衛館時代~函館戦争終結まで。
二人の結末には不覚にも泣いてしまいました。すごく爽やかで、透明感という言葉が似合う沖田です。
これで新選組にはまる人がいるというのもわかる気がする。ノリに時代を感じる少女漫画で、カタカナ語が出てきたりしますが、それでもいいものはいい。凛とした蓉姫の恋も素敵です。
本編とは関係ありませんが、表紙と中身の絵が違いすぎて、別の人が描いたのかと疑うくらい。

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2014年12月21日

Posted by ブクログ

DOJIさまの、お目目キラキラ・まつげバサバサ新撰組ワールド。
時代考証のなさが鼻につくけど、それは連載当時の事情ということで片目をつぶろう。

文庫版なのであとがきと解説つき。
あとがきは作品誕生秘話。担当の編集者と3年ぐらいでやりましょう!と意気投合したのに、4回目くらいでアンケート結果がよろしくないので打ちきってラブコメをと求められたそうな。
藤本ひとみのマリナ・シリーズで言ってたことってほんとだったのね。

解説は中島梓。
ごめんなさい、詳しい内容は忘れてしまったが解説のおかげでこの作品への感触が5割はいい方に変わった。
史実とかリアルさではなく、DOJI流の新撰組を楽しめばいいのだと。そう…ですね!

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2011年09月14日

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