永井明のレビュー一覧

  • 医龍 23

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    伊集院の成長を描いた感じのこの巻。

    アメリカのドラマ「ER」も研修医のカーターの視線から描いた物語だったけど、それにすごく似た展開を感じた。

    素人目線からは医療の世界は解りづらいから、研修医などの下っ端の立場から話を語る方が入り込み易いんだろうな〜。

    そろそろ全体的に終息に向かってる雰囲気なのでどうなるのか、楽しみ!

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    2010年07月20日
  • 医龍 1

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    医療の現場を題材にしているが、物語の展開の仕方やスピード感が凄くがーっと読める。
    全く予想もできない方向に進んでいき、これから結末はどうなってしまうのだろうか。
    こういう人間味っていうのもあるのだなって思うよ、朝田。

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    2010年07月01日
  • 医龍 1

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    朝田のキャラが突き抜けていて好きなのだが、最近目立ってなくてちょっと寂しい。またスカッとさせて欲しいな。

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    2010年02月19日
  • 医龍 19

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    君には、
    この頃やけに共感することが多くてね。

    強いリーダーシップ、 周囲に大きな影響を与える独善的な個性、 そして、
    目的のために、ひたすら駆け続ける執念。

    君が、 一番僕に似ている。


    もし君が、
    その天才的な外科の才能を持ち合わせていなかったら、



    やはり、
    権力を望んだかもしれないよ。




    ――かもね。

    (第150幕 客人)

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    2009年10月13日
  • 医龍 18

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    【人間同士、どんな関係であってもその間に権力は存在する。】
    【親友や恋人同士であっても、例外ではない。 人間というものを美しいと思うなら、 権力もまた美しい。】



    【――僕は、 権力が欲しいのであって、ポストが欲しいわけじゃない。】
    【どうせ明け渡さなければならないポストなど、 くれてやる。】


    【病におちて、 初めて至った境地だよ。】
    【………………】

    【……だとすれば、】
    【病におちて初めて打てる手も… あるんじゃない……?】



    【もしも、】
    【王将が、敵陣で成れるものなら、】

    【なんと彫ろうか。】



    【この王は簡単に取らせない。】

    【四面楚歌の中で必ず――】

    【天に

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    2009年10月04日
  • 医龍 17

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    【これから先、 僕が全力で人を救うことをしなかったら、】
    【なんだが… 君を裏切ることになるような気がする…】




    【僕は、 引き受けたよ…】

    僕が医者であることを。

    (第132幕 遺族)

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    2009年10月04日
  • 医龍 15

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    木原。



    もう、 何も心配する必要はない。

    君の処分はなくなった。
    【俺が医局の連中の名前を覚えたのは、】
    【戦略。 ――半分はそんな気持ちだった。】

    【朝田にも、】
    【誰にも破れない鎧をまとったつもりが、】






    し、 信じてました
    先生は、 人を切ったりなんかできないって…

    そうかな…?

    そうですよ。
    人と人との絆を、 何より一番大事にする人ですって…

    君がそう思うなら、
    そうかもしれないな。

    (第116幕 出世亡者)

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    2009年10月04日
  • 医龍 14

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    俺を殴れ! 殴れ、朝田。

    殴るんだ!! 【罪の意識が、】
    【俺にあったわけじゃない】 朝田!!
    【なのになぜ、 あんな事を叫んだのか…】

    【今なら、 ………わかる】

    【朝田に全てを、 ぶち壊してほしかったんだ。】
    【出世…プライド……】
    【全てを脱ぎ捨てて……】

    【もう一度、 お前と出会った頃の俺に戻りたかった。】



    【ずっと、】

    【おれはずっと、】
    【朝田、 お前が好きだった。】

    (第112幕 欲しいもの)

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    2009年10月04日
  • 医龍 13

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    最高クラスの選ばれた者だけのチームも必要です。 だけど僕が求めてるのは、もっと普通の当たり前のチームです。
    みんなが患者のために普通に努力して、 もし一人が欠けても誰かが代わりをやれるチーム。
    故障して動かないなんて事は決してないチーム。

    バチスタチームのように一つしかない特別なものじゃなくて、どこの病院でもたくさん作る事ができるチームです!
    そんなチーム作りの方が、 より多くの患者のためになるんじゃないでしょうか?


    英雄になんかなりたくありません。 ただの歯車でいいんです。
    もし、 桐嶋先生が作ろうとしているのが、そんなチームなら…
    お手伝いしたいです!

    (第104幕 請願)

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    2009年10月04日
  • 医龍 12

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    木原の下の名前を知っているか?


    ……… いえ。




    だろうと思ったよ。
    俺も、 そんな木原と同じただのありがちな凡人だ。


    加藤は若い世代を育てる事で、改革を進めるつもりらしいが。
    木原のような、
    なんの取り柄もない、 今さら変わることもできない男たちはどうなる!

    お前たちには見えないかもしれないが、 大多数が木原のような平凡な人間だ。
    患者軽視と言われようが、 誰かが彼らの存在を守らねばならない。

    ――俺は、 今は凡人である事を誇りに思う。
    平凡な人間たちとと共に、 根を生やして生きていけるのだからな。



    毅彦、
    木原毅彦だ。
    相手を人だと思うなら、 名前くらい覚えておけ。

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    2009年10月04日
  • 医龍 11

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    ………まさか、 まさかこんな術式があるなんて――――
    変性部位を切りとって心臓を縮めるのではなく―

    変性部位を
    二重に重ねて、 心臓を小さくするなんて―――!

    (第83幕 新バチスタ)

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    2009年10月04日
  • 医龍 10

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    そういえば、 いつもニコニコしてるママが……
    一度だけ、 顔を真っ赤にして怒った時がありましたね。

    …小学校3年の時、ママが離婚することになって… なんだか僕はすごくモヤモヤした気分になってて…
    夜中に家を抜け出して、 次の日になっても町をずっとブラブラしてた…



    何してるの、タケちゃん。 早く線路から出て!――って。

    びっくりするくらいの大声でしたよ。 僕はただ…
    少しの間家に帰りたくなかっただけで… 家出とか…そんなんじゃ全然なかったのに。

    …でも、
    すぐにまた、 いつものやさしい笑顔で…
    一緒に、 家に帰ろう―――って。


    ………… 一緒に家へ、

    帰ろう。

    (第81幕 手

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    2010年05月15日
  • 医龍 9

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    ……私が今までつらい道を選んできたのは――

    あなたと、初めて会った時から、
    ずっと、

    野口よりも、



    ロックはこっちだぜ。


    誰よりも――
    あなたに―― 認められたかったからかもしれない!!

    (第66幕 第二の敵)

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    2009年10月04日
  • 医龍 8

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    ……教授は何か、
    勘違いされているようですね。

    私は、 信念を曲げずに生きれるほど強い女じゃありません。



    今の私を動かしているのは、 信念ではなく――
    死んでいった患者の――

    遺志!
    彼らの怨念が、 これからの医局の舵を取る!!

    (第65幕 教授の資質)

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    2009年10月04日
  • 医龍 7

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    ……ど、
    どうして荒瀬先生を…!! 麻酔でたくさんの患者を殺した人ですよ!


    荒瀬の技術が、 患者に必要だからだ。

    !!
    ……今も、 医療を金でしか計れない……そんな医者なんですよ!!


    製薬会社と結託してヤバイ論文に手を貸した時から、 ――――何も変わってない。
    ――悪党の、 ままだ!!


    悪党を許せないなら、許さなくていい。


    あいつは、責められるために今も悪党やってんんだからよ。

    自分の犯した罪が、 一生かけても許されない事は、荒瀬もよく知っている。
    だから、 あの意地っ張りは他の道を選べなかった。


    これからも、 引き返すつもりはないだろう。




    ………… だが――お

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    2009年10月04日
  • 医龍 6

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    私はセンセイと兄を、 どうしても並べて見てしまうんです。
    論文のために朝田先生の才能を利用し―― やがて自分の都合で切り捨てる。
    真面目で堅くてどことなくモロい、 そんな性格も似てる…かな。


    ………そうね、 あなたから見れば何も違いはないわよね。

    そうじゃないんです。
    兄は医局で生き残るために、人間としての魂まで売ってしまいました。
    だけどセンセイには、 決してそうなってほしくない。
    あなたには医局に呑み込まれてほしくない、 そう思ってる。

    私の、 恩人だから。

    ……? 恩人?

    もしセンセイが私たちの前に現れなかったら、 今でも兄の呪縛に囚われて、
    暗い海を、 二人で見てたでしょう

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    2009年10月04日
  • 医龍 5

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    …………ごめんなさい。
    ――今はただ、自分が助かった事だけが、うれしいんです!!

    (第35幕 院内倫理委員会)

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    2009年10月04日
  • 医龍 4

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    誰かが助けてくれるのがチームじゃねえ。
    死にものぐるいで―― 全員の役に立とうとするのがチームだ。

    (第24幕 加藤の10針)

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    2009年10月04日
  • 医龍 3

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    ――私はね、
    生きよう生きようとしている心臓を見ると、 ――いつも赤ちゃんのように思えるの。

    ……赤ちゃん?

    そ。

    誰の胸の中にもいる―― 小さくて、元気な…… 無力な赤ちゃん。

    (第17幕 自殺患者)

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    2009年10月04日
  • 医龍 20

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    ?に至っては内容が脇道に逸れちゃってるじゃん…
    教授戦もいいけどさ〜。
    表紙が朝田先生の貴重なネクタイ姿だからまだいいものの。(何がだよ)
    ドラマはなかったことにしました。

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    2014年08月15日