【感想・ネタバレ】夢の碑 青頭巾のレビュー

あらすじ

古今東西幻想綺談、夢の碑シリーズ第二弾。

時は平家の天下の世、秋篠という名の若き没落貴族がいた。桜の精に魅入られるほどのその美貌。だが野心に眩み2人の女を修羅に落とした秋篠に、桜は凄惨な運命を用意する…。 雨月物語に題材をとった表題作ほか、帝位奪回を悲願とする南朝の皇子・紗王の心に巣喰う深き闇「水面の月の皇子」、19世紀のプラハを舞台のゴシック・ロマン「影に愛された男」など、珠玉の5編からなる「夢の碑」第2集。

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Posted by ブクログ

桜の花を美しくも怖ろしいと思う人にお薦め。
「桜喰う鬼」秋篠誕生話が表題の青頭巾です。あ、こういっちゃ身も蓋もないけどホモもフツーに出てくるので注意。

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2009年10月04日

ネタバレ 購入済み

幻想ホラー

幻想ホラーとでもいいましょうか。
ここに出てくる秋篠は「鵺」の篠夫のご先祖さまですね。
絵柄もこのころが一番美しくて良いです。

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2019年11月26日

Posted by ブクログ

夢の碑シリーズ。『青頭巾』『水面の月の皇子』『読み人しらず』『封印雅歌』『影に愛された男』の5編を収録。『水面の〜』は、観阿弥・世阿弥の『夢幻花伝』と関連する作品。『夢幻花伝』を読んだ時はイケ好かない野郎だと思ってた紗王も、こっちを読むと切ない気持ちになるから、不思議。ごく短い短編なのに。この中では『読み人知らず』が一番好きです。いちばん軽く読めるからか(笑)上人が異形の姫を追っかける、ろまんちっく・コメディー。

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2009年10月04日

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