中原一也のレビュー一覧
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中原先生の書く「おやじ」は人間的な魅力に溢れていて、スパダリとは違う包容力や安心感があると常々思っています。ちょっとした会話の端々に、なんともいえない、煙のような格好よさがあって、おちゃらけたり真面目になったり、励ましたりからかったりする表情の変わり身がすごく素敵です。
だからこそ、今回の「おやじ」は、周りから「男が惚れる男」だとかなんだとか、書かなくても十分伝わったのになあとちょっと残念に思ってしまいました。
もちろん、すごく魅力的なんですが、でもそれを地の文と周りの人間の会話の両方からあまりにもダイレクトに書かれてしまうと、なんだか出来過ぎな感じがしてしまって。
それだけが残念なところで -
購入済み
魔性はつらいよ
名波本人にそんなつもりはなくとも、周りが修羅場と化してしまうほどの魔性。笑顔で親切にしたこともないのに、トラブルに見舞われて仕事を転々とする羽目に。挙げ句の果てに自殺を考えるまでに追いつめられてしまう。
気の毒なのは分かったけれど、なんというか・・・
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ネタバレ▼あらすじ
鬼島は元証券マンや銀行員、金融ブローカーをお客にする経済ヤクザ。
辣腕仕手師の伏見とコンビを組んで、荒稼ぎをしていた。組でも重宝される
存在だけれど、そんな鬼島の唯一の欠点は、可愛がっている弟だ。
自分がヤクザとはひた隠しにしていたはずが、ある日バレてしまい……!?
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なかなか読み応えのある作品でした。
というのも、鬼島(受け)がしっかりとヤクザなんですね。
ネコでしかもかなりのビッチなんですが、主導権を握られるのを極度に嫌うタイプで、精神的にはバリタチって感じの全く可愛げのない受けです(笑)
行動も言動も非常に男らしく、暴力も平気で振るいます。
それはもう容赦がなく、あ -
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後書きではアホエロだと書かれていましたが、私はハートフルエロラブコメだと感じました。
初・中原先生の小説を拝読したのですが、親父を書かせたら右に出る者はいないと言われている方だったのですね。納得です!
ランプの精こそキファーフの失笑ものの下ネタが楽しく、マグナムだのチョリソーだの生まなこだのきりたんぽだのと、よくもまあそれだけ語彙力豊かに下ネタを言えるものだ!と笑いながら感心しきりでした。
相手役のタスクくんも、ぼんやりしていて無欲なのが可愛く、キファーフに流されたり押し切られたりするのも愛らしかったです。
序盤から書かれていたカナヅチの設定は、途中から、ははーん…と予想するのは簡単なの -
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良いエロス、さすが中原一也先生。
極道×苦労性の会社員
中原先生の書かれる極道はなんでこんなに色っぽいかなぁ〜桜城やや先生のイラストももちろんだけど、文字の力がそれを超えて男前感が出てる気がする。受けの優とともにメロメロになりました。
しかし、極道のエゲツなさもちゃんと書いてあってちょっと心痛くなったよ。
最後はハッピーエンドなので、ご安心を。
でも、ちゃんと終わってない気がする。一翔もなんかなりそうだし、津村さんや喜一くんもなにかなりそうだし、シリーズ化だな!シリーズ化だよな!そうなったら嬉しいなぁ〜
早く鷺谷さんのもとに優が嫁ぐといいな(*'▽'*) -
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すっごい面白かった!!
鍵師だったころ、スリルを求めて犯罪を犯してしまい、刑務所から出てからはタトゥーアーティストとして生きている受けが、テロ組織が狙う金庫を警察から開けるように指示される。
その指示を言い渡しにきて連れて行こうとするのが攻めの岩谷。
むっさいようで、男のフェロモンだだ漏れな岩谷かっこいい!からかうように挑発するのに、優しくて暖かいとか狡い!!
ノーマルだった岩谷を挑発するように「抱いてくれるなら行く」といったら本当に抱こうとするし。
この受けの泉もツンなのに性根が優しい子だから読んでてきゅんとするし。
ストーリーもテロ組織から逃げる岩谷と泉+信頼できるはずの3人をも疑わなく -
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攻め:鮎川斉昭
受け:川崎
痴漢の冤罪が元でリストラされた上に妻がした借金を抱える川崎は給料が良いという理由で会員制高級男性専用クラブに面接に行く。
面接中に自分で認めていない性的嗜好を仄めかされるが、オーナーの抗いたがい魅力に吸い寄せられるように働くことを決めてしまう。
クラブでは当然のように地味でおとなしく、年齢も行っている川崎は浮いてしまい指名が入らない。そんな時、客に忘れ物を届けると客から誘われてしまい、慌てて逃げ出す。
大事な客に失礼を働いたことを咎められオーナーに仕込まれる日々が始まる。
頑なに自分が女性を愛せないことを認めないまま生きたきた受けが少しずつその殻を剥がされ暴かれ