感情タグBEST3
少女の頃、大好きだった木原敏江様の夢幻花伝。何度読み返しても麗しい世界に引き込まれます。
最近、中世、室町の世界が注目されていますが、私にとってはこれが原点。
ネタばれあり。
「花伝ツァ」が一番好きかなー。
まずタイトルの名づけのセンスにも脱帽する。
死んでなお花車のことを気にかけ魂になって戻ってくる上月の愛に泣ける。
Posted by ブクログ 2013年10月12日
北朝と南朝の争い、野心を持った貴族や芸人の罠、女の恋の嫉妬……
さまざまな人たちの思惑が交錯して、時代の流れが作られてゆく様が
とても丁寧に描かれています。
そしてそれら時代の流れに翻弄されて、共に想い合いながらも
一緒にはなれなかった、世阿弥と幼馴染の亜火の幻想的な悲恋物語です。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「大江山花伝/鬼の泉/花伝ツァ/夢幻花伝」を収録。ずっと読みたかった「大江山花伝」が入ってたのでこれを買ったのだけど、駆け足気味でやや不満。鬼の話としては、「花伝ツァ」のほうが好き。「夢幻花伝」は、観阿弥・世阿弥の話をDOZI様流にアレンジしたもの。毎度ながら、そのアレンジっぷりに脱帽!将軍サマが好...続きを読むきだー