永井明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻に引き続き、急展開を迎え、ドキドキしています。
手術はどうなってしまうのでしょうか?
誰にでも訪れる「新たな一歩」
伊集院にも遅かれ早かれ訪れるこのスタートは貴重な経験になるにちがいありません。
教授選も1日を切ろうとしています。
それぞれの医師が同時進行でオペをする。もちろんすべての患者を助けたい。全ての患者が大切な命を持っているのだから。
第23巻のテーマは「託す」です。
朝田は伊集院に、荒瀬はバウマンに、鬼頭も国立も霧島も託されています。これらのバトンを受け取った時、物語はまた一歩大きく膨らむのですね。
感動の内容でした。次巻も期待大です!! -
Posted by ブクログ
「一人の命を救うために出来ること」ならば、執刀医であっても助手であっても関係ない。えらくても、えらくなくても、命が救えるのならばそれが「正しい」のであり、最も優先すべきことだと思います。
しかし、病院ではそうはいかないことが多いようです。命を救うことよりも大切なことになっている「立場」や「建前」。
伊集院は研修医という圧倒的低い立場から意見を通すことが可能なのか?がんばってほしいです。そして成長してほしいです。
そして第14巻のテーマは「霧島の本当に欲しいもの」です。
技術も十分持っている、地位もおそらくそこまで必要としていない。
自分を凡人と認めて強くなったが、満たされない欲望。
その -
Posted by ブクログ
医者は誰しも天才なのでしょうか?
勉強に関しては国家試験をパスするほどなので大抵の人は勉強が出来る人ではあると思います。
しかし、中には親がやっているので仕方なく、勉強は出来るが才能はそれほどないと思っている人もいるのではないでしょうか?
では、「凡人」は医療には必要ないか?
と問われば答えは「No!」です。
もしそうであれば医療は崩壊してしまうからです。
誰しも「最高の技術で治療してもらいたい」と思っているのに、一部だけ集中してしまうと集中した医療機関も負担がかかるし、集中していない医療機関も救える命を逃してしまうことになってしまいます。
そんな集中を防ぐために診療報酬を点数化して全国統一 -
Posted by ブクログ
ネット社会である現代では、オンラインで手術を見ることも、指示することも、そしてもっと未来では手術をすることも可能になってくるのかもしれません。
そうなれば、不足しているといわれている麻酔医を病院外から担当したり、機会の力をもっと有効に使うことができるかもしれません。
第12巻でもオンラインで海外の医師が助言を求め、日本から手術の指示をするシーンがあります。きっと法律でさまざまな規制がかかってくると思いますが、命を一つでも多く救うためにもっと進んでもらえたらと思います。
また、この巻では「霧島の演説」が注目です!
彼は何を武器に選挙戦を挑むのでしょうか?
彼も昔の彼ではありません。
この巻