永井明のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
読解力不足
以前読んだ時に、朝田に後遺症が残って弱体化しながらもNGOで奮闘してるENDだと解釈して残念に思っていたのだが、
2周目読んだ今、それが完全な読み違いだと理解した。
朝田が右手を気にしていたのは加藤ちゃんにキスされたからで、明真から去るのは加藤ちゃんの愛から逃げるためだったわけだ。
スッキリした。
いずれ友達である鬼頭に加藤ちゃんから逃げるためだったと話す日がくるのか……。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ医者を10年で辞めた著者による医者の仕事の本音が書かれていました。お医者さんは病気を治すすごい職業、やりがいがあって誇れる仕事とかいろんないいイメージがあったけど、いい意味でそれが少し覆る本でした。お医者さんも血が苦手だったり、毎日激務で患者に向き合うことができなくなったり、看護師さんに腕を試されたりいろんなお医者さんがいるのだと思いました。医学をいきなり勉強する仕組みが今の日本の大学システムなので、視野が狭くなりがちになるのではと思いました。アメリカは4年間リベラルアーツを学んだ上で大学院で医学を学ぶので、そっちのほうが人間的にも幅があるお医者さんが増えそうだなと思います。
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ネタバレ 購入済み
木原毅彦(だっけ?)が好き
最初は武田鉄矢のような外見でどう考えてもサブキャラ(寒キャラ)で、悪役としてすら雑魚なんだと思っていたのに。
お母さんの手術のくだりから涙涙で、教授選が始まってからはもはや一番愛おしい存在に。
最後の手紙でも泣かせてくれました。
お医者さまになったのだから、本当の意味では決して凡人なんかではないのだし(しかも大学病院の医局でそれなりに存在していられるのだから間違いなく医大の中でも良い大学を出てるわけで)、離婚してなお息子さんを医大に入れたお母さんを本当に尊敬する。こんな偉大なお母さんでは多少のマザコンは仕方ない。
マザコン駄目という風潮だけど、私はお母さんを大事にする人 -
購入済み
未読の方にはお薦めです
クーポンが来て、レビューの評価もよかったため、全巻一括買いの一気読みしました。
結果は、たいへん満足しました。
意外だったのは、そこそこの長編にもかかわらず、作中では短い期間の物語を起承転結をもって完結させていること。
昨今は張りまくった伏線を回収せずに、迷走を続ける長編漫画が多い中、伏線を余さず回収しながら一気に盛り上がるクライマックスは圧巻でした。
漫画ならではのご都合主義もないとは言えないのですが、それが無いとなかなか爽快感のある盛り上がりは得られないので、これでいいかと
未読の方には、一気読みがお薦めです。 -
購入済み
とうとう終わってしまいました。
こういう漫画を書く人は、やはり、医学のことを勉強しているんですかね?凄いですよね。絵も私好みでした。男の人はたくましくかっこいいし、女の人はセクシーでかっこいいです。
自殺についても触れていました。だから、全巻買ってみようと無料のお試しから入り、睡眠不足です!
これは、色々あるお医者さんの漫画の中でも、買って損はない、むしろ楽しく勉強出来る漫画でした。
人間関係において。
お勧めです。 -
Posted by ブクログ
おんもしろいなぁ。ただ読んでて君らもうちょっとリラックスしなよ……って言いたくなってしまう。とにかくお互いに牽制しあってメチャクチャピリピリしてるんだ。常に空気が半端じゃなく張り詰めてる。それがこの漫画の面白さでもあるんだけど。
しかし未だに朝田がどんな人物なのか掴みきれない。それは朝田の周りの登場人物たちも同じなんだろうけど。何をしようとしているのか、何を考えているのか、結果が出るまで誰も朝田の行動の理由を理解することができない。そして理解できた所でそれを受容することができるのはごく一部の人間のみ。
そろそろ加藤先生の活躍がみたいところですね -
Posted by ブクログ
なんか知らないけど最高に面白い巻だった。
まず冒頭のバチスタチーム6人の合掌。カッコよすぎだろホントに……もうそれしか言えない。加藤の失脚に対してどんな言葉をかけるでもなく、ただチームとしての成長を誓い、手を合わせる。もう痺れまくった。
そして真の悪の黒幕(と言っても過言ではない)霧島郡司の存在。ていうか教授会のワンシーンは画的にちょっと吹いてしまった。教授たちの悪人面がすごい、完全に悪代官の集まりじゃないですか。
この漫画は主人公がたくさんいるところが面白い。腐敗した医局に風穴を開けるが如き朝田、そしてそれに振り回され揉まれながらも成長する伊集院、医局の改革を目論む加藤、どれも本当に見