永井明のレビュー一覧

  • 医龍 7

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    第7巻でいよいよ麻酔医「荒瀬」がチームに加わります。
    麻酔医が手術でこんなに重要な役割を果たしているとは思いませんでした。
    加藤助教授が提唱する「三権分立」という内容がとても興味深かったです。
    これが実際に実現している病院はあるのでしょうか?
    第二の主人公ともいえる伊集院もこの巻で覚醒しはじめます!必見です。

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    2011年08月08日
  • 医龍 6

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    第6巻のテーマは「救命救急部(ER)」です。

    あらゆる救急症状をすばやく的確に判断し、命をつなぐ。
    まさに医療現場の最前線です。
    ここで一人の「麻酔医」に出会います。
    彼は心に闇を抱えていますが、どこか憎めないところがあって、弱さもあってとても魅力的で大好きな人物になりました。

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    2011年08月07日
  • 医龍 5

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    看護師はオペ室に入ることはできてもメスを握ることはできない。
    たとえ可能な技術を持っていても、緊急事態であっても手が出せない。
    それが「医師法」という呪縛です。
    より多くの命を守るためには、その呪縛を緩和させることは時には必要なのではないでしょうか?
    第5巻は「看護師」にスポットを当てていて、看護師の立場の危うさ、大変さがよく分かりました。朝田の過去も明かされます。

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    2011年08月06日
  • 医龍 4

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    チームのいいところは「自分一人ですべてを行わなくてよい」ということだと思います。人それぞれに得意分野があって、お互いに補い合って一つのモノを作り上げる。
    オーケストラもスポーツもオペも全てチームワークが絶対必要なのです。

    第4巻はチームで行うオペのすごさがよく分かる巻です。

    外科手術では執刀医が一番派手なので注目されますが、助手、オペ看、工学士とあまり注目されていないスタッフにも焦点が当てられているのでオペというものがより詳しく分かりました。
    この巻の見どころは「バチスタ手術」です!次巻へ続くので早く続きが読みたいです。

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    2011年08月05日
  • 医龍 3

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    病院では自分の死すら自分の意思で選択できないのでしょうか?
    医療の進歩のためとはいえ、患者をモルモットのように扱うことに不快な思いを抱きます。
    救急患者にしても同じです。病院も患者を選べないように、患者も病院を選べません。病院も選べるような制度が出来れば少しは変わるのでしょうかね?

    第3巻は「社会のルールと病院のルールは違う」ということがよくわかる内容です。院内政治の黒さが際立っていて考えさせられます。現場とそうでない組織との温度差は会社と同じところがありますね。

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    2011年08月04日
  • 医龍 2

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    医療も奉仕ではなく、経営していかなければなりません。
    だから、医療機器など取引上の接待は悪だとは思いません。
    しかし、欠陥があるものを使うことは悪だと思います。
    ゴルフなどの接待もムダだと思います。

    絶対的権力を持つ「教授」

    第2巻は教授の力に逆らえない医師を多く目にします。同じ医師であり、同じ立場なのにおかしな感じです。
    でもきっとこれが変えることのできない現実なのでしょうね。

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    2011年08月02日
  • 医龍 1

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    医療マンガですが、「医療の闇」の部分にスポットを当てつつも、独特の明るさでスッキリ読めます。
    医療マンガでヒーローといえば「外科医」ですね!主人公も天才外科医。もう一人研修医も登場するのですが、彼こそもう一人の主人公といえます。
    例えるならば、ドラえもんとのび太くんのような関係ですかね?!

    バチスタ手術はこのマンガで初めて知りました。心臓疾患にしぼってもこれだけのマンガが描ける医療ってすごいです。

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    2011年10月31日
  • 医龍 25

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    あー長かった、長い戦いが終わった、という気分。朝田が主人公なのだといつから意識しなくなっただろうか。その位脇役には脇役のストーリーがあって、そのストーリーが絡み合って・・・よく考えられるなぁと、凄い。

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    2011年05月14日
  • 医龍 25

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    ネタバレ

     終わってしまうのがすごく残念ですが、とにかく最後まですごいマンガで、涙、涙でした。ずっと嫌いなままだと思った木原さんとかタラブチさんまで、最後には幸あれと思えてしまう、目をそらしたくなるような弱い面、卑怯でいやらしい面を真正面でとらえて、深いところまでえぐるので、登場人物のだれ一人として、伊集院君のセリフをかりれば「嫌いでいられるわけがない」でした。もう少し朝田と加藤先生の関係の進展をみたかった少女漫画好きの私ですが、加藤先生の「私は一人でやっていこうと思います」というセリフが、何かを得るには何かを失わなくてはならないということを知っている大人の女性の覚悟があらわれていて、一巻で加藤先生が朝

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    2011年05月05日
  • 医龍 1

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    医療漫画の中で手塚治虫さんが書いたブラックジャックと同じくらい好きな医療漫画です。

    個人的にはドラマよりも漫画の方がオススメしたいです。

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    2011年05月01日
  • 医龍 25

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    ネタバレ

    鬼頭と朝田のやりとりに残念なのにこんなにも清々しい別れの形があるのかと思った。
    そして、ついに始まった教授選本選。
    棄権1名の全会一致の結果には驚いた。
    霧島の扱いが酷かったが、あれは霧島が教授になれないことを物語っているようでもあった。

    明真を去る朝田。
    でも、今までとは違う。
    一人じゃない。
    明真には、”ここ”には本物の仲間がいる。

    ずっと、ここにいるから。

    加藤のその言葉があったから、朝田は出ていけるんじゃないか。
    またね。と言った加藤にきっといつか会いに来るだろうと。
    そう思った。

    ヘイユー
    セイユー
    エイユー

    素晴らしい作品だった。

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    2011年04月16日
  • 医龍 24

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    ネタバレ

    それぞれの手術が終わり、新たな考えや気持ちが生まれる教授候補者3人。
    この新たな局面をむかえたことによりここにきて教授選がまた新たな動きをみせる。
    ここまできてこの緊張感を保ち続けているのがすごい。
    そして、始まる教授選、目覚める野口。
    野口の最後の一言に涙した。

    本物の仲間のいる加藤はもっと高い所に行ける。
    その覚悟はあるのか、野口のつくった“最高”の医局を超えられるのか。

    精一杯、やってみなさい。

    君ならできる。僕のつくった“最高”の医局の
    意欲的な改革者なのだから。
    そんな野口の気持ちが伝わってくるかのようだった。

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    2011年04月16日
  • 医龍 25

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    皆が、自身に信念にひたむきで、それ故に悩む、悩む。出来すぎな所もあるけどその姿がぐっと来る。そんな漫画。

    しかし、朝田の自由への信念は疑問。『やっぱり逃げなきゃな。捕まっちまう前にさ。』あんた、自由に囚われすぎだろ!

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    2011年03月01日
  • 医龍 25

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    各々のキャラが魅力的で、人間の描き方が最高です。特に、最後の伊集院と朝田の会話が! 完結が嬉しい分、悲しいと思える作品。

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    2011年02月27日
  • 医龍 25

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    25巻に関するものではなくて、全体に対しての感想です。

    とても面白い作品でした。天才医師がその腕を持って全てを救う、なんて話なのかと思い読み始めたのですがちょっと違って、タイトルにもなっている医龍という渾名の医師=朝田は主人公というよりは狂言回しで、本当の主人公は僕は伊集院という研修医だと思いました。

    元々は、悪い意味で普通の医師であった伊集院が、朝田と出会い、周りを巻き込んで徐々に変わっていく様はとても心に響きました。

    現実味の無い箇所は随所にあるんでしょうけど、医療の現場の現実を通して描く人間ドラマとして、とてもいいものを読ませてもらったな、という感じです。

    ラストが少しさっくりと

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    2011年02月26日
  • 医龍 23

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    ネタバレ

    前巻もあり得ない展開だったが、今巻も引き続き、いやそれ以上のすごい展開!
    朝田が下敷きは想定内だが、まさか伊集院に切れだと…?!
    そしてミキのでしゃばり発言…荒瀬とバウマンのやり取り…権藤と鬼頭のやり取り…
    どれもこれも唐突というか突拍子も無いが、面白い熱量を加熱させる
    ガソリン的役割を果たしている。


    面白いから切る―――


    こんな発想、思いもしなかった。
    しかし、自分の仕事と照らし合わせて、感じるところはありました。

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    2012年02月19日
  • 医龍 6

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    ドラマにはまって大人買い。大好きな荒瀬先生の登場巻。ドラマや映画化されてる作品だと、どちらかが面白くなくてガッカリすることが多い中、ひさしぶりにどちらも面白いと思った作品。キャラクターは漫画のほうが好きかも。

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    2010年11月28日
  • 医龍 24

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    ネタバレ

    読み終わってしまえば誰も死なず、選挙も加藤が1位で、
    なんて事無い結果ではあるのだが、
    やっぱりグイグイと引き込む力はあるなー。
    中田のパフォーマンスも唐突で出来すぎと思いつつ、
    伊集院の表情も含め、清涼剤のようにスーッと体というか
    頭に入ってくる。

    寝てる朝田を見てる加藤のいい女っぷりときたら!
    覗き込んでる時の背中からケツのラインがたまらん!
    そしてその後の表情!
    この画力には本当に感動するわ。

    朝田が息を吹き返した時のみんなの表情とかいいなー。

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    2012年02月19日
  • 医龍 22

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    加藤先生が大好き!
    野口教授が某上司に似ている気がする…
    医龍といいブラックジャックといい、外科系のお話は下手な冒険物のヒーローよりかっこいいですな。

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    2010年10月08日
  • 医龍 24

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    誰もが朝田の持つ完全なる天才性に憧れる。それでも誰もが彼のように高い理想にまっすぐ生きられるわけじゃない。能力がないやつはどうするか。不器用なやつはどうするか。大学病院で理想と現実との葛藤と戦うあらゆる生き方を見事に描ききった名作。それできみはどう生きるか。

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    2010年09月29日