中原一也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【あらすじより】
男の胸板をこんなにエロいと思ったのは、初めてだ
天才的な鍵師の腕を持ちながら、二度と金庫破りはしないと誓う泉。
しかし刑事の岩谷は、ある金庫を開けるよう依頼してきて――
「 抱いたら、少しは楽になるのか ? 」 ――鍵師の技を教えてくれた祖父の戒めを破り、金庫破りのスリルに取りつかれた
過去を持つ天才鍵師の泉。もう二度とあの頃には戻らない、そう誓う泉の前に現れたのは、無精髭に野獣の色気を滲ませる
刑事・岩谷。テロ事件に関わる金庫を開けろと要求され、警察嫌いの泉は強引な岩谷に警戒心を剥き出しにするが…。
かつて味わった鍵開けの欲求が疼きだし、火照る躰を岩谷に知られてしまい……。
【感想】
受けも攻めもかっこいい!読み始めは「あれ?」読んでいくと「ハラハラ」後半にかけて「ドキドキ」最後まですんなり読みきれた。 -
Posted by ブクログ
センセのオヤジ受初期作品。なので、受にオヤジ臭はあまり感じられません。どちらかというとお役所勤めのパッとしない地味受と言う印象が強い皆川。しかし、彼は二面性があって、女にはモテなくても実は老若男男食い散らかす魔性のゲイなのです。なぜか知らないうちに色気ダダ漏れで男が群がり、しかも流され侍で来るもの拒まずの姿勢で付き合うから、別れる時が大変。そんな時、上手く別れるために利用されるのが幼馴染みのコワモテな高森です。この高森も男っぽいのにスイーツが大好きという、おいしいギャップがあります。
「台詞は魔性の男でも、地味な見た目のせいか、仕事が決まらないと窓口に相談に来た中年男と職業安定所の職員のような雰囲気」と言う表現に笑った。
節操のない皆川のお相手だった男たちの顔ぶれがバラエティに富んでいて、ほんとに面白い。幼稚園児!からお年寄りまでずらり。そして、皆川が関係があった男たちの名前を殆ど覚えていないという残念さです。まぁ、大抵モテまくりの人ってそうなんだろうなと。いちいち顔や名前まで覚えてたら、やってられないでしょうね。気楽に体だけの関係と思っているのが、相手に対して無礼ではあるけど、あっさりしていて悪意が無いので何だか憎めないんですよね。
そんな中、皆川に対して憎しみを抱くヤカラが登場して、さすがの皆川も危機に直面するのですが。
前半はそんな皆川の性癖が愉快な方向へ進展して面白かったけど、後半高森への想いを自覚したり過去のトラウマが登場したあたりで、エロコメのムードが一転。そんなシリアスな展開にしなくてもと、ちょっと食傷気味に。単に愉快な妖精さんのうすぼんやりなファンタジーでも大丈夫だったのに。
高森と皆川の元カレたちとのマヌケな友情とかの、とことんアホらしい話だけで充分楽しかったと思います。なので、★がひとつ減。
ベッドシーンはとてもステキでした。特に高森が強引でなかなかカッコいい攻。これに小山田センセのエロティックなイラストがコラボして、最強な仕上がり。記号程度の記憶な元カレたちもいい味が出ています。